e-NV200「えこの弐」号で関東出張_04桂川PA_多賀SA | エコノミライ研究所のブログ

エコノミライ研究所のブログ

2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 

2018年の10月下旬、楊田は、ゴッチ氏から「日産e-NV200『えこの弐』号を関東某所まで移動してもらえまいか」という依頼を受けたので、仕事の段取りも可能であったことからこの依頼を「快諾」、出発が平日の夜だったのですが、倉敷から東京へ向け出発したのであります。

 

今回はその 第 4 回目 となります。

 

ゴッチ本部長から依頼を受けたのは、出発日の数日前のことでした。

出発日は、その日の仕事が終わり次第、出発したかったのですが、

この日は、丁度、コロンビア・日本国交樹立110周年事業の一環で、コロンビアの有名アーティスト「ラ・ハグア」のライブへ行く予定もあったのです。

そのような訳で、E2山陽自動車道倉敷ICのゲートインが、またもや夜間となりました。

それでも、このドライブのために、仕事の調整をさせて戴いた関係先の皆様には、感謝多謝です。

 

えこの弐のハンドルを握って、長距離ドライブをするのは、2017年の夏以来、1年ぶりのこととなりますが、

地元を通る高速道路のICやPA、トンネルなどの配置が、大分、分かってきました。

 

今回のEVドライブでは、岡山県の福石PA、兵庫県淡河おうごPA、京都府の桂川PAなどでのEV充電を実施しました。

今回は、本格的な夜通しのドライブとなりますので、睡魔が襲ってきたら、最寄りのPA・SAで仮眠を取ることも予定に入れていましたが、

今回の出発地、桂川PAの段階でも、未だ睡魔は遣ってきません。

 

引き続き、東方面へ向けてのドライブを開始します。

 

時刻は日付が変わって午前1時を過ぎました。ドライバー休息のため、駐車しているトラックで溢れています。

桂川PAも、交通の要衝、京都府内では数少ない駐車場ですので、重要な休憩ポイントです。

 

充電量が50%未満のときのランプ

充電量が70%前後のときのランプ

充電量が90%前後のときのランプ

充電量85%の段階で充電を切り上げ

午前1時40分、E1名神高速道路桂川PA上りから再び本線に戻ります。

次の充電予定地は、滋賀県内の多賀SA上りです。

桂川PA前後では、片道3車線ですので、夜中ならば、道路が広々した印象がありましたけれど、

長距離用大型トラックと並走しますので、細心の注意をもって、走行します。

旧都、京の都の玄関口、E1名神高速道路京都南ICを越えますと、再び、車線は2車線に減少します。

倉敷から約200km走行したことになりますので、残りは約450kmの走行です。

先は、まだまだ、長いです。

大津トンネル上り(430m)に差し掛かりますと、京阪神エリアからはお別れ、

ニッポンの東西の分岐点旧「逢坂の関」越えを果たし、近江路に入り、いよいよ、中日本、東日本へ向かうぞ!という心境になります。

この記事を書いている2020年5月から6月に掛けての段階で、これから差し掛かる草津ジャンクション辺りまでのエリアは、西日本で最も渋滞発生率が高くなっているのではないでしょうか。

理由としましては、E1A新名神高速道路の整備との兼ね合いがあり、E1A新名神高速道路神戸JCTと高槻JCT間開通により、

従来、E2A中国自動車道宝塚IC前後と、E1名神高速吹田JCT前後とで、或る程度分散していた渋滞が解消されたことに伴い、

スムーズな流れが草津JCT付近に集中していることから、時に激しい渋滞に見舞われることになるのです。

草津JCT付近の渋滞は、上り線だけでなく、下り線でも同様に激しくなることがあります。

E88京滋バイパスからの車両流入、E1A新名神高速道路草津田上IC付近の車線減少や、地形的に「サグ」となっている、

といった複合的な要因で、草津JCTでの渋滞は発生しますから

2024年春頃に開通予定のE1A新名神高速道路高槻JCTから大津JCTまでの全線開通によっても、完全には渋滞解消とはならないかもしれません。

人口減少社会に入っていますから、これ以上のインフラ整備は、後世に対して、維持管理面での多大な負担を押し付けることとなるかもしれませんけれども、この辺りの車線数は、やはり、少なすぎたのではないかと思います。

