2019年9月に屋久島視察をしたときのレポート20ハイビスカスでのEVに関する協議会 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
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いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

COVID-19による影響が世界を混乱の渦に巻き込んで早3年。

収束しているのかどうか分かりませんが、無事息災であることの幸せを噛み締めています。

 

 

 

 

(屋久島町小瀬田ハイビスカスに勢揃いした国産EV)

 

(縄文の宿 まんてん)

 

(屋久島「いその香り」名物トビウオの姿揚げ)

 

(安房エリア「いその香り」)

 

(栗生(くりお)浜海水浴場)

 

(栗生(くりお)浜海水浴場前EV用急速充電器)

 

(尾之間(おのあいだ)エリアにある新里自動車)

 

(安房(あんぼう)エリア鹿児島県熊毛支庁屋久島庁舎前のEV用充電器と公用車EV群)

 

 

 

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 

令和元(2019)年9月下旬に屋久島を訪問したときの模様をレポートしています。

 

先回レポートにて、漸く、当研究所最大の拠点でもある

 

カレー茶房「ハイビスカス」まで到達した模様をお伝えできました。

 

ゴッチ本部長の日産リーフS(30kWhモデル)に乗り換えて

 

更に南エリアへとプチドライブを敢行した模様をレポートしています。

 

尾之間(おのあいだ)エリアにあるところの有限会社新里自動車様の車検工場を訪問し

 

我が国でも、最も有名な景観地の一つであり、EVライフに纏わる場所でもある栗生(くりお)海水浴場前駐車場へ訪問し

 

安房エリアまで戻り、安房川を渡って2kmほど北にあるお店「いその香り」で夕食を摂り

 

夕食を食べた後、宿泊場所である小瀬田エリアにあるところの「縄文の宿まんてん」のレポートを致しました。

 

先回は、視察2日目に入り、いよいよ目的である某電力会社担当者様とのEVに関する協議会に臨んむため、小瀬田エリアにあるところの「ハイビスカス」を訪問し、勢揃いした国産EVの紹介をしました。

 

今回は、ここ「ハイビスカス」にて、某電力会社担当者様との協議会で討議されたハナシに関する概要をレポートします。

 

平成21(2009)年7月下旬

 

「EV元年」と呼ばれた年

 

三菱自動車からリチウムイオン電池搭載量産型EVであるi-MiEVが法人向けにリリースされて以来

 

平成22(2010)年4月よりi-MiEVが個人向けにもリリース開始

 

同年10月、日産自動車より初代LEAFがリリース

 

平成23(2011)年12月8日より、三菱ミニキャブ・バン・MiEVがリリース

 

平成25(2013)年1月17日より、三菱ミニキャブ・トラック・MiEVがリリース

 

そして

 

平成26(2014)年10月30日、日産e-NV200がリリース

 

されました。

 

日本に次世代自動車である電気自動車が発売される当初から

 

ゴッチ本部長はこの事業所でi-MiEV、ミニキャブ・バン・MiEVを導入し

 

EVライフの最先端を歩んできました。

 

昨日午後、中古車とはいえ、三菱ミニキャブ・トラック・MiEVを屋久島に陸揚げ

 

この事業所に運び込んだ時点で

 

ゴッチ本部長としても、数年来の夢を実現させたことになります。

 

向かって左から

 

日産初代LEAF

 

三菱ミニキャブ・トラック・MiEV

 

三菱i-MiEV

 

三菱ミニキャブ・バン・MiEV

 

日産e-NV200

 

そろい踏みです。

 

 

 

このような雰囲気の中

 

「ハイビスカス」にて午前10時から開始された協議会では、次のような話題が取り上げられました。

 

エコノミライ研究所の近況20_5三菱iーMiEV(リース物件) | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

某電力会社では、相当台数のEVが導入され、EVアイデアコンテストで提供されたEVだけでなく、

 

社員の方々にも試験運用として実際に利用されていたそうです。

 

その上で、社内アンケートを取った結果

 

EVが生活面等で有効であったという回答は、約半数であったそうです。

 

エコノミライ研究所の近況2_日産ZE0リーフ | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

車内アンケートでもEV支持率が圧倒的ではなかった原因としては様々あろうかと思いますが

 

蓄電池など生活インフラ整備への導入コスト

 

