EGKオフィシャルブログ -9ページ目

代表の想い~2022年~

毎年恒例となりました、EGK代表兼コンサートマスターの野村が練習の合間に団員向けに話した内容を
こちらでも紹介させていただきます。

「代表の想い=EGKの想い」として何かを感じていただき、
3日後の10月10日にご来場いただければ幸いです。

 

チケット予約はこちらから↓

https://teket.jp/3472/12326

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毎年、本番前のこの時期にお話しさせていただいており、今年もお時間頂戴します。

振り返って、2020年、コロナのため演奏会を行うことはできませんでした。
昨年、2021年は来場者を団員からの招待客のみという形で限定して行いました。
今年はようやくお客さまをお迎えして演奏会を行うことができます。
とはいえ、以前と同じような形というのは難しく、みなさまにもいろいろご協力いただいての開催となります。
ありがとうございます。

では、コロナ前の2019年の演奏会はというと、今年と同じく大和田さくらホールでの本番でした。
忘れることのできない台風一過の演奏会です。
そのときは何とかみんなに集まってもらい開場して本番を行うことに精一杯で、正直、本番を味わうどころではありませんでした。
今年は大和田さくらホールというホールで演奏会を行うことを楽しみたいと思います。
EGKはあまり響きの良いホールで演奏会を行っていません。
その中では、大和田さくらホールは響く方のホールだと思いますし、渋谷という立地にも恵まれた会場です。
是非、ここで行う本番を堪能したいと思っています。

大和田さくらホールでみなさんと演奏会を楽しむというのは私の今回の演奏会の動機となっています。
みなさんに私と同じ気持ちになって下さいと言うつもりはありませんが、みなさんも何らかの思いがあってEGKに参加してくれたのだと思います。
是非、その思いを達するべく本番に臨んで下さい。

毎年のように思っていますが、コロナが流行りだして以降、特に、演奏会を行うのは大変なんだと痛感しています。
私は、自分と一緒に音楽をやってくれる人と音楽をしている時間が心地よく、そして何らかの思いを共有することが幸せに感じられるからこうして毎年演奏会を行っているのだと思います。
そして、演奏会ができるのはみなさんがいてくれるからです。
本当に感謝しています。

最後にお願いです。
昨年もお話したので聞かれた方には申し訳ないのですが、2019年の時には、本番に会場に来られず出演できなかった方がいました。
私の中ではいまだにひっかかっています。
このご時世、用心してもコロナに感染してしまうことはあるでしょう。
身近なオケでも奏者が感染して本番出られなくなったというケースは発生しています。
EGKでもここにいるどなたかが出られなくなっても何とかして本番行うと思います。
でも、私はそれが一番辛い、一度一緒に演奏しようと言ってくれた方とできなくなるのは私にとってショックなことなんだと、ずっとひきずってしまうことなのです。
ぜひみなさん、コロナに限らず病気・けがをしないで本番を共に迎えましょう。

ご清聴ありがとうございました。

10/10の第23回EGK演奏会まであと100日!

指揮者の平尾です。
 
EGKは3年ぶりに一般のお客さまにご来場いただく演奏会を開催します。
(昨年は団員友人限定の演奏会とさせていただきました)

その3年前の演奏会も、前日に東京台風直撃という非常事態の中での開催でしたので、
今年こそは無事平穏に(でも演奏は熱い!)演奏会を開催できたらと思っております。

コロナ対策としてチケット予約制としておりますので、
入場無料ではございますが、
こちら↓からのチケット予約をお願いいたします。
https://teket.jp/3472/12326
 
 
【第23回EGK演奏会】
2022年10月10日(月・祝)13:30開場 14:00開演
渋谷区総合文化センター大和田 4階 さくらホール
入場無料・全席自由

<チケット予約>
コロナ対応のため、以下よりチケット予約をお願いします↓
https://teket.jp/3472/12326

<曲目>
サマヴィル/クラリネット五重奏曲
 Cl 相川 大輔、Vn1 野村 真奈人、Vn2 高橋 幸乃、Va 相川 美佐子、Vc 佐渡 慶一郎

コントラバス・アンサンブル「コンバース」
 Cb.平尾 純、伊藤 大、毛利 一馬、丹野 雅子
 ※曲目は当日発表♪

シューマン/交響曲第1番「春」
 指揮:平尾 純


第22回EGK演奏会 延期のお知らせ

2020年10月に予定していました第22回EGK演奏会ですが、
昨今の新型コロナウィルス感染症拡大の影響を鑑み、
2021年秋に延期させていただくことといたしました。

