2019年に「乳がん」の手術をされた美智子さま(86)
その後のホルモン治療の影響で、左手指が自由に動かせずに
ピアノの演奏に支障をきたす様になったそうです。。
ピアノの演奏を十分に楽しめないことに気落ちするはずが、
美智子さまが語ったお言葉は、
「今まで出来ていた事は授かっていたもの。
出来なくなった事はお返ししたもの」でした。
得意のピアノが上手く弾けなくなったにも関わらず、
今まで出来ていた事に感謝し、出来なくなった事を「お返しした」
と言われる美智子さま。
86歳というご高齢になり、他にも色々と今まで出来ていたことが
出来なくなっているのかもしれないのに、このお言葉。。
「どんな状況になっても、自分の人生を肯定し、受け入れる」
ということが自然にできている美智子さまの姿を見て、
多くの人が励まされ勇気づけられたと思います。
こちらに書いたように、
年齢を重ねれば、どうしても昔できていたことが出来なくなるし、
病気やけがなどで、思うように体を動かすことが出来なかったり、
人の世話になったり、人に迷惑をかけたりすることも増えます。
そんな時、「これでよい」と自分を認め、受け入れることが出来たら
多くの人の苦しみが減り、救われるのではないでしょうか。
「人は、生きている限り人に何らかの影響を与えている」
というけれど、美智子さまほど多くの人に影響を与えている方は
いないと思いました。
老いても尚、美しい微笑みは健在です♡
皇太子妃時代から、長い間、多くの苦労をされ、
深い悲しみを経験されてきた美智子さま。。
そのお顔とお言葉には、優しさがあふれていると思います。
こちらの演奏は、とても素晴らしかったです!
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