都市部における駐車場確保、充電ポイント確保など、維持コスト

 

といった局面における困難が、EV導入への抵抗感となって顕在化したのではないか、と推測します。

 

エコノミライ研究所の近況21_6三菱ミニキャブ・トラック・MiEV「電トラ」 | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

それでも、2019年夏、関東地方でも風水害による停電のため、家庭用蓄電池の需要が高まっており

 

蓄電池の役割を担うこともできる国産EVの存在は、電化生活へのシフトには追い風なのだそうです。

 

エコノミライ研究所の近況13_4三菱ミニキャブ・バン・MiEV | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

エコノミライ研究所本部がある岡山県倉敷市でも、高梁川の西に広がる真備エリアで

 

2018年7月6日、平成30年西日本豪雨の影響で多くの<いのち>が奪われましたから

 

エネルギーの自発的確保の重要性は認識しています。

 

しかしながら、水害の場合、蓄電池の存在自体が感電の危険性を伴うため、

 

防水対策などを徹底する必要性も忘れてはなりません。

 

 

エコノミライ研究所の近況3_日産e-NV200「えこの弐」号1クルマを受け取りに行った辺りの話 | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

エコノミライ研究所の近況5_日産e-NV200「えこの弐」号3_2017年シーズン2 | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

エコノミライ研究所の近況8_3日産e-NV200「えこの弐」号_2018年シーズン1 | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

エコノミライ研究所の近況11_3日産e-NV200「えこの弐」号_2019年シーズン | エコノミライ研究所のブログ (ameblo.jp)

 

エコノミライ研究所所長として楊田は、

 

「適正技術」

 

というコトバの存在をお伝えしました。

 

 

「適正技術」とは

 

現在進行中の社会における、もっとも現実的な方法による<ひと>にとって快適な技術の実践です。

 

EV=電気自動車の世界で申しますと

 

2019年段階で最も普及し易い技術・価格に見合った製品は

 

急速充電器の性能は50kW、1基当たり導入コストは500万円から1千万円

 

EV電気自動車の場合

 

16kWh電池搭載の三菱アイミーヴであれば、約300万円

 

40kWh電池搭載の日産LEAFであれば、約450万円

 

いずれも、チャデモ方式によるV2H装置を介して、クルマから外部へ電力供給が可能です。

 

これ以上の性能を有するクルマ

 

例えば、

 

Te社のように90kWh電池を搭載、販売価格1千万円以上もするEVは過剰品質・性能を有する存在と判断します。

 

実際に、英国Ja社のEVは、電気の吸いこみ能力が高すぎて、全国各所の急速充電器を故障させた、という迷惑極まりない状況を生み出しました。

 

 

問題なのは、社会が自動車ライフのEVシフトを認めるのか否か、ということです。

 

この問題に対して、国民全体のレベルでの合意を得なければ、

 

充電器設置に対する理解や

 

従来よりもエネルギー充填に時間が掛かるクルマの存在に対する理解も進みません。

 

 

エコノミライ研究所統括本部長ゴッチ氏にとって、EVシフトの原動力は

 

環境問題に対応するため

 

という一心で10年以上、活動してきましたが

 

屋久島における電力事情の存在も後押ししたこと

 

屋久島でのEVシフトに対する理解度が全国的にも高いレベルにあり、

 

導入時に可成りの補助金という助成を得られることも

 

追い風だったのだろうと思います。

 

岡山県倉敷市生まれのゴッチ本部長が、次の生活本拠を定めるため

 

数年間の諸国漫遊を経た後、屋久島と定めたことが、本部長のその後の運命を左右したのだとも確信しています。

 

 

自宅にPHEV車とV2H装置を備えて居り

 

ご自身も太陽光発電装置や蓄電池の施工・販売をするNパイセンは

 

住宅関連産業で仕事をするうちに、

 

これら次世代自動車や再生可能エネルギー生産手段の存在とその重要性に気付き

 

事業として進められている原動力が

 

エネルギーの自衛化

 

という発想だった、とのことです。

 

現在はまだ、珍しい部類に属しているものの

 

このような新たな取り組みを行うこと自体が

 

エコロジー・エコノミーに関する広告宣伝の一手法となり得るでしょうし

 

従来型製品よりもサプライチェーンレベルでも有利な商品として普及する可能性だってあります。

 

