【鎌倉市】ハス咲く大船フラワーセンターへ★240種400鉢！

●【鎌倉市】ハス咲く大船フラワーセンターへ★240種400鉢！

こんにちは＾＾

鎌倉フラワー＆ネイチャーガイドの
村田江里子です。
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もう夏空ですね！

大船フラワーセンターの

ハスが見ごろというので

見に行ってきました…！

鉢のハスなんでしょ？

と思ってましたが、

240品種400鉢のハスは、

なかなか壮観でしたよ…！

…その前に、

藤沢遊行寺にも

鉢のハスが

咲いているとのことで

大船駅からバスに乗り

藤沢橋バス停から

訪れてみました。

時宗の総本山…

夏空にそびえる大きなご本堂。

箱根駅伝で登場する

遊行寺坂も、

このお寺のすぐお隣です＾＾

４月には八重桜が

見事な参道…

今は桜の木の木漏れ日が

心地よい道に。

樹齢700年ともいわれる

大きなイチョウ。

冠木門をくぐって…

寺務所の前の鉢に、

ハスが咲いていました。

ゆらゆら優雅に…

涼やかなたたずまいですね＾＾

八重咲きのハスも。

アガパンサスの

ブルーも涼やか☆

ビタミンカラーの

オニユリも鮮やかです。

菊の御紋が輝く

中雀門。

その裏側に彫られた

ミミズクさん、

なんか和みます(*^^*)

暑い中にも、

水辺の水音に癒されて。

大きな本堂から

緑を眺めて…

一陣の風が心地よかったです。

元気なオレンジの

ヤブカンゾウ。

鎌倉かいわいにも自生する、

夏色の花です。

堂々とした大きなお寺に、

パワーをいただきました＾＾

バスで大船方面へ戻り、

岡本バス停から

大船フラワーセンターへ。

夏の企画♪

ハスの葉のシャワー。

水しぶきが涼やか☆

ハスの葉の先端を

ぐるりと切り取って、

茎の下からホースで水を流すと…

葉脈の先端から

水がぽたぽた垂れてきます。

シンプルに、根～茎～葉へ、

穴を通って吸い上げた水が

伝わっていくのが分かって

面白いですね＾＾

すがすがしいオレンジの

ノウゼンカズラ☆

バラ園に、

まだバラが咲いていて、

びっくり…！

もちろん盛りのころほどでは

ないけれど、

バラに会えるとは

思っていなかったので、

なんだか得した気分♪

シャクヤク園の奥には、

ハンゲショウが群生する一角も。

日影で、水がたまりやすい

場所なのでしょうね。

鎌倉の湿地に

自生する植物です。

ちょうど今は、

暦のうえでも半夏生の

ころですものね＾＾

プラタナスの木陰が

涼やか。

えーと、それで

ハスはいったいどこに…？

と、園内をほぼ半周したころ…

ありました＾＾

わあー☆壮観★

これが、240品種400鉢の

ハスたちです！

ふっくら桃のような

ピンクのハス。

黄色がかった

クリーム色のハスも

あるんですね…！

日に透ける

花びらが、

清らかです。

チューリップみたいな

ハスもありましたよ♪

仏教には「泥水中の白蓮華」という
言葉があり、
泥の中から清らかな花を
咲かせることから、
清らかさの象徴とも
されているハス。

仏様も、蓮台といわれる
ハスの花をかたどった台に
まつられていますものね。

いっぱいのハスに

出会って、

心も清らかになりそうです…！

【大船フラワーセンターのハスの由来】

大船フラワーセンターでは、2020年１月に静岡県沼津市の本廣寺のご住職から、約190種のハスを譲り受けたとのこと。

ご住職は前任の蓮興寺で約30年間ハスを育ててきましたが、栽培の継続が困難となり、栽培を引き続ける先を探していたといいます。

そうした中、ご縁があって大船フラワーセンターでハスを引き受ける運びとなり、この見事なまでの数のハスの鉢が並ぶようになったそう。

約2000年前の地層から掘り出されたハスの実が開花した大賀ハスをはじめ、

沼津の植松家に代々受け継がれてきた、一般に出回っていないことから名前もついていない「植松家家」のハス、

日蓮正宗　総本山の大石寺で昔から受け継がれてきた大石寺系のハスも。こちらのハスも「大石寺NO.○○」がそのまま正式名称になっています。

約90種の巨椋池ハスは、戦前まで100haものハスの群生名所として知られていた京都の巨椋池にあった幼芽を採取し育成したもの。巨椋池は、今ではなくなり、農地・水田として埋め立てられています。

こうした貴重な品種をはじめ、色もかたちも様々なハスの花が並んで…風にゆらめくさまは、心に響きます。