こちらの本を読んだ感想です。
タイトルの通り、高齢でひとり暮らしをしているこの女性。
1972年11月生まれなので、現在は91歳!
78歳の時にパソコンを始め、
歩くことは健康の基本。
歩かないから歩けなくなる。
運動しないから圧迫骨折になる。
元気の秘訣は、毎日8000歩歩くことだと書いてあり
とても参考になりました!
今は毎日太極拳をしたり、すこぶる調子がいいそうですが、
50代で子宮筋腫を患い、70代で胃の三分の二を切除したり、
ずっと健康だったわけではないとも書いてありました。
毎日晩酌をするほど「お酒好き」ではあるけれど、
ぬか漬けや煎りぬかを毎日食べているそうなので、
やっぱり腸内環境がいいんだろうなと思いました。(笑)
背筋が伸びていて、若々しい!
また寝る前の体操も欠かさずしているということで、
90歳でこの柔軟さ!
同じ歳の伯母との違いにビックリしました💦
70歳まで働いていたそうですが、
やはり高齢になっても働き続けることが
元気の秘訣なのかもしれないと思いました。
9歳~12歳の時に太平洋戦争を体験した著者。
当時は国全体をあげての「洗脳」状態だったと書いてあり、
「戦争は、絶対に、二度と起こさないで」
という著者の言葉はとても心に響くものがありました。
床に物がなく、きれいに片付いた部屋に住む著者。
生活費は団地の家賃込みで10万ちょっとだそうです。
手を動かすことが好きで、裁縫をしたり、花を飾ったり、
白内障の手術をして以来、メガネなしの生活が快適になった
と書いてあり、とても参考になりました。(笑)
また終活に関して、貯金の相続に必要になるから、
引っ越しした経歴が記録されている戸籍附票や
現在までの戸籍謄本を用意しておいた方がいいと書いてあり
これもとても参考になりました!
著者は離婚して、ロンドンに住んでいる娘が一人いるので
死後は教会に納骨してもらう準備もしているそうです。
国際結婚して海外で暮らしいている一人娘には頼らずに
90過ぎても一人暮らしをしている著者。
私もこんな自立した高齢者になりたいと心から思いました!