その中で、新たな発想を新たな仕事のカタチへと結びつける

 

ベンチャービジネス

 

への応用も可能であると判断できますから

 

次世代自動車や再生可能エネルギー生産・保存手段に関する製品を取り扱う業務の可能性には多くの希望を見出すことができる、と思います。

 

以上のように、約2時間程度の協議会におきまして、

 

ざっくりですが、メモ帳に残している内容と、記憶と、現在の価値観とを総合して

 

意見を纏めました。

 

相当、楊田個人の私見が入って居り、独善的かもしれませんが、ご容赦下さい。

 

某電力会社の皆様、その節は、お世話になりました。

 

エネルギー面で私たち国民を、これからも御支え下さい。

 

 

 

 令和元(2019)年9月下旬に実施した

 

〇〇電力担当者様との協議会参加のための屋久島訪問ミッション

 

そのときの模様をレポートしています。


 これまで同様、「ゆっくり・じっくり」とお付き合い下されば幸いです。

 

 

 

【今シリーズのおさらい】

 

 電気自動車EVは、時速80km以上の高速走行の場合は、エネルギー効率が悪くなりますので、第2世代量産型EVである三菱i-MiEVや日産ZE-0リーフ、e-NV200の場合には、70kmから80kmごとに急速充電を継ぎ足して行かなければ、走り切ることができません。
 エコノミライ研究所は、このことを、経験をもって実証してきました。
 所長楊田は三菱i-MiEV「Gミーヴ」号を所有していますが、TECTOMさんの「燃費マネージャー」(実勢価格3万円前後)を搭載し、電池残量や消費電力、累積電費など、各種情報を記録し、適切な情報処理を施せば電気自動車という「次世代自動車」の実用性能をより詳しく分析することができ、快適なEVドライブに活かすことができます。


 楊田の片道300km超のEVロングドライブの実績と致しましては


(報告済)2017年7月横浜→関→倉敷(700km)
(報告済)2017年8月倉敷→鹿児島→屋久島(900km)
(報告済)2017年10月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2018年8月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)
(報告済)2018年10月倉敷→東京(700km)
(報告済)2019年4月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2019年9月倉敷→米原→白馬→敦賀→倉敷(1400km)
★今回★2019年9月鹿児島→倉敷(700km)
2021年3月倉敷→鹿児島(700km)
2022年3月倉敷→鹿児島→倉敷(1400km)

2022年7月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)


となっておりますが、2023年現在、まだまだ、過去に実施したドライブ報告ができておりません。

 

今シリーズは屋久島訪問を実施した令和元年秋のレポートであります。

 

 

令和元(2019)年9月下旬

 

「〇〇電力の担当者が屋久島視察をする継いでに協議会を開催したいので、同席してくれないでしょうか」

 

という依頼がありましたので

 

エコノミライ研究所ゴッチ本部長の拠点、屋久島へ向かうため

 

 

JR山陽新幹線の岡山駅からまずは、博多駅を目指し

 

「博多で勉強会があるけど、それが終わったら合流できるよ」

 

と言ってくれたN氏と博多駅で合流

 

令和元(2019)年9月下旬の午前10時頃

 

JR九州新幹線の博多駅にて「さくら」号に乗車し

 

 

令和元(2019)年9月下旬の正午前

 

JR九州新幹線の鹿児島中央駅に到着し

 

 

引き続き、屋久島行き高速船が発着する

 

鹿児島本港までタクシーで移動し

 

鹿児島と屋久島とを結ぶ高速船「トッピー」号に乗船

 

(参考:種子屋久高速船 - Wikipedia


乗船すること約100分間

 

令和元(2019)年9月下旬の午後2時過ぎ

 

屋久島の宮之浦港に、無事、到着しました。

 

無事に屋久島のゴッチ本部長と合流することができ

 

1周約100kmの屋久島では重宝する

 

三菱自動車の電気自動車ミニキャブ・バン・MiEVにて移動することとなりました。

 

この島に遣って来た目的は

 

翌日に、大手電力会社担当者様との協議会に参加するためなのですが

 

先方様も前日入り、到着地は屋久島空港、時間は午後4時頃ということで

 

2時間近く、待ち時間があるため

 

ゴッチ本部長の提案により、島内ドライブを敢行することとなりました。

 

