●【鎌倉】山崎・台峯緑地で鳥や植物との出会いを楽しみ動物たちの気配を感じるアニマルトラッキング☆
こんにちは。
鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの
村田江里子です。
プロフィールはこちら♪
鎌倉の自然の至宝★
北鎌倉や源氏山公園に
ほど近い、
山崎・台峯緑地で
鎌倉市公園協会主宰の
第3日曜日開催・自然観察会に
参加してきました。
岩田晴夫さんや
石島やよひさんが
ご指導くださり、
地域の野生生物について
専門家のご視点から、
楽しくご教授くださいました。
タヌキやイタチなど、
動物の獣道発見や
バードウォッチング、
ドングリ探しなど
楽しんできましたよ♪
山崎・台峯緑地 南管理事務所の
入口付近で
ハシブトガラスが
ハゼの実を食べていました。

「ハゼって葉っぱは
かぶれるけど、
実は大丈夫なのね^^」
エナガやシジュウカラの
群れに出会いました。
秋や冬などは、
さまざまな種類が混ざった
小鳥たちの群れ・混群(こんぐん)
が見られます。
エナガは混群のうちで
最初に飛んでくる鳥なので、
エナガが来たら、
その後に何が来るかを
見ているといいですよ、
とのこと。
エナガの後、
メジロの群れがやってきました。
得意なエサの取り方があるので、
それに応じて順番があるようです。
チャッチャッ、と
強い鳴き声で
ウグイスがササ鳴き。
私たちを警戒
しているようです。
しばらくしたら、
「ちょっとやさしい声になったでしょ。」
大丈夫な人たちだと
認識してくれたのかしらね。
この辺りは、樹冠がつながっているので、
下に人間の通る道があっても
鳥たちは通ることができます。

初め、ボスのような鳥が
こちらを見に来て、
じっとしていると
だんだん群れがくるので
それを見る。
最初から双眼鏡を
向けてしまうと警戒されてしまうので…
信頼関係をつくることが
大切。
鳥たちが姿を見せてくれるのは
信頼してもらえている、
ということだと思うと、
なんだか嬉しいですね^^

鎌倉自主探鳥会の代表でもある
岩田晴夫さんによると、
最近は鎌倉あたりでは、
オオタカが増えてきているそう。
駅の周りに
オオタカがいないのは、
オオタカの非常食に
なっているからなのですって。
時々鎌倉駅西口の
時計台の下にも、
鳥の羽が落ちているといいます。
ハクセキレイのような顔の、
リュウキュウサンショウクイも
見られました。
鎌倉ではかつては、
木を切っても済はつくらず
薪にしていたそうです。
炭の原料のウバメガシが
鎌倉には少ないのと、
谷戸なので、
炭を焼いたら煙がこもってしまうから、
とのこと。
ささやぶの道端に、
タヌキの通り道。
ウグイスがすめるようにするためには、
ある程度、
経路沿いのササも
残す必要があるといいます。
ササがついたての
役割もするので、
無いと森の中が
乾燥してしまうとのこと。
さらに根がなくなると、
土が侵食されてしまう、
ということもあるそうです。
丸いタヌキの踏み跡を発見。
坂道で、滑った跡がない
ということは
坂を登って歩いてきたのだろう、
ということまで
分かってしまうのだそうです…!

丸っこく切れた葉っぱは、
子ダヌキの噛み跡だそう。

ササにノウサギの噛み跡がありました。
前歯でかむ際に
スパッと切れて
ギザギザしているのが
ノウサギの噛み跡だそうです。
たくさんノウサギの噛み跡や
けもの道があって、
こんなに生きものたちの気配に
満ちているんだ…!と驚き。
ノウサギは、フクロウやオオタカ、
イタチなどに
捕食されてしまう
存在でもあるのだそうです。
ノウサギは心臓が弱くて、
追いかけられると
動けなくなってしまい、
そこをつかまってしまう、
ということがあるそう。
ノウサギは天敵が多い上に、
餌資源も残ることになるためか、
じっくり餌を食べずに
ちょっと食べては移動、
を繰り返していきます。
スパッと切れた感じで
ギザギザが少しあるのが
ノウサギの噛み跡。
普段は虫なども食べますが、
餌の少ない
冬や春先に
ササを食べているそうです。
ノウサギは、
チヂミザサの実の下の茎のところを
食べるので、
ねばりがあり細いのぎもある
ひっつき虫の実がくっついて、
それで種を運ぶ役割もしているそう。
地面近くの小さな丸い穴は、
イタチのトンネル。

イタチは肉食なので、
石の上にフンをするのですが
匂いがするそう。
イタチはノウサギも
食べてしまうそうですよ…!
ドングリコロコロ♪
ドングリは斜面を転がるので、
雨の流れで
流れがたまる所を見ると、
たくさん観察できます。
ノギスで測ってみました。
一番太いところを測れるように、
45度に傾けて
ひっかかったところを測ります。
コナラは
ウェスト10ミリ
長さ22ミリ、

大きなマテバシイは
ウェスト14ミリ
長さ29ミリ。
ずんぐり丸いクヌギは
お椀の中の幅が29ミリ。

それぞれのドングリの
縦横比の特徴が
分かりますね^^

鳥や動物、植物たち…
何気ない山道も
生きものの気配に満ちていることに
驚きます。
入口の、南管理事務所に戻って。
足元の草は
地面から2、3㎝のところで刈るのが
良いそう。
草刈り機でバーッと
刈ると下草が亡くなってしまい、
人が踏むとオオバコだらけになって
しまうといいます。
刈りが強すぎると、
土が固くなってしまうとのこと。
ふかふかした土のところでは、
モグラがミミズを追いかけて
通った跡なども
見られるそうですよ。

自然度が高いのは
エノコログサなどが
ある環境だそう。
また、枯れた木も
切ってしまうのでなく
残しておくと、
コゲラなど
利用する鳥がいるのだそうです。
さまざまな生きものあふれる森、
ワクワクしますね!
こうした自然の“質”を
意識した視点で
歩いていると、
生物多様性を高めるために
私たちにできることも
見えてきます。
今回の学びを、
私もまたペイフォワードさせて
いただきますね^^
この自然観察会は、
毎月第3日曜日
13:00から、鎌倉市公園協会主宰で
開催されています。
楽しい秋の
自然観察会でした☆
どうもありがとうございました…!
帰り道には、
南管理事務所から
瓜ヶ谷を下って
田んぼを眺めて
地元の方が守り育てている
野草の公園で
ツワブキや
ムラサキシキブや
ノイバラの実との出会いも
すてきでした^^
たくさんの生きものたちの
気配に包まれた、
幸せな秋の一日でした…!
+.。.♪. * . 。. +・ * ・+.。.☆. * .
1ランク上の贅沢な時間…
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