このような状況だからこそ音楽の力で世の中を少しでも明るくしたいという想いもありましたが、
やはり当日のお客さまの安全、並びに準備・練習段階の団員の安全を第一に考え
今年無理して演奏会を行うことは回避する苦渋の決断に至りましたこと、
ご理解いただければ幸いです。

来年の日程等につきましては、決定次第ご案内させていただきます。
公演を楽しみにしてくださっていたみなさまには申し訳ございませんが、
次回演奏会へのご来場を団員一同お待ちしております。

一日も早い事態の収束と、みなさまのご健康を心よりお祈り申し上げます。


P.S.一部のお客さまには先日、演奏会延期のご案内ハガキをお送りさせていただきました。
  引き続きEGKをよろしくお願いいたします。
 

ご縁

こんにちは。
今回初めてEGKに参加した、Clの瀬戸です。
 
個人的には5年ぶりのオーケストラ。
初めてご一緒する方も多く不安でしたが、
学生のころからずっとあこがれていたEGKは、すてきであたたかい皆さまの集まりでした。
 
練習回数が少ない分、毎回の練習が濃く、進め方も丁寧で指揮もわかりやすかったです。
 
本番前日は、台風で練習中止どころか、翌日の鉄道復旧がどうなるか、判断が難しい状況。
運営の方々の車同乗作戦と安否確認、ありがたく安心しました。
 
当日、台風の影響が大きく残るなかでの開演だったにもかかわらず、
お客さまが、たくさん!
舞台にあがってびっくりしました。
 
例年と比べても、多くのお客さまがお越しくださったとのこと。
ご来場予定だったのに叶わなかった方も多かったと思います。
動画が公開されているので、ぜひご覧ください。
https://ameblo.jp/egk-blog/entry-12538273199.html

https://youtu.be/-XeYKcEA2rI

 

演奏については、全員が集中して、同じ方向を目指してできたように思います。
自分自身は力不足で反省点も多いのですが、
それぞれの楽器のソロもすばらしく、各パートの音色と重なり、全員での響きにも感動しながら吹きました。
 
本番前週、代表兼コンマスの野村さんから「家族」というキーワードでお話がありました。
 
本番を終えて、お子さま連れ用の席もたくさん確保され、色々な方ができるだけ快適に楽しめる配慮がなされていたことや、
娘が指揮者の平尾さんにハイタッチしていただき大喜びだったことを知りました。
メンバーだけではなく、メンバーの家族、お客さまの家族も大切にするオーケストラなんだと感じました。
 
そして個人的に、家族、父を見送った年に『悲愴』を演奏できたことも、ご縁かなと思います。
これからの人生で、きっと何百回も、このオケでこのタイミングでこの曲を演奏したことを思い出します。
参加できて本当によかったです。
 
お越しくださった皆さま、ご来場予定だった皆さま、演奏者の皆さま、この文を読んでくださった皆さま、応援してくれた家族にも。
ありがとうございました!
またご縁があればうれしいです。

 


 

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この投稿をもちまして、団員による第21回EGK演奏会感想シリーズも最終回となります。
長い間、ご覧いただきましてありがとうございました。
引き続きEGKをよろしくお願いいたします。

 

メリークリスマス♪

メリークリスマス♪
 
ということで、指揮者の平尾です。
 
今年もクリスマスシーズンがやってまいりましたので、
恒例のクリスマスカードを今年ご来場いただいたお客さまにお送りいたしました。
 
毎年、私が一言書き添えてお送りしているのですが、
今年は台風の影響が残る中でご来場いただいたお客さまですので、
特に心を込めて書かせていただきました。
 
改めて言うまでもありませんが、本当にお客さまに支えられた演奏会でした。
ありがとうございました。
 
 
はがきにあります通り、来年の第22回EGK演奏会は
 2020年10月18日(日)@三鷹市公会堂 光のホール
となりました。
 
なんと、私の誕生日演奏会です(^^;)
 
引き続きEGKをどうぞよろしくお願いいたします。
 

ありがとうございました。

こんにちは、Hrパートの北岡です。
EGK第21回定期演奏会にお越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。
 