宮之浦港から島の周囲を巡る

 

鹿児島県道78号上屋久永田屋久線(1976年9月1日認定)にて

 

(参考:ウィキペディア鹿児島県の県道一覧 - Wikipedia

 

永田浜方面へと向かったのであります。

 

宮之浦港をスタート地点とし永田浜までの距離は

 

約20km

 

平均時速40kmとしますと

 

約30分で到達できる場所に

 

ウミガメの産卵地、永田浜へと辿り着くことができます。

 

東シナ海展望所の停車スペースにクルマを停め、周囲を撮影しました。

 

北は九州、西は口永良部島を目視できる東シナ海を一望することができます。

 

東シナ海展望台から島の屋久島北西部と東シナ海を一望することができる場所です。

 

永田いなか浜に到着致しました。

 

ゴッチ本部長から説明を受けました。

 

「ここは、日本一のウミガメ産卵地ですよ。」と。

 

砂浜の向こうに見える手前側の突き出た部分が

 

永田エリア内に流れる永田川の河口部分で

 

その先に見える山なりの半島の先の方に、屋久島灯台が見えるのかもしれません。

 

そして、その岬から、海を隔てて、向かって右に見えるのが

 

口永良部島

 

であります。

 

 

時刻は午後2時35分頃

 

永田公園でも散策しました。

 

ミニキャブMiEVの電池残量が若干気になってきましたので

 

永田いなか浜から300mほど西へ進んだ

 

永田公園内の駐車場に併設されているEV用急速充電器を使用するためでもありました。

 

 

時刻は午後2時40分頃

 

そろそろ、屋久島空港に向かわなければなりません。

 

ミニキャブ・バン・MiEVの充電を終え

 

宮之浦港方面、屋久島空港方面に引き返しました。

 

ゴッチ本部長の事業所で新たに導入する

 

三菱自動車のミニキャブ・トラック・MiEV、通称「電トラ」

 

を港の事務所で受け取るためです。

 

宮之浦港の近くにある急速充電器の場所も通過しました。

 

CHAdeMO中速20kW / 1 台

利用可能時間
平日8:30~17:00
土曜8:30~17:00
日曜8:30~17:00
祝祭日8:30~17:00
年中無休

住所
鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦

 

(出典:宮之浦 (屋久島環境文化村センター) (熊毛郡屋久島町) 電気自動車の充電器スタンド |EVsmart

 

待機すること数分

 

向こうから、一台のトラックが向かってきました。

 

そのクルマこそ、新たに導入した電トラです。

 

トイレ休憩の後

 

屋久島空港にて再合流するため出発

 

宮之浦港入口交差点を左折し、

 

鹿児島県道77号上屋久屋久線(1976年9月1日供用開始)

(参考:鹿児島県の県道一覧 - Wikipedia

 

を南の方向へと進みます。

 

 

2級河川の宮之浦川 (流域面積62.8 km2)を渡す

 

宮之浦大橋を渡り

 

宮之浦小学校や

 

中央中学校

 

鹿児島家庭裁判所の屋久出張所などがあり、

 

町の中心エリアを走り抜け

 

丁度、学校からの帰宅途中の小学生、中学生と何人もすれ違い、追い抜いていきました。

 

宮之浦エリアから南隣りの

 

楠川エリア

 

を通過し

 

楠川エリアと南隣の小瀬田(こせだ)エリアとの境目辺りを流れる

 

椨川(たぶかわ)

 

を渡りますと、空港まで、あと5kmほどとなり

 

屋久島町が運営する

 

ふれあいパーク屋久島を通過し

 

鹿児島県/ふれあいパーク屋久島 (pref.kagoshima.jp)

 

小瀬田エリアの集落を横目に見ながら南へ進み

 

下り坂の先にある川

 

女川を渡す橋を渡り

 

何度目かの峠を越えて

 

鹿よけと思しき鉄柵を見かけましたら

 

左手に空港の施設建物と駐車場が見えました。

 

時刻は午後3時45分頃

 

屋久島空港に到着です。

 

「屋久島空港(やくしまくうこう、英: Yakushima Airport)は、鹿児島県熊毛郡屋久島町(屋久島)にある地方管理空港。

概要
屋久島の東側の海岸に所在する。滑走路は1500メートルで、北西から南東へ向いている。平行誘導路、ターニングパッドはなく、計器着陸装置も設置されていない。エプロンは小型機対応の2バースである。

