51、ロボット・福祉機器_戦略的先端ロボット要素技術開発_階段やがれきのある災害現場で高い走行性能を発揮するレスキューロボット_千葉工業大学_取材:February2013:http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201206it_chiba/index.html
本体重量30kgの軽量設計で災害場所への持ち運びも容易
閉鎖災害空間での運動能力を原発事故でも実証
地震や津波、洪水、暴風など日本は自然災害の多い国です。また、最近では都市化も進み、地下や高層ビルなどでの都市災害、さらには有害物質を用いたテロなどの脅威も指摘されています。このような災害への脅威が高まる一方、わが国は世界有数の高度な技術を持ったロボット大国でもあります。そこで、倒壊した家屋や化学物質が充満した空間のように、人が立ち入ることが困難な場所での救出活動や情報収集を担うロボットの普及に、大きな期待が寄せられています。NEDOでは、ロボット産業をわが国における基幹産業の一つに成長させることを目的に、「ロボット・新機械イノベーションプログラム」の一環として「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」を実施しました。本プロジェクトでは、産業ロボットや生活支援ロボットなどを含む幅広いロボット開発を推進する中、災害対応ロボットの研究開発プロジェクトも実施してきました。千葉工業大学、東北大学などにより、本プロジェクトで研究開発された災害対応ロボット「Quince」は閉鎖された被災空間でも遠隔活動が可能で、東日本大震災で事故が発生した福島第一原子力発電所建屋内での情報収集にも活用されました。
※詳しくは下記資料をご覧下さい。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「
※NEDOさんはH15年4月より国立研究開発法人となっております。
【NEDO実用化ドキュメント001】軽油を極限までクリーンにする触媒
【NEDO実用化ドキュメント002】クリーンな排出ガスのエコ・ディーゼル車
【NEDO実用化ドキュメント003】生物のしくみをひもとく、強力なツールレーザ顕微鏡の開発
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