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トップクラス生に近づく!その②
成績上位クラスと下位クラス。授業を担当してみると、学力面以外にも行動習慣や思考パターンに多くの違いが見られます。あなたのお子さんもトップクラス生のルーチンを真似てみませんか。
この記事では、成績上位クラス生の行動パターン②を紹介します。
トップクラス生が知っている事!
成績上位クラス生は難しい問題ばかり解いていると思われがちですが、彼らは計算トレーニングも家庭学習のルーチンにしっかり組み込んでいます。なぜなら「正確に素早く計算する」ことが、高得点を取るための必要前提条件であると知っているからです。
アスリートの筋トレ同様、訓練を怠ると計算力は低下します。計算が出来れば良いのではなく、計算スピードも重要であることを彼らは知っているので、毎日、計算トレーニングは継続しています。
どのレベルの計算トレーニングをすれば良いのか?
簡単すぎても、難しすぎても効果は低いです。お子さんの身の丈に合ったレベルの計算を毎日のルーチンに取り入れましょう。
上位クラスを目指すのであれば、3年生からは、以下のような□算(逆算)の訓練も重要です。
《例》□+64÷8=304
また、単位換算を含む計算も取り入れましょう。
《例》280ml+3dl=□ml
《まとめ》
「正確に素早く計算する!」は高得点を取るためにの必要前提条件です。計算力は訓練を怠ると速度、精度ともに低下します。
まだ、成績上位クラス生の行動パターン①③④を読んでいない方はこちら↓