屋久島が世界遺産(世界自然遺産)に登録されて以降は観光需要が増加している。年間利用客数は、145,814人(2019年度)。」


(出典:ウィキペディア「屋久島空港」屋久島空港 - Wikipedia

 

某電力会社による

 

「EVアイデアコンテスト」優秀賞受賞により貸与されて3年目に入った

 

日産e-NV200「えこの弐」号の姿が見えてきました。

 

ゴッチ本部長と連絡が取れて納得。

 

前日中に「えこの弐」号をこの駐車場まで運んでおいたのだそうです。

 

空港ロビーで再合流することとなりました。

 

 

屋久島視察団の皆様は

 

午後4時頃到着の飛行機に乗って居られ

 

程なく、無事に到着

 

空港ロビーにて先方様ご一行と合流することができました。

 

この後、視察団ご一行は

 

ゴッチ本部長が用意した

 

e-NV200「えこの弐」号にて島内視察

 

翌日の午前10時に再合流することとなりました。

 

 

時刻は午後4時

 

まだ、場所確認をしていない

 

鹿児島県庁屋久出張所内充電器と

 

栗生(くりお)浜前充電器とを

 

観に行こうということになりまして

 

本日の宿、温泉旅館の「まんてん」にてチェックインするよう

 

ゴッチ本部長から薦められましたので

 

そうすることと致します。

 

本日のお宿

 

「まんてん」さんに、無事、到着です。

 

この後、チェックインを済ませ

 

10分程度休憩した後

 

ゴッチ本部長が運営するカレー茶房「ハイビスカス」まで移動です。

 

空港前の道路、上屋久屋久線(1976年9月1日認定)に戻り

 

南の方角へ向けて道なりに進みます。

 

法定速度は時速50km

 

平地ではないですが路舗装は良好です。

 

空港施設の端まで通ってきましたから

 

目的地には、可成り近づいています。

 

 

坂道を登れば

 

ヤシ科の木が見えてきますので

 

向かって左側が目的地

 

カレー茶房「ハイビスカス」です。

 

何を隠そう、この建物こそ

 

ワンズレンタカー屋久島空港店の管理設備でもあります。

 

写真左から

 

カレー茶房「ハイビスカス」建物

 

株式会社LTE様からリース導入している三菱自動車のi-MiEV(ベースモデル)

 

2年前に購入した日産自動車のLeaf(S)30kWhモデル

 

 

日没までの1時間ほど

 

もうすこうしドライブを敢行することになりました。

 

まず最初に訪問したのは

 

件名にも記しましたように

 

屋久島町安房(あんぼう)エリアにあるところの

 

鹿児島県熊毛支庁屋久島庁舎

 

です。

 

なぜ、この場所を訪問したのか、理由は明白。

 

写真にもありますとおり

 

EV用急速充電器が設置されている場所だからです。

 

安房 (鹿児島県屋久島事務所) EV充電スタンド

CHAdeMO中速 20kW / 1 台
利用可能時間
平日8:30~19:00
土曜8:30~19:00
日曜8:30~19:00
祝祭日8:30~19:00
年中無休
充電1回30分まで。
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房

 

(出典:安房 (鹿児島県屋久島事務所) (熊毛郡屋久島町) 電気自動車の充電器スタンド |EVsmart

 

 

何と!

 

熊毛支庁屋久島庁舎内には

 

日産リーフ(初代)が3台も常駐

 

しかも、その車庫の裏には充電設備と思しき存在も見えました。

 

流石は発電量のほぼ100%が水力発電で賄っている屋久島

 

原油に頼らないまちづくりが実現していることを

 

公共設備からも窺い知ることが出来ました。

 

 

熊毛支庁屋久島庁舎を出て、引き続き

 

安房エリアから時計回り方向へと進みました。

 

途中、「高平」というバス停の雰囲気が気になりましたので

 

 

クルマを一時停止させて、撮影しました。

 

時刻表にもありますように、1時間に1本、バスが運行しているようです。

 

「高島岳」という標高千メートルほどの山の麓(ふもと)

 

屋久島町麦生というエリア内で撮影していたようです。

 