30分遅れながらも演奏会を実施できたことは、運営陣やホールの方、そして来てくださるお客様がいらっしゃったからこそです。
 
演奏会当日、前日の大型台風の影響で交通機関が乱れている中、足を運んでくださったお客様には感謝してもしきれません。
 
もともとEGKは短期集中ということで、練習回数は多くありません。
前日リハができず、そもそも演奏会が開催できるのかという不安もありました。
 
しかし、迎えた本番では予想を超える沢山のお客様がいらっしゃり、演奏できる喜びを噛みしめながら「悲愴」に臨みました。
 
個人的に、長年バレエをやっている身としてチャイコフスキーはとても思い入れの強い作曲家です。
今まで代吹は何回も経験があるものの、なかなか演奏する機会はありませんでした。
そんな中、EGKで「悲愴」をやることが決まり、演奏できる機会が巡ってきて嬉しかったのを覚えています。
 
普段、低音パートを担当することが多いのですが、10年振りに1stを吹かせていただきました。
体力面で心配な部分もありましたがパートメンバーが支えてくれたおかげで無事に終えることができました。
 
悔いが残る部分もありますが、それは次の演奏までの課題として日々の練習に励みたいと思います。
 
ありがとうございました。
 

記憶に残る演奏会

こんにちは。Fgの藤原です。
 
長年お世話になっているEGKですが、ここ数年はとても充実した活動ができていると感じています。
EGKに参加することを毎年楽しみにしています。
 
今回は団員各位にとって、記憶に残る演奏会になったのではないでしょうか。
 
大型台風の影響で開催できるかどうかヤキモキしましたが、
終わってみて言えることは、「開催できて良かった!」ということに尽きます。
練習の成果を発表できずに終わるのは、無念ですからね。
演奏できて、本当に良かったです。
 
また、交通機関の運行状況が不安定な中、来場していただいたお客様たちにも感謝です。
たくさんの方に聴いていただけて嬉しかったです。
 
さて、演奏内容を振り返りますと…
短期決戦型のEGKにとって最後の追い込みは非常に大事なのですが、
ゲネプロは中止でステリハも極短時間と、かなり不安の残る状態でした。
でもその分、本番では団員みんなの集中力が高まって、想いのこもった熱い演奏ができたのではないかと思っています。
 
個人的な感想を申しますと、今回の一番の難所は悲愴の冒頭のsoloでした。
練習でも多少緊張していましたが、本番の緊張感は全く桁違いでした。
心臓の鼓動が高鳴り、深呼吸してもおさまらず、
悲愴のテンポ感よりだいぶ早い鼓動をどう対処したらよいか、考えているうちに曲が開始し、慌てふためきました。
やはり本番となると冷静になれないものだなぁ、と痛感しました。
自分にとって緊張のコントロールが課題と認識でき、良い経験になったと思います。
 
EGKではのびのびと演奏させてもらえるところがありがたいです。
周りの優しさにつけこんで、私は好き勝手にやっていますが、それを受け入れてくれる懐の深いオーケストラです。
 
来年は何の曲をやるのか、今から一年後が楽しみです。
 

皆さん、ほんとにお疲れ様でした!

今回初めてEGKに乗らせていただいた、Vn1stの中島柊と申します。
指揮者の平尾さんを始めとするEGKの皆様そして、演奏会にお越しくださった皆様、誠に感謝申し上げます。
 
まず、何よりも楽しかったです!
今回のプログラムであるチャイ6「悲愴」は僕は初めてだったため非常にわくわくして練習日を迎えました。
このEGKオケの魅力はなんとしても、それぞれが音楽を作り上げていくことにあると思います。
指揮者である平尾さんが個人や各パートのやりたいこと、伝えたい思いを尊重しながら丁寧に音楽をつくっていきます。
早稲フィルでは、演奏者がいるのに対して、その演奏を良くするためにトレーナー、指揮者という存在があります。
しかしEGKでは演奏者と指揮者が一体です。
そこに明確な線引きはありません。
そのような新鮮さも僕には心地よく、練習の時から、より音楽を自分なりに感じ、解釈しながら取り組めたように感じます。
 
そして、今回ほど無事に本番ができる、演奏ができるということに対して感謝した演奏会は今までなかったのではないかと思います笑。
前日の練習ができない... リハがしっかりできない... その事実だけ見ればあきらかに演奏の質は落ちそうです。
でも、今回の演奏会は大成功だったように感じます。
みんなの演奏ができることに対する「感謝」そして「幸せ」の気持ちが演奏に出ていたからこそなのではないかと感じます。
 
音楽ができることに対しての感謝、幸せを改めて噛みしめることができた演奏会でした。
皆さん、ほんとにありがとうございました!
短い間でしたがEGKで演奏できて幸せでした!
 