そうこう(走行!)言っておりますうち、件(くだん)の草津JCTが見えてきました。

実は、今回の「えこの弐」関東ドライブでは、楊田の個人的な興味により、名神・東名経由にて東上することと決めていました。

2020年の段階でも、新名神高速道路経由で東京へ向かう方が、名神・東名経由の場合よりも30km程、走行距離が少なく済みます。

しかしながら、中秋の澄んだ空気の中、有る場所を確認したかったので、敢えて時間の掛かる「旧道」を選択した次第です。

2ヶ月ほど前にジャパンEVラリー白馬2018で利用したばかりの菩提寺PAは、素通りします。「えこの弐」の電池容量は24kWhで、我がGミーヴの16kWhよりも余裕がありますから、多少、電費が悪くても、電池残量に余裕を持たせた走行が可能となります。

滋賀県南東部に位置する竜王町にある、竜王ICを通過します。

東近江市の黒丸PAを通過します。こういう場所にも、EV用急速充電器を整備して頂くと、旅の心的ストレスも軽くなるのですが・・・

もう、10年ほど前のお盆休みシーズンですが、八日市IC前後で、激しい渋滞に遭遇したことを思い出しました。

SONYアクションカムのキャプチャー写真を並べていますから、

実のところ、夜間のドライブでは

殆ど真っ黒な写真ばかりが保存されます。

愛荘(あいしょう)町にある湖東三山(ことうさんざん)PAを通過します。このPAはスマートIC併設ですので、ECT車両のゲートイン・アウトが可能です。

再三、申し上げますが、高速道路の全てのPA、SAにEV用急速充電器の設置が実現して欲しいです。

それが難しいのであれば、既存の充電設備に最低でも1台ずつは増設をお願いしたいところ。

EV車両が急速に普及してからでは、手遅れのような気がするのです。

午前2時半過ぎ

滋賀県犬上郡多賀町大字敏満寺5-9-2

にあるところの

E1名神高速道路多賀SA上りに到着です。

本州の真ん中あたりに位置する高速道路の駐車場ですので、収容台数や休憩設備が充実したサービスエリアです。

この時間帯でも、駐車場に可成りのクルマが停めてあることに、改めて驚きます。

時間帯が深夜ですので、車の大小に関係なく実質的な「〇中△」モードとなっている状況です。

交通法規上は、飽くまでも、「仮眠」までならOKとのことのようですけれども、もうすこうし、カーライフの自由度を高めて欲しい、とも思う次第です。

なにはともあれ

 

多賀SAでも、無事、待ち時間なく、「えこの弐」号の充電を開始することができました。

 

実は、この段階に至っても、意外にも、睡魔が襲ってきません。不思議でなりません。

 

ただし、楊田も<ひと>です。睡魔が襲い、それこそ、「仮眠」したシーンがありましたので、そのときの模様は、もうすこうし、先の回にてお伝えします。

 

 

日産e-NV200「えこの弐」号による倉敷から東京への深夜のEVドライブ、まだまだ続きます。

 

 

次回も、どうぞ、お楽しみに!

 

エコノミライ研究所

所長 楊田芳樹

 

このシリーズ

【新シリーズ】e-NV200「えこの弐」号で関東出張_00移動をした前提 (2020.5.17)


前の記事

e-NV200「えこの弐」号で関東出張_03淡河PA_桂川PA (2020.6.6)


次の記事

e-NV200「えこの弐」号で関東出張_05多賀SA_尾張一宮PA (2020.6.20)

『e-NV200「えこの弐」号で関東出張_05多賀SA_尾張一宮PA』いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。 2018年の10月下旬、楊田は、ゴッチ氏から「日産e-NV200『えこの弐』号を関東…リンクエコノミライ研究所のブログ 

 

 

<関連シリーズ>

 

 

<蛇足「えこの弐」とは>

エコノミライ研究所のブログを最初からお読み下さっている方々には、説明不要かもしれませんけれども

過去記事がありますので、リンクを貼っておきます。

 

ご参考になれば幸いです。

 

HハンドルNネーム、e-NV200について(2017-09-09)

 

e-NV200ネームが決まるまで(2017-09-16)