更に時計回りの方向へ進み

 

千尋(せんひろ)の滝を過ぎて数キロ進みますと

 

尾之間(おのあいだ)エリアへと繋がり

 

鹿児島県道77号線を一旦退出し

 

尾之間集落方面へ進みはじめますと

 

程なく

 

有限会社新里自動車様の施設が見えますので、訪問させて戴きました。

 

ゴッチ本部長が、運用している全てのクルマを、新里様へお任せしている会社です。

 

e-NV200「えこの弐」号をハイビスカスへ移送した際に、お会いすることができた方でもあります。

 

閲覧・参考にさせて戴いたサイトは次のとおりです。

 

1、(1) (有)新里自動車 屋久島 | Facebook

https://www.facebook.com/nizato2511/about

 

2、新里自動車整備工場 にいざとレンタカー  ◆屋久島でのお車やレンタカーのことはお任せ下さい◆ お車の整備 民間車検場 レンタカー JAFロードサービス・カーレスキュー70加盟店 (fc2.com)

 

島でも重要な法定車検・点検工場であるだけでなく

 

 

エコタウン構想に採用されたエリア、屋久島らしく

 

次世代自動車でるEVの取り扱いについても

 

先進的に取り組みを実践している場所であることが分かりました。

 

それにしましても驚きましたのは

 

この景色です。

 

お店の背景には

 

天に向けて拳を突き上げるような山が迫っているように見えました。

 

 

東シナ海と太平洋に挟まれ

 

激しい風雨に曝される屋久島で

 

厳しい自然環境と隣り合わせの中

 

カーライフを支えて居られる

 

有限会社新里自動車

 

屋久島の雄大な自然を借景に撮影することも魅力

 

屋久島町尾之間エリアにあるところの

 

有限会社新里自動車様から見える風景は、絶景です。

 

 

時刻は夕方6時を過ぎました。

 

屋久島の西南エリアにある

 

栗生(くりお)浜まで遣って来ました。

 

この砂浜にも

 

ウミガメが産卵してくれるようです。

 

 

短い時間でしたが

 

良い天気で波も穏やかだったので

 

遠い遠い水平線もクッキリ見えました。

 

 

この日は、本州の気候に比べて一段階、暑い場所なのだということを実感した日にもなりました。

 

このような栗生浜にも

 

電気自動車用の急速充電器が設置されています。

 

 

全周で約100km余りの車道で囲まれている屋久島

 

人口約1.2マン人の島社会においても

 

自動車という存在は生活に欠かせません。

 

ましてや、登山・観光目的などで島に上陸する<ひと>が

 

次世代自動車である電気自動車(EV)を利用する機会も増えてくるでしょうから

 

このようなEV用急速充電器の設置も、大変、重要です。

 

 

そのような屋久島にあって

 

ここ栗生海水浴場前駐車場にあるEV用急速充電器で

 

更にユニークなのは

 

屋根付き充電設備とし

 

その屋根に

 

太陽光発電用パネルを搭載していることです。

 

屋根の大きさとパネル枚数の推定から

 

10kW前後の発電能力を備えた太陽光発電パネルと思いますが

 

天候に恵まれれば

 

平均5kW×10時間位?=40~50kWhということで

 

1日当たりアイミーヴならば3台分程度の充電が可能な発電能力だと推定します。

 

栗生海水浴場前駐車場に設置されている充電器は

 

ニチコン製です。

 

栗生浜海水浴場 EV充電スタンド
鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生
CHAdeMO中速35kW / 1 台
平日8:30~17:00
土曜8:30~17:00
日曜8:30~17:00
祝祭日8:30~17:00
年中無休

(閲覧:栗生浜海水浴場 (熊毛郡屋久島町) 電気自動車の充電器スタンド |EVsmart

 

 

この充電器を撮影したのは令和元(2019)年のことですから

 

令和5(2023)年、設置から10年程経過しているでしょうから

 

故障リスクは益々高くなります。

 

大切なのは、この場所での充電器更新が実現し、

 

複数台数のEVへ同時に充電可能な環境へと昇華することです。

 

このことを実現できるか否か、こそが

 

EVシフトへの試金石となります。

 

行政・メーカー・ユーザーの相互理解が深まることを、祈るばかりです。

 

安房エリアにあるところの「いその香り」

 

ゴッチ本部長お勧めのお店ということで

 

初めて暖簾(のれん)を潜(くぐ)りました。

 

既に満席のようなので

 

事前に予約してくれていた本部長に感謝です。

 

しかも、本部長は飲酒をせずクルマの運転も担当してくれるとのことですから

 

遠慮なく、飲ませてもらうつもりでお店に入りました。

 

 

屋久島と謂えば「三岳(みたけ)」

 

屋久島から生まれた焼酎です。

 

今回の食事と、相当、愛称が良かったため

 

御代わりしました。

 

 

そして、屋久島といえば、コチラ

 

「カメノテ」=「亀の手」というそうです。

 

貝だと思っていましたが、どうやら、甲殻類の一種のようです。

 

ゴッチ本部長の食べ方を見本にし

 

殻の部分と「手」のような部分をちぎって

 

中に詰まっている肉の部分を食しました。

 

そして極めつけは、コチラ

 

トビウオの姿揚げです。

 

 

腹も<こころ>も満たされ

 

安房エリアにあるところの「いその香り」を後にする際

 

「何処から来たの?」というお尋ね

 

何と!

 

世界中から、多くの<ひと>がこのお店に食事のため訪問していることが分かります。

 

凄いことです。

 

当然、日本各地からも

 

安房にあるところの「いその香り」さんへ食事しに訪問していた様子です。

 

楊田もシールを貼らせて戴きました。

 

 

今回、宿泊で利用させて戴いたのは

 

温泉宿でもある

 

縄文の宿 まんてん

 

でした。

 

 

屋久島町小瀬田エリア

 

屋久島空港の道路向かいにある温泉宿です。

 

令和元(2019)年の9月下旬に利用させて戴きました。

 

 

フロント・ロビーの様子です。

 

特産品の販売もなされていましたから

 

お土産購入では、とても助かりました。

 

 

屋久島の大自然に囲まれた現代空間

 

という演出が、見事に実現できています。

 

素晴らしい!!


今回、案内された寝室です。

 

贅沢な使い方をしてしまいました。

 

ここに、一人で使わせて貰いました。

 

ありがとうございます。

 

COVID-19の制限の中

 

無事に困難を乗り越えられたものと信じています。

 

ゴッチ本部長によりますと

 

最近では、屋久島訪問者も数が増えているそうです。

 

とはいえ

 

最近では、オーバーツーリズムの問題が顕在化していますから

 

旅人の側も受け入れる側も

 

双方が幸せになれるツーリズム文化の構築が求められています。

 

そのための知恵と勇気を出し合いながら、高度な文化形成を目指したいものです。

 

 

 

 令和元(2019)年9月下旬に実施した

 

〇〇電力担当者様との協議会参加のための屋久島訪問ミッション

 

そのときの模様をレポートしています。


 これまで同様、「ゆっくり・じっくり」とお付き合い下されば幸いです。
 

 

前のシリーズ

【推敲】Gミーヴ倉敷東京往復ドライブ2019春1-1本部→淡河(おうご) 2022-09-17 07:00:00

 

 

<関連シリーズ>

ジャパンEVラリー白馬2018の思い出1(2018.9.22)

 

ジャパンEVラリー白馬2019の思い出2_エコノミライ研究所メンバーそれぞれの旅立ち(2019.9.14)

 

【新シリーズ】20190428Gミーヴで東京往復_01平成最後のEVロングドライブへ 2020-10-24 07:00:00

 

 

【新シリーズ】e-NV200「えこの弐」号で関東出張_00移動をした前提(2020.5.16)

 

<蛇足「えこの弐」とは>

エコノミライ研究所のブログを最初からお読み下さっている方々には、説明不要かもしれませんけれども

過去記事がありますので、リンクを貼っておきます。

 

ご参考になれば幸いです。

HハンドルNネーム、e-NV200について(2017-09-09)

 

<蛇足「Gミーヴ」とは>

エコノミライ研究所所長楊田が所有する2011年11月マイナーモデルチェンジタイプの三菱i-MiEVのGグレードのことを言います。楊田はこのクルマを2012年11月に購入選択権付きリースにて導入し、5年後の2017年10月末に残価を支払い、完全所有の形で2020年10月現在も所有し続けています。

我がGミーヴについて(2017.7.10)