「悲愴」の聴きどころ 〜シンバル編〜

こんにちは。
パーカッションパートの五十嵐です。
 
今回の台風で多くの被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
 
台風翌日の本番となり、交通機関の乱れもある中お客様は少ないのではないか…と思っていましたが、
舞台へ上がり自分たちの演奏を聴きに来てくださっている多くの方々の姿を目にした瞬間、とても嬉しかったです。
ありがとうございました!
 
私は今回、悲愴のシンバルとドラを担当しました!
3楽章の後半まで出番がなく、やっと来たと思ったらシンバル4発叩いてまたお休み。
次は4楽章後半のドラ1発、という構成です。
出番も少なく、しかもどれも単発なのであっという間に叩き終わってしまうのですが、これがめちゃ気持ちいいんです!
一つひとつの音をいかに良い音にするか、曲の雰囲気に合ったものにするか、ということを考えながら魂を込めて叩いております。
その中でも特に個人的に一番好きな部分は、最後4発目のシンバルを叩いたあとの余韻を、そこから新しく始まる金管のメロディーへ繋げる部分です。
ここは今までの3発とは違って少し区切りとなるような音なのかな〜と思い、叩き方を変えています。
で、その余韻をいかに自然に金管へ繋げるかを考えています。
響きすぎていつまでも音が残っているようではお邪魔だし、だからと言って早く余韻を切りすぎても物足りないし。。
という、この辺りでこういう音でこういう風に繋げよう!というイメージを持って叩いています。
そして、その余韻の中から生まれ出てくるメロディーを聴くのもワクワクします。
 
4楽章のドラは、難しいです。。
悲愴のドラは2回目ですが、何度叩いても正解が分かりません。
そもそも正解なんてないのですが、自分の中のイメージする音がなかなか出てこないというか。。
日々勉強ですね。
 
打楽器は叩きさえすれば音は鳴りますが、その一音ををいかに深く追求するか…そこが打楽器の面白さだと思っています!
メロディーこそ少ないですが、曲の雰囲気をつくる大事なパートです。
本番の演奏動画も上がっていますので、ぜひそのような細かい部分まで注目して聴いていただけると嬉しいです♪
https://youtu.be/-XeYKcEA2rI
 
今後ともEGKを、そしてパーカッションパートをよろしくお願いいたします!
 

 

チェロパート

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
チェロの小高です。
 
本番からはやくも2週間がたった今この原稿を書いています。
 
本番前日は、あした私は会場にたどり着けるのだろうか、メンバーは無事だろうか… 心配だらけでした。
 
当日、にチェロのメンバーがひとりずつ増えて全部のチェロ椅子が埋まったときの嬉しさといったら。
本番直前にはほぼ全メンバーがそろって、会場を見ればたくさんのお客様の姿。
こうやって演奏会ができることの喜びをいつも以上に感じた演奏会となりました。
 
さて今回の演奏会は、はーちゃんこと細田さんがチェロトップとなった初の演奏会でした。
チェロの向江君が10月はじめに書いたブログ記事では、彼がチェロパートについてこんなことを書いていました。
 
『パートのカラーが昨年のものから変わりました。
安心感ある先輩方と縦に続くラインナップの二色。
仕事は淡々とするけれど集団的な思い切りにはグラディエントがあり、つかみきれない(と考えられてそうです)』
 
本番のチェロパート、どんなカラーに聞こえましたか?
仕事を切々とするうえに集団的な思い切りにはコヒージョンがあり、つかみとっている(と伝わっていたらうれしいです)
 
次回演奏会の日程はまだ決まっていませんが、
また来年、会場でお会いできますように!
 
~おまけの解説~
向江君の文章は
「カラー」「二色」「淡」「グラディエント」でつなげた(つもり)だったそうです。
そもそもグラディエントって何?難しいって…!!