平成最後の今日、
私にとって平成はどんな年だったか?を振り返ってみると、
平成元年(1989)、京都の大学に入学。(消費税が導入された年)
親元を離れ、一人暮らしを始め、バラ色の4年間を過ごしました!
今の夫と出会って、付き合い始めたのもこの時。(自己紹介4)
本当に自由を謳歌し、自分らしく生きられた青春時代でした♡
平成5年(1993)、某塾の正社員となり、働き始める。
皇太子さまと雅子さまが御結婚された年です♪
精神的、経済的に自立していた8年間でした!(笑)
「教育」という仕事を通して、学ぶこと、教えること、働くことなど
様々なことを勉強しました。(今も継続中)
人はなぜ学ぶのか?
知識を得るためでも、職を得るためでもない。
人にものを教えるためでも人から尊敬されるためでもない。
己のためだ。
己を磨くために人は学ぶのだ。
この世の中のために、己がすべきことを知るために学ぶのです。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」より
「夫婦と言うものは、お互いに相手の不完全さを責め立てず、
直そうとしないで、それを黙って背負っていく覚悟が大切である」
「相手を言葉によって教育しよう(変えよう)とは夢にも考えてはならない」
家庭教育の心得21 森信三より
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いかなる身分の人間も自由と独立を妨げられてはなりません。
それが私の考えです。
夫や家から自由に生きるためには婦人も経済の自立を図るべきです。
しっかりとした財産を持ち、世間に対して己の責任を重く持ち、
大いに学び、しっかり働いて、しっかり稼ぐ。
福沢諭吉「日本婦人論」より
などなど、たくさん教育関連の本を読み、テレビを見ては
色んな人の考えや言葉を心に刻みました。
英語の勉強もして、英検準1級やTOEIC800も取得しました!
身体を壊すほど仕事(=勉強)に打ち込んで頑張ってきました。
平成13年(2001)、結婚。(アメリカ同時多発テロが起こった年)
幸せな日々と同時に、夫婦に関する本を読みあさり、
夫婦関係や親子関係、結婚生活について学び始めました。
「夫婦円満」って何て難しいんだ…!と思い、今に至ります。(笑)
私の平成史は、半分以上が結婚生活で占められているので
否応なく、平成=夫婦の歴史=結婚生活でもありますが、
平成の始まりと同時に親元を離れ、社会人として自立し、
結婚するに至った、「自立の時代」でもありました。
「どう生きるか」について、自分で考え、
模索して生きてきた時代でもあります。
昨日、NHKのテレビで見た「天皇 運命の物語」の中で
皇后美智子さまのお言葉に心を打たれました。
優しくありたいと願いながら、
疲れや悲しみの中で、堅くもろくなっていた
自分の心を恥ずかしく思い、
心配をおかけしたことをお詫びし、
励ましてくださった大勢の方々に 厚く御礼を申し上げます。
平成6年記者会見での「美智子さまのお言葉」より
皇室に嫁がれ、様々なご苦労を経験された皇后美智子さま。
「悲しみは、誰でも持っているのだ。
わたしは、わたしの悲しみをