拝啓 谷垣禎一殿
7/30(日) いよいよ、谷垣財務大臣が出馬表明。この人は、北部とはいえ、一応京都出身だから、応援したいことはしたいのやけど、もともとが大蔵官僚。どうも、ワシは、好きになれへんね。。。靖国参拝しないは、別にええけど、「消費税10%にします」って言ったら、だれがこの人に投票するねん。。。アホちゃうか・・・。何にもわざわざ貧乏くじを引くために、総裁選に立候補せんでもええのにね・・・。
もともと、この谷垣っていう人は、超エリート官僚やった人や。だから、国民の味方と言うより、どちらかと言えば役人の代表みたいな考え方をする人である。800兆と言われている国と地方の抱えている財政赤字。これを何とかしなあかん。こんなことは誰も判っておる。でも、過去の自民党政権を見てみ。消費税を導入した人、率を上げた人、全部次の選挙で大敗して、政権交代になっているやんか・・・。
つまり、消費税という税金の取り方は、国民に一番痛みを感じさせる痛税感の大きい税金や。だから、これを触ると言うことは、とても慎重にしないとあかんのに、この人は、二言目には、スグ、消費税引き上げや。。。こんなので、通るわけがないで・・・。多分、これは、大きな猿芝居やね・・・。自民党総裁選挙を盛り上げるためのヒール(悪役)をこの人は演じているのやろう。それに、自民党には、閣内にも、これだけの幅広い意見があり、これを容認するだけの懐の深さがあるというところも、結果的にアピール出来るしね。。。
また、谷垣さんは、加藤の乱でも、総大将の加藤に、反乱を翻意させるために、詰め寄った重臣として名前を上げた。その後、十数名ではあるが、派閥の長になる。敵の少なさと、財政系のスペシャリストとして小泉内閣でも入閣した。ただ、小泉や安倍が体育会系だったのに比べると、いかにも文化会系やんか・・・。頭はええのやろうけど、押しの弱さもある。。。京都には、伊吹文明という元労相で派閥の長がいるが、同郷である以外、さして大きなつながりがない事から、伊吹は安倍を支持するやろうと言われている・・・。
まぁ、谷垣氏がマスコミ露出するのも、今がピークだから、念のために言っておくが、今の国とか地方自治体のお金の使い方は基本的に間違っておる。「無い袖は振れない」という言葉がある。お金がないから、いくらお金が必要な事態になっても、どうしようもないという比喩だが、今の役人たちや議員がやってきている行政は、「無い袖ばっかり振っておる」。
税金というものは、景気が良ければ増えるし、悪ければ減るもんや。だから、いかに安定的な好景気を維持しながら、税収を伸ばすかというのが、経済関係の担当する役人たちの本来の仕事であるはずである。ところが、これがぜんぜんうまくいってない。というより、しっかりと、景気をコントロール出来るほどの能力も技量も役人たち、つまり日本政府には無いのである。
だから、いつもいつも、毎年毎年、無謀な借金を積み重ねて、今さえ良かったら良い。後のことは知らんという「つけ回し」をやっとるだけや。。。行政にも、経営感覚が無かったらあかん。税収が芳しくない時には、職員給料を下げるべきやし、景気が良くなれば上げればよい。退職金かて、税収リンクにすべきやね。ただし、税率アップやら、新税は無しやで・・・。
行政の考え方を、その年の税収の範囲内でなんとかするという癖を、役人どもに、つけささんとあかんで・・・。いったい誰が、将来の予算まであてにして、喰ってしもて、ええなんてルールを創ったんや。そもそも、そんな権利が、今の我々、有権者や役所や国の行政担当者にあるのか・・・。と、言いたいね。。。。私は、議員やら役人らが、勝手にしでかした不手際や、膨大な借金は、己でケツをふいて貰わないと、気が済まん。。。何をしてても知らんぷり。いつの間にかガッポリ退職金貰って、天下りしとるような奴に、そんな責任をしっかり取ってもらうべきだと思うし、そうするのがケジメやと思うのだが、どうやろうか。。。こんなずさんなままで、増税しますったって、納得出来るはずが無いやんか。。。
今の国の予算は、半分が国債。だから、半分はその金利を払うのに消える。こんなアホな予算がどこにある。。ここにある・・・。こんなことをしているから、日本の経済の信用がどんどん下るんや・・・。ちょっと、荒療治やけど、デノミでもやったらどうや、100円を1円に。少しは目が覚めて、景気にも刺激材料になるで・・・。800兆の借金も、8兆円になったら、何とかなりそうな借金額になるような気になる・・・。
日本銀行がお札を刷りまくって、一気に国債を買い取ってしまうなんていう荒療治もある。そんなことしたら、世の中にカネが周りまくって、恐ろしいインフレになるかも知れないが、意外と、日本の経済は、これを飲み込んでしまうかも知れないやんか。。。。一気に国債残高が0になったら、一気に財政が健全化するで。。。そして、間髪を入れず、もう二度と役人が借金をして事業を出来ないという、縛りのある法律を作ってしまうんや。。。。質素倹約に努める。役所の仕事も大幅に減らして、役人の数も1/10ぐらいにする。もう赤字にならないような体質にしてしまうんや。。。
予算があるから、何をしようかと考えるのではなく、限りある税収で、なんとかやりくりをする・・・。こういう体質に早く、国や役所を改造しないと、役人天国はなかなか潰せない。つまり、役人にカネと力を与えないんや。これが行政改革の最終目的や。どや、この案、のめるか谷垣さん。。。
人のせいにするな!
7/29(土) 千葉市にある動物園のベンチに座った1歳の子供が、誤って仰向けに転落し、何と、後頭部に植え込みの枝が刺さって亡くなった。この事故で両親の過失は75%。千葉市が背もたれのないベンチやらで安全管理を怠ったので25%の過失として、千葉市に1200万円の支払を命じたそうな。。。。
これらの状況を考えると、これは、物凄く悲惨な光景やけど、この両親はいったい、この僅か1歳の子の安全のために何をしていたんやろうか・・・。子供を自分たちの不注意が原因の事故で、殺してしまったという、自分らの大きな落ち度を、事も有ろうか、千葉市のせいにしよった。こんなのに1200万円も、みんなの税金使ってええのか。。。こんなもの、子供から目を離していた親が悪いに決まっておるやんか・・・。何でもカンでも、人のせいにして、良い事と悪い事がある。こんなのゼッタイ、税金で払ったらあかんわ・・・。こじつけもええとこやんか。。。気の毒とは思うけどね。。。
だって、こんなのを一々認めていたら、道で滑って転んだから国の責任やとか、病院の冷房が効きすぎていて風邪をこじらせて死んだとか、プールで子供が勝手に泳いだら溺れて死んだとか、何でも人のせいにする・・・という悪い前例になってしまうんやないか・・・。これって、マクドナルドがカロリーの高い食事を提供し続けたから、肥満体になってしまった。だから損害賠償をせえ~。という、おバカな論理のアメリカと同じになってしまうやんか・・・。この徹だけは踏んだらあかん。。。
この亡くなったお子さんには、本当にお気の毒やけど、1歳の子がベンチから落ちる危険性はこの親には十分に予見出来たし、この子の安全のために、しっかりとだっこも出来たはずや。こんな大きな落ち度を放って置いて、人にせいにする。。。こいつら最低や・・・。
怖いのは、こんなのに乗せられて、同じように、悪いことをするような不逞の輩が出てくる事も、考えられることや。悪しき前例っちゅうやっちゃ・・・。前に、他の人にもカネを払ったのやから、ウチにも払えと、何でもかんでも、国や地方自治体を相手に裁判をかけたれ~とか、間違いなくなってくる。。。きっと、昔に事故死のあった親から、どんどんと、訴訟が殺到するで・・・。こんなの許してたら・・・。公園や動物園でも、どこであれ、死亡事故につながってしまうような危険はある。そんなの地球上のどこにいてもある。それらの危険を全部予知して、行政側が、ゼッタイ安全な、防護策を完璧に施そうと思うと、それは無理な話である。
「子育て」とは、有る意味、このような危険から自らの身を守る手だてを教える・・・という意味もあると私は思う。でも、僅か1歳の子供は、全くの無防備やんか・・・。親以外の誰が、この幼い命を守ってやる事が出来るのか・・・。あんたらにとって、この子は、自分たちの大事な大事な子供やろう・・・。あんたらしか、この子供は守れないのやで。。。子供は、親を選べへんのやで。。。もっともっと、この子を愛していれば、もっと真剣に、この1歳の一番危ない時期の子のことをちゃんと見ていたら、こんな悲惨な事件は、けっして起こらなかったはずや。。。それから、これだけは言っておく。「人のせいにするな!」自分の子供の事故死をカネにしようなんて、人として、こいつら最低や。。。
自分の子供の安全すら、ちゃんと守れないのなら、子供なんて産むな。。。ほんま、気分悪いわ・・・。
国税役人たちよ 恥を知れ!
7/28(金) ベストセラー小説・ハリーポッターシリーズの日本語翻訳者が日本の国税当局から35億円もの脱税を指摘されて、7億円もの納税を督促されている事が判った。ところが、この人、もう5年も前からスイスに移住していて、スイスに所得税も住民税もちゃんと払っているという。税務当局はスイスとも連絡調整しているようだが、このことは、いろいろな意味で「国とは何か」を問いかけている。
納税は国民の義務なのだが、それは、国という地理的な枠組みの上に存在する。日本人の中で、リタイアして、外国で余生を過ごそうと思っている人も多いだろうが、今回のことは、もう国という枠で、人間の行き来や、居住場所を自由に変えることの出来る権利を束縛することが、かなり難しくなってきていることを示している。
実際問題として、日本の高額所得者に対する最高税率は50%であり、例えば10億儲けた人は、半分税金で持って行かれることになるのである。ところが、この人が住んでいるスイスでは、最高税額は17%なんやそうや。もちろん、これは所得税の他に住民税も含まれているらしいけどね。。。つまりスイスでは10億儲けた人でも、1億7000万円しか取られないことになる。つまり、こんなことしていたら、日本中から金持ちはどんどん海外移住してしまうことになり、日本のように世界最高水準の高額税率の国からリッチなたくさん税金を払ってくれるような人は居なくなってしまうという可能性もあるわけである。。。
この行為自身は、課税回避行為とされ、非難されるのだが、実質問題としてどうだろう。税金で、5億取られるのが1億7千万円ですむ。。。誰でも税金なんて少ない方がよいと思うのが当たり前なんやないやろうかね・・・。
そもそも、日本に住む外国の人はどうなんやろう。日本で働いて稼いだお金に対しては、日本に所得税を払っているのやないんやろうか。日本に住んでいる在日の朝鮮、韓国、中国をはじめ多くの人は、日本に住民税を全く払っていないのやろうか。韓国や中国に、日本で稼いだお金でも、納税しているのやろうか。。。そんな話はあんまり聞いたことがない。。。
世界の海を行き来する船の世界では、リベリアやパナマなどのあまり耳にしない国の船籍の船が多いのは、ご存知の方も多いだろう。多くの国では、船にも税金を課している。だから、タックスヘブンと呼ばれるこのような船に対する税金が全くかからないか、極めて安い国に船の戸籍を置くのである。船は、いろいろな国に行くのだから、どこの国の船籍であっても全く関係がないからね。。。このような小国が何十万隻もの船を持っていて、少しだけのメリットをその小国にもたらして、特徴有る国づくりをしている。。。船の世界では当然の課税回避行為・・・。これが世界の常識や。。。
それにしても、今回の日本の国税当局の感覚なら、日本に住む外国人は、本国に納税しなさい。日本には、全然税金を納めなくてもよろしいですよ・・・と、なってしまう。。。本来、税金は、その土地に住んで、様々な行政サービスを受けるために必要な費用を、住民税の納税という形や、消費税での課税とかいう形で、納めている。その金で、道路を整備したり、ゴミの収集やら、警察、消防などの基本的サービスを受けるのだから、これは、地元納税主義で、異論を唱える人は少ないやろう。
問題は、所得にかかる税金である。これは、人が移住したりすると、お金も一緒に動く。これを「何国人であるか」・・・という枠で税金を集めようという感覚を日本の国税当局が持っているとしたら、それは、あまりにも古くさく、大きな間違いだと思うのである。税率や税の種類なんていうのは、国民から、どのぐらいの税金を集めて、どうしようという、いわば国策である。その税率を高くすれば、金持ちが逃げるし、安くすれば、リッチな人が多く集まって、高い買い物もしてくれるし、経済も良くなる。
より良い国とは、税金が安くて、行政サービスが整っていて、治安維持にしっかりお金を掛けている。物価が安くて、人が親切で、季候の良いところ。こんなところであろう。世界中の国々が、こんな理想的な良い国を目指して、「国づくり」をしているのだから、今回のような日本の税務当局の勇み足は、私にはとても奇異に映る。というか、実は、日本という国が、最も基本的な部分で、国家の中で、何の意志統一もされていないことを露呈したのではないか・・・と、さえ、思っている。
税金を集めるのが仕事なのは、判るが、自国に住んでいる人の税金も取り、他国に住んでいる人まで、税金を取るというのは、自分のものは、じぶんのもの。他人のものも自分のもの・・・という感覚だから、とても他の国の税務当局に受け入れられるものでしないやろう・・・。むしろ、日本という国がまだまだ未開で不可解な税金徴収ルールの下に徴税作業が行われている事に驚く。
企業会計でも他国に進出した多国籍企業との間に、いつも「見解の相違」という記事がよく新聞に載る。日本の徴税に関する国内法がまだまだちゃんとした国際ルールに適応出来ておらず、こんな法律を放置し続けている議員たちにも責任がある。もっと、はっきりとした法律を作って、明確なルールを多国籍間でやっておく必要があるのやないやろうかね・・・。外務省とか国税局とかのセクト意識に捕らわれている暇は無い。世界は、刻一刻と動いているのやからね。。。
これだけ国際化国際化と言われているのに、何にも変わっていない日本の役人たち。少しはちゃんと、国際的な勉強もしたら。。。恥ずかしいわ。。。
国勢調査は警察にやらせよう
7/27(木) 火曜日の朝刊に、国勢調査の回答を全部郵送にするなんて、馬鹿なことが書いてあった。聞けば、2000年の調査の時は、国勢調査の未回収率は0.5%だったのが、2005年の調査票の未回収率は、5パーセント近く・・・。つまり、20人に一人もの人が国勢調査に協力してないという事や・・・。日本人のええとこは、几帳面で真面目なところである。この手の調査というのは、限りなく100%に近くないと、意味がない。
ところが、昨今の個人情報過保護ブームや。。。私は、最近の一連の世の中の流れは、少しピントがずれていると思っている。私に言わせれば、個人情報超過保護条例である。まだ戦時中の特高警察や憲兵隊のように、国に個人のことが洗いざらい判ってしまうことに、極端なアレルギーを持っている人なんて残っているのやろうか・・・。私は、国民の義務として自分の情報をちゃんと国に管理してほしいとさえ、思っている。国民総番号制に大賛成や。何か脱税などの悪いことをしとる奴だけやんか、こんなので困るのは。。。。
昔は、電電公社の電話帳に電話番号を載せないような人は、ろくに所得もない人とか、過去に犯罪を犯してしまってようやく出所してきた人とか、借金取りに追われている人とか、つまり、まともな人は電話帳に自分の名前と住所と電話番号を堂々と載せて貰うのが当たり前やった。電話を持っていることがステータスでさえあった時代もあったからね。。。
逆に、電話帳にも載ってないような人は、まともではない、社会的に恥ずかしい事であっとも言えたやろう。。。では、なぜ、電話帳に自分のデータを載せるのを拒む人が増えてしまったのやろう。。。それは、モラルの変化である。電話というものは便利なものだが、これをお商売に利用する人が増えてきたのである。電話機のベルが鳴れば、その電話に出なければならない。つまり、好むと好まざるとに関わらず、自分の時間を相手の目的のために取られるのである。
その電話は、大概の時は、何かの売り込みであったり、勧誘であったりするものだから、電話を取ると、あんまり良いことがない場合が多い。それと、携帯電話がここまで普及してくると、固定電話は、すっかりネットにつなげるだけの意味しか持たなくなり、もっと悪いことに、ストーカーに使われる事もある。。。こんなことから、電話帳にデータ掲載を拒否する人が増えてしまったのである。
おまけに、ワンルームマンションで一人暮らしする人が飛躍的に伸びた。女の人の一人暮らしはやっぱり危険なので、ポストや表札まで出さない人も増えた。このことが、隣の人の名前も知らないという、過度に部屋の中という居場所に閉じこもる性格を助長してしまったのではないやろうかね。。。でも、本当は人は一人では生きられないものやし、友達はやっぱり欲しいものやし、お隣りさんとも仲良く生きて生きたいなんて思っているもんや・・・。ここに葛藤がある。
国勢調査は、その年の町内会長さんが、必死になって回収率100%で頑張っているところがほとんどや。その調査員のいないところは、区役所の職員が回っている。ところが、この人らが公務員だから、9時から5時までしか、「お働き」にならない。そんなので調査票を集められるはずがない。夜掛け朝駆けせんとね。。。私は、今回の郵送方式の調査票回収は、公務員の怠慢が目的やと思う。なかなか回収出来ないから、やらない。やる気がないのである。調査票を出さない人のせいにするだけ・・・。そんな気がする。5年に1度の調査ぐらいちゃんとせえや・・・。この調査に協力せえへんかったら、年金とか健康保険とか、水道、電気を止めるぞ・・・ぐらいのことをしてもええのちがうか。。。縦割りの日本じゃなかなか難しいけど・・・。
これは私の案だが、調査票の回収を地域の警官がやったらどうやろう。。。このついでに、住民票と付き合わせる。水道電気電話NHK年金納税全部総合的に合っているかを徹底的に調査する。これで不法滞在の人とか、指名手配犯とかをしらみつぶしに出来る。この調査をする権力を警察に与えるのである。この調査に協力できひん人は、やっぱり、何某かの都合が悪い人である。こういう奴らの一掃にもなるし、地域の警察が、その地域一軒一軒をちゃんと回って、ここには、どんな人が住んでいるかという基礎データの収集にも役立つやんか。おまけに、5年に一度のために雇っている公務員をクビにして警察に人員を回せるやんか・・・。治安も格段に向上するで・・・。
現在、国勢調査の調査内容は、統計とか利用出来ない事になっている。なぜ、ここまで多くの税金をかけて、大がかりな調査をしているのに、これを犯罪予防や、不法滞在などの反社会的行為の撲滅のために使わないんや。。使わないそっちの方がおかしいのとちがうか。。。警視庁と総務省の違いがあるのは判るが、一緒にやったら、もっと効率的で無駄のない税金の使い方になるのやないかね。。。
こんな風に、国の仕事も地方の仕事も、別々の役所が別々の予算で、やっている場合がほんとに多い。これらをまとめることによって、膨大な予算が節約できる。地域の警察官と区役所員ぐらい同じ人がやったらええと思うのやけれど、どうやろうか。。。
日本の医療体制は守られるのか
7/26(水) お店をやっていると、いろいろな場面に出くわす。。。一昨日も、通りがかりの男の人が血相を変えて、お店に入ってきた。ついそこで、初老の女性が倒れているというのである・・・。えらいこっちゃと、慌てて、店を飛び出して現場へ走って行ったら、60代ぐらいの小柄なおばあちゃんが道に倒れたはった。タクシーの運ちゃんに、救急車の連絡を頼んだらしいのだが、待てど暮らせど、一向に救急車が来ないのだと言う。
そんなことを言っている場合かいなぁ・・。急いで携帯から119番に連絡した。どうやら、現場の場所の説明がうまく行って無くて、救急車は、現場付近をうろうろしていたようである。電話している間に、救急車がやってきた。こっちや~と大きく手を振って、やっと到着・・・・。それにしても、周りに私とヨメさん以外に2人、合計4人も人間がいても、何にもしてあげられない。情けない事やね。。。おばあさんは救急車に乗せられて、10分ほど行き先を捜してられた後、病院へ搬送されていった。最初見た時には、少し動いていたので、大丈夫かと思っていたが、担架で運ばれている時には、あんまり意識が無かった。。。大丈夫やったらええのになぁ。。。
それにしても、日本という国は、ええ国やね。道を歩いているだけの人でも、誰かが見つけて、具合が悪くなっても病院へ連れて行ってくれる。こんな国は少ないで。。多分。。。病院へ行きたくてもお金がないから行けない国の人も多いし、その病院すら、近くにほとんど無い国も多い。そう思うと、日本は有り難い国やね・・・。国民皆保険やし・・・。
医療というのは、実は、一番有り難い行政サービスの一つである。治療費の負担の出来ない人でも、みんなの負担、つまり税金で安く医者に掛かる事が出来る。北欧の国にゆりかごから墓場まで・・・をスローガーンにした社会福祉がとても進んでいる国がある。いかにも社会主義的な考え方だけど、この面では、極めて先進的な社会システムでもある。
このような国では、病院に掛かる費用や、学校の授業料などは、全額を税金で賄っている。だから、収入の半分は税金に持って行かれる。でも、この国々の国民は、それはそれで納得している。高福祉高負担・・・それがこの国のコンセンサスであり、国民にとって国とは行政サービスそのものであると言うことを体現している。そんなところやろう。。。
ただ、こんな国は、世界では、極々稀で、ほとんどの国の人が高度な医療を受けることなく事故や病気で亡くなっている。これは不幸なことやね・・・。日本は、これらの北欧の国々には遠く及ばないけれど、負担はそこそこで、まあまあ高福祉を目指している方なのやろうか・・・。それでも、最近は、病院で払うお金は、昔は、1割負担やったのに、いつの間にか2割、3割と、じわじわと増えてきている。。。。
日本人が、かなり高齢化が進んでしまってきた、というのもあり、日本人が何でもないのに医者に通いすぎる。これも原因や。。。貰わないと損みたいに、飲みもしない薬を大量に貰っておる、おじいちゃん・・・。それも税金から補助されとるんやで。。。ホンマ。。。病院にはいろいろな人がいる。ほんとうにこれだけの人らが、みんな治療を必要として来ているのか。かなり疑問に思うときがある。交通事故で、休業補償を稼ぐために、ずっと長い間入院しているようなヤツ。こんな人らにも、何がしかの歯止めが必要やで。。。
ほんと、一部の人たちが、みんなの大切なお金を食いつぶしておる・・・。私は、本来、病院というところは、あんまり快適にしたらあかんと思う。ホテルのロビーと見間違うような待合室。エアコン、テレビ完備の病室。3食昼寝付のパラダイスのような病院にしたら、みんなが息抜きのために入院しに来ているのやないか・・・とさえ疑いたくなる。
1回病院に行ったら、1週間は痛みの残る注射を1本は打つとか。とてつもなくまずい病院食で、外からはゼツタイに食料を持ち込み禁止とか。午後8時には消灯。朝5時には、起床して、動ける人はリハビリ開始。けっしてさぼらせない。。。こんな厳しい環境に、病院をわざとしておくのである。1週間を超える入院患者は、さっさと山の中の土地の安い療養所に移転させて、病院は、重病の人だけを治療する場所に徹する。テレビもまともに映らないような辺鄙な療養所なら、早く出たいと思うやろう。そのぐらいせんと、あかんのと、違うやろうかね・・・。
モラルの崩れかけている現在、病院だけ聖域なんて出来ない話や。このまま放っておいたら、病院は浮浪者や極貧のプータローらの駆け込み寺に、なりかねないのやないやろうか・・・。日本の善意が大前提の良い医療体制も、いつまで続けられることやら・・・と、救急車のサイレンを見送りながら、ふと、心配になった。。。
TOBは体の良い乗っ取りやんか・・・
7/25(火) 製紙最大手の王子製紙が、5位の北越製紙に経営統合を提案したと発表した。王子製紙は、北越製紙にラブコールを送り続けているのだが、7月23日に決めていた期限までに、色よい返事が貰えなかったことから、8月中旬から株式公開買い付け(TOB)で北越製紙株の過半数を取得し、子会社化した上で統合する方針であるという。もし、この経営統合が実現すれば、売上高世界第5位の巨大紙パルプメーカーが誕生すると共に、これが成功すれば、上場企業同士では初の敵対的買収ということになる。
ただ、北越製紙は、三菱商事に支援を求めていて、三菱商事対王子製紙のひっぱいあいの様相も呈してきた。会社は誰のモノかという以前の私のコメントでも述べたが、このような欧米型の買収劇というのは、日本の風土になじむのであろうか。。。という問題が残る。企業同士の統合は、相思相愛で初めて、うまくゆく。今回のように片思いの状況で、一方が勝手により小さい会社を乗っ取れるようになれば、より強者が弱者を喰っていくことになり、企業の寡占がより強まることになる。このことが、日本にとって、本当に良い事なのだろうか。。。日本の今後を占う意味でも、この動きは注目される。。。
私は、もし、こんなことを許せば、勝ち組はより大きくなり、負け組は強い者の下に入らなければならないという、自然界のような掟が人間社会でも起きてしまうと、思う・・・。いかにも狩猟型民族の乱暴な考え方である・・・。これが、社会とか経済の発展に果たしてつながることなのだろうか・・・。私には疑問に思えてならない。社会というものは、効率よりも多様性が求められるべきであろうし、これがより素晴らしい製品を競い合って創りだして行くという活力になる。
企業の寡占が続けば、こういった努力無しに、一定の安定したマーケットを守りさえすれば喰っていけるという、ぬるま湯体質が出来る。資源のない国・日本でこんなことをやっていたら、いずれ外国のより効率化を求める企業群に日本中の企業が食いつぶされてしまうのではないかという危機感がある。。。
アングロサクソンが決めた今の世界的なビジネスルールには、その地域には合わない部分がある。だから、このアジア人から見たら、明らかに偏向したルールの中に、日本流の企業観や日本的なアジア的な価値観も、盛り込んで行く必要があるのではないか。。。会社への忠誠心、あくなき品質へのこだわり、働く人にとっての企業のあり方、このあたりが、日本が世界に発信出来る良い部分なのやないだろうかね。。。
念のために言う、会社は株主のものではなくて、社員や経営者のものであると私は思う。株主はただの利害関係者であって、カネを出しているだけの人である。株価が安ければ買うし、高くなれば、平気で売る。企業に何の執着心もない、儲けのために動く、ハゲタカのような人たち。それが株主の実態や・・・。会社がこんな人たちに経営が委ねられて良いものか・・・。やっぱり企業は経営者と社員のもの。。。その方が、日本人にはしっくり来る感覚や。。。
かつて、ジャパン アズ ナンバーワンと称された日本型の企業経営術が、世界的に注目された時期があった。終身雇用で安心して仕事出来る環境。より高い技術力を生み出すための経済効率を度外視した研究。会社人間を育てることが企業の成績に直結していた時代。。。今の日本がもう忘れてしまった世界がここにあるような気がしてならない。。。
中国は分割させるべき!
7/24(月) 世界の国々は、自国の経済などを把握するために、様々な統計を取っている。人口や、戸籍をはじめ、工場の出荷量などたくさんの指標がある。我々日本人は、この統計というものが、「正しいもの」であるという大前提で、いろいろな事を考えている。ところが、ちょっと前まで、自国の正確な人口さえも、まともに掴んでいなかった国がある。お隣の国、中国である。
私は、自分の国の人口さえ掌握出来ていなかった国が、たった数年で、いきなり国民総生産(GNP、GDP)や国民純正産(NDP、NNP)経済成長率、景気動向などの詳細な資料を、急に出せるようになったという事が、実は全く信じられないのである。恐らく、中国は、国がだいたいの計画を決めて、これをそのまま適当に、発表しているのだと思う。
このことは、どういう事を意味するか。つまり、中国という国は、自国に都合の良いようなデータを作って、それを公表することによって、いわいるプロパガンダが出来てしまうということなのである。。。統計というものは、事実をありのままに集計することに意味があって、ある意志に基づいて作られた数字などは、捏造ということになる。だいだい、詳細なデータを取ろうとしても、国民の一部に読み書きが出来ない人もいる。地域によっては、言葉も違う。どうして意思の疎通をしているのかと思われるところまである。そんなところで、今月観光客が何人あったとか、その人らが、どのぐらいのカネを使って帰ったとか、工場でも、どれだけの製品が出荷されて、どれだけの商品が盗まれて(笑)とか・・・。そんなデータが取れているはずがないやんか・・・。
まして、あの国民性である。自分のモノは自分のモノ。会社のモノもうまくいけば自分のものなんて、ホント、ええかげんなお国や・・・。こんなお国の発表する今月の統計資料なんて、信用出来る訳がないやんか・・・。つまり、かの国のお役人たちは、上から怒られないように、適当に出荷量を上乗せして報告する。これが普通である。公司とよばれる会社でも、平気で嘘の報告をして、自分の給料が下がらないように画策する。残念ながら、これがこの国の常識。。。。この嘘の積み重ねが、「絶好調の中国経済」という嘘を、創り上げているとしたら、どうだろうか・・・。恐ろしい恐ろしい。。。
このお国は、中国共産党の一党独裁の政権である。ところが、社会主義とは全く正反対の改革開放路線で、確かに大金持ちがどんどん増えている。中国の人口は13億とも15億とも言われている。この前の台風でも500人もの人が死んだそうや。人口は日本の10倍以上やから、何でも10倍以上。いくら貧しい国と言っても、しっかり稼いで金持ちになっている人はいる。その比率は、ごくごく低くても、その数は日本の10倍以上やから、もう立派なお金持ちの多い国になっていることは間違い無い。
ただ、日本と徹底的に違うのは、極貧の人が大多数やということや。中国の9割9分以上の人は貧しい。でも金持ちの人が僅か1%だとしても、15億人の1%なら1500万人である。日本の人口1億2千万の1%なら、たった120万人だということになる。この金持ちという定義を10億円以上の資産を持っている人と仮定しても、中国は10億円×1500万人・・・、日本の10億円×120万人と比べたら、桁違いに中国の方が総資産が多い事になる。
何が言いたいのかと言うと、つまり、中国というのは、マンパワーが全てだということなんや。人の数が多いというのは、掛け算。日本のように1つづつ積み上げるような足し算の国ではない・・・。こんな国が日本の近くで、どんどん所得が上がってきて、日本人並の生活をしだしたら、いったいどうなるか。。。想像がつくだろうか・・・。世界中のエネルギーの3割はこの国は使う。生活が豊かになると食料も足らなくなる。つまり、食い扶持が多い分、消費量が少し増えるだけで、ものすごい量の供給が必要になってくるのである。まさに爆食大国、中国である・・・・。
石油でも食料でも資源が足りないようになると、恐らく、資源獲得戦争が起こる。資源が何もない日本は、当然中国とぶつかる。となると、近い将来、日本は必ず食料と資源危機になる。そうなる前に、食料安保、資源安保をしっかり日本はやっておくべきやろうね。。。具体的には食料の自給率を積み上げる。石油の備蓄やロシアルートやシベリアルートのパイプラインの建設と権益の確保。太陽光や風力、水素、潮位などの代替エネルギー開発などである。
おっと、その前に、日本はゼッタイに、やっておかないといけないこと。それは、中国の丼勘定の統計を、まともな使える正しい数字にしなさいと、言わなアカン。なぜなら、嘘をつかれると、困るのは周りだからである。人口が抑制されたら、市場は安定するけど、逆に人口が増えたら、世界市場の価格がはねあがるからである。日本に取ったらこんな迷惑な事はない。
中国もWTOに参加して、自由貿易の恩恵を得たいのなら、まず、己の事を正しく把握するだけの事だけは、最低限、やってもらわんとあかん。つい数ヶ月前に出した経済指標が、たった2月ですぐ訂正訂正・・・。こんなええかげんな事をやられていたら、国家の威信にも関わるやろう・・・。中国は、自由主義の「ええとこ取りだけ」して、非民主主義はそのままの独裁政権。こんないびつなことが、いつまで続くと思っているのか・・・。腐敗役人や、賄賂浸けの共産党幹部たちに、国民の不満がぶつかることになったら、この国はひょっとしたら内部分裂を起こす。ソ連が分かれているのに、中国だけそのままなんて有り得ないし、それが本来の民主化の流れや・・・。本当は、こんなバカデカイ国は、たくさんに分割して、危険度を下げるべきである。そうしたら、もう少し、全体としてまともになる。。。。そんな気がする。。。
民主主義勢力の台頭による、中国分国。これ日本の政策目標にしても良いかもね。。。日本の安全保障のためにもね・・・。
パワーゲームは蜜の味
7/23(日) 福田氏が9月の自民党総裁選に出馬しないことを、正式に表明した。このことは、ひょっとしたら、自民党には不利やろうね・・・。総裁選が盛り上がらないと、国民の関心が政治に向かいないし、そうなると、自然と政治離れが起こる。あんまり無関心層が増えると、安定的な政権の維持には、マイナス要因として働く。。。
北朝鮮がミサイルを撃ったり、核実験をやったり、相変わらずの瀬戸際外交を繰り広げていると、どうしても、日本でも、危機を煽るような政権がうけてしまう。。。だから、安倍ちゃんにとって、これは有利に働くやろう。。。ところが、もし、これが何もないような、平和な日本が続くと、安倍政権が9月に実現しても、意外と長期政権にならない気がする・・・。これはカンやけどね・・・。つまり、この政権には燃えるための燃料が要るっちゅうこっちゃ。。。
北朝鮮や中国とむけむけの感覚で、ケンケンがくがくの言い合いしていても、実際問題として何も話が進まない。日本が北に経済制裁を強化しても、中国が食料支援をするやろうし、拉致被害者を帰せ返せと叫んでみたところで、本当は共和国の秘密を知りすぎている人を、返せないし、ひょっとしたら、酷いことをして、もう殺してしまっているかも知れない。返さないのではなく、これがばれたら困るので返せないのが北の本音なのかも知れない。。。
日本は、まだ中世のような政治機構の北朝鮮や中国を何とか、安全に誘導して、自国にとって安全で、ウィンウィンの関係にせなあかん。問題は、これが安倍ちゃんに出来るかどうかや。これは、厳しいやろうと私は思う・・・。恐らく若すぎるし、発言にトゲがあるから、また反目するだけやろうね。。だから、何かの時に、日本はまた小競り合いに巻き込まれるやろう。。。
韓国がまた海洋調査をやってきよる。中国が日本のEEZ間際で海底資源を堀りよる。尖閣やら竹島の領土関係は、必要以上に両国のナショナリズムを駆り立てる。日本は海上保安庁だけでは危ないからと、自衛隊を護衛に出す。それにまた中韓が反発する。こんなストーリーは、見えているやんか。。。
次の首相は、他国に屈服せずに、特アの国々と、関係改善を図るという、相反するようなことを同時にやらなあかん。これは厳しいで・・・。それに、もうひとつ心配なことに、安倍氏は、「策におぼれる」ような可能性がある。これは、以前に、竹島付近の海底調査を日本側から仕掛けたとき。喜々としてして、日本が有利なように事が進んだ。相手国の無知を利用して、海底の地形に名前を付ける会議に、韓国が自国の名前を付ける動きがあるというのを、そんな予定も無かったのに、口実を作って、それなら日本も調査するぞと、船を出したあの事件である。
案の定、韓国世論は燃え上がって、韓国海軍まで動員して、日本の海底調査を阻止するぞ・・・となった。ここで日本の外交官が向こうに飛んで、日本も調査しないから、韓国も海底名称を付ける会議に韓国案を提出しないという確約を取り付けた。この事件は、日本側の画策した通りに事が進んだ。日本は何も失わずに、韓国の動きを封じる事に成功した。。。これを成功させたのは安倍官房長官である。多分、この人は、こんな外交パワーゲームが大好きなんだろうね。安倍氏の評価も上がった。。。得意分野やからね。。。
でも、こんなことは、本質的には何も変わっていなかった。相手に反日や、敵国は日本というのを印象づけただけという見方も出来る。日米VS中朝のパワーバラスの拮抗した朝鮮半島で、韓国は、いわばキャスティングボードを握っている国である。この国をこっち側の味方にしておかないと、向こう方に行くと、日本にとっては、より安全保障上の問題が増える。ただでさえ、韓国漁船は日本海で対峙しているのに、心情的敵国となったら、何をしでかすか・・・。
日本は、世界第2位の経済大国である。最近は、マスコミや議員先生たちは、何かと言えば国益国益と言うが、本当は、国は外交で丁々発止するより、まず内政が優先されるべきである。小さな政府で、出来るだけ少ない役人に人を減らす。役所の仕事を減らして、税負担を減らす。不公平極まりない年金を改革する。国の財政を真剣に立て直す。そっちの方が、よっぽどプライオリティ(優先順位)の高い問題やと思うのだけれど、どうだろうか・・・。
横田さんには申し訳ないが、めぐみさん一人取り返すよりも、もっと切実で、身近な問題で、今日も毎日のように自殺者が出ている現実とか、異常なまでに結婚しない人が増えている問題、そこから引き起こっている子供が極端に生まれていない問題。荒廃する教育問題。人の命があまりにも軽い倫理観の問題。。。。こんな酷い事件事故がどんどん起こっているのに、これに蓋を出来るものか。。。よ~く考えるべき部分もあるのではないか。。。
他に、もっともっと真剣に取り組まないと、間に合わない緊急な問題が山積みやで。。。ホンマ・・・。
昭和天皇と小泉首相・人間の器の差
7/22(土) 7/20の日経の一面は昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を表明されていた・・・というスクープ記事やった。この新聞、自分の得意分野やないのに、たまに凄い飛ばしをやりよる。昭和天皇が靖国神社を参拝されなくなった理由は今まで、ずっと伏せられていたのだが、当時の側近の方のメモで、その理由がA級戦犯の合祀にあったというのが明らかにされたのである。
さぁ、出し抜かれた新聞各社は、この記事のフォローに大わらわである。その日の夕刊では、必死に後追い記事を載せている。特にやや左気味と言われている朝日や毎日などの新聞は元気で、ほれみたことか、昭和天皇でさえも、他国に気を遣って参拝しないと行っている。これが私の心だとまで言っておられるのに、小泉ふぜいがなにをかいわんや・・・の論調や。。。
逆に右派系と言われている、産経、読売などは、事実だけを控えめに報道。小泉首相の心の問題だから、どなたがおっしゃろうと、私は参拝するという記事を掲載。。。やけに元気が無い。。。靖国参拝肯定派の安倍ちゃんをけん制するかのような、今回の記事のタイミング。絶妙やね。誰が抜いたのか知らないけど。。。でも、当の対抗馬福田は相変わらず出ない出ない・・・・。おもろないなぁ。。。
私は、当初小泉のオッサンが靖国に参拝するのは、別に構わないと思っていた。また、これにイチャモンをつけてくる中国韓国に内政干渉やと言うのも、心情的には、腹が立った。日本人が戦争で亡くなった人たちを手厚く葬る事に、何で他国がいちいち文句をつけるねん・・・。と、そのときは思っていたのである。
でも、それから、靖国問題というのは、少し意味合いが変わって来ていた。それは、「政治利用」ということ・・・である。信教の自由というのは、憲法で認められた大切なことである。ただ、政教分離という、宗教を政治利用はしないという原則も、今の公明党が創価学会の全面的に支持で出来ている政党だったり、安倍氏が一部の宗教の信者であったり、またまた今問題が顕著化している。
本来政治は、自由な立場で行うべきものなのだが、倫理観や、人生観、国家観というのは、実は大きく宗教的なものから影響を受けているものなのである。アメリカの大統領が任命式に立つ時に聖書に手を置くのも、キリスト教が政治に大きく影響しているし、ロシアもロシア正教、イギリスフランスドイツ・・・みんな独自あるいは共通の宗教観を持っている。この上に政治があるという考え方である。
ところがアジアはどうやろう。。。日本・中国・韓国などは、儒教やら仏教の影響力があるのだが、同じアジアでも東南アジア諸国で、仏教やイスラム教が生活の中に完全に根付いているほど、北東アジアでは、宗教にイノセンスなのではないやろうか。。。韓国は、キリスト教やら悪名高き統一教会、日本は、生真面目にも政教分離、政教分離・・・。中国は、あらゆる宗教を反社会分子だとして、弾圧し続けて来た。。。
日本の宗教は、第二次世界大戦時に、国家神道を国民全員に押しつけて、その結果、悲惨な戦争を回避出来なかったという反省から、宗教と政治を結びつけるということをタブーにしてきた経緯がある。実は、小泉のオッサンの靖国参拝というのは、このタブーに対する挑戦でもあるのである。ここで、問題になってくるのは、「昭和天皇」と「小泉首相」の靖国神社に対する感覚である。
昭和天皇は、サンフランシスコ条約で、日本は、東京裁判を全面的に受け入れた。いや受け入れるしかなかった。日本は戦争に負けたのやからね。。。つまり、東京裁判で裁かれ有罪になった戦争責任者たちを、今度、靖国神社が、戦争によって亡くなった人たちと、分け隔て無く祀った。この事は、日本人には、死んでしまった人まで、いたぶるという感覚はないから、受け入れられたが、これを受け入れられなかった人たちがいた。それは、日本の植民地になった国の人たちであった。
日本は確かに、米英仏蘭らの列強各国らの略取するだけの植民地政策と違って、満州や志那で、日本独特の植民地政策を進めた。でも、それは、日本人にとっては、良い事をやっていたつもりだっただろうが、征服された人たちにとったら、他と同じ侵略者だったという事や・・・。実際に、日本軍は酷いこともやっている。戦争やからね。。。怨みを買わないはずはない。。。(中国・韓国が、これをかなり大げさにして反日材料に使っている事は話を別にして。。。)
昭和天皇はまさに、八紘一宇政策、つまり、日本がアジアの各国を白人たちの植民地から解放してやるという方針の名のもとに、実は、資源のない日本が自前の体制を確立すべく、領土を拡大し続けたこの時代のリーダーであり、その戦争責任者たちを、自分が参拝したら、虐げられていた他の国の人がどう思うかを一番に考えられたのやろうね・・・。
戦後生まれの小泉のオッサンや安倍ちゃんにこの感覚を持てというのは難しいやろう。自分らの国を攻めてきて、めちゃくちゃにした奴らがやっと負けを認めて死刑になりよった。ところが、そんな憎きヤツらを、いつまでも手厚く敬うような奴らが、まだまだ日本にはおる・・・。日本は、戦争に負けて、もう二度と戦争をしませんと言って反省したのに、また、いつか軍事大国になって、自分の国を攻めてくるのではないか。近隣の国は、これが怖いのである。だから、いつまでも反省が足りない反省が足りないと、言い続けるのである。
だから、天皇陛下や、一国の首相である小泉のオッサンが、戦争責任者を祀る靖国を参るというのは、どう見ても、どう言い訳されても、日本の軍事大国復活、戦争責任者を祀り建てる・・・と見えてしまう。昭和天皇さんは、こう見られるとまずいと感じて、靖国参拝をしなくなった。小泉のオッサンは、そんなの関係ない、同じお国のために亡くなった人を祀って何が悪い・・・と突っ張って見せた。それだけのことや・・・。
昭和天皇と小泉首相の差は、近隣諸国と仲良くする気があるかどうかの差やと思う。小泉のオッサンは、中韓との反目を外交政策とか内政に利用しているフシがあるからね・・・。どうせ9月までの命。好きにやつたらええけど、今度のことは安倍ちゃんには少しプレッシャーになったかもね。。。
災難は忘れたときにやってきた。。。
7/21(金) もう夏休みやというのに、まだ梅雨は明けない。梅雨明けどころか、各地で続く長雨で土砂崩れが起きて、何人もの人が死んだり行方不明になっている。いくら人間が護岸工事やら、道路ののり面をせっせと覆い隠して、崖崩れ防止の工事をしても、そんなもん屁でもないように、簡単に、あっという間に、押しつぶしてしまう・・・。自然の力とは恐ろしいものである・・・。
長野県の岡谷などでは、大変な事になっているようで、田中知事も自衛隊に災害救助法による出動要請をしたそうな。こうした事故が起こるたびに、マスコミは、避難勧告がなぜ出てなかったかと、行政を非難するが、こんなもん、ほんま予期するのは難しいで・・・。あんたらも出来ひんで多分。。。雨量が何ミリに達したら、非難とかいうことを前もって決めておくのだろうけど、夜中の2時とかにこれを発令しても、実際問題として、これを田舎で広報するのは難しいやろう・・・。
京丹後市で、亡くなった2名についても、市が独自の判断で避難勧告を広報しなかったと、新聞は叩くけど、これも無理はないのではないか・・・。実際問題として。。。災害は忘れたときにやってくる・・・。いつもいつも、オオカミが来るぞと叫び続けていると、誰もが慣れっこになってしもて、肝心の時に信じて貰えない。こんな童話のような話が、現実にも存在するからね。。。
ジャワ島の地震による津波もそうやけど、災害へ対応は、まず早い避難しかない。早く安全なところに逃げられたら命が助かって、遅れたら失われる。先日も、車で避難している間にも災害に遭う人もいた。もうここまで来ると運もあるなぁ。。なんて思ってしまう・・・。大切なことは、もし、万が一の事態になったら、自分や家族はどういう行動を取ったら良いかということを、常に頭の中でイメージ出来るかどうかであるやろう。。。
地域でやっている避難訓練やらも、真剣にやるのと、ええかげんにやるのでは全く意味が違ってくる。阪神大震災の直後にやった訓練は、意識が高かったから、ホントに多くの人が真剣に参加していた。明日は我が身やったからね・・・。この気持ちをずっと持ち続けること。これが難しい事やけど、大切なことやね。。。
これから台風シーズンも真っ盛り。備えあれば憂いなし。我が家の危機管理は、充分ですか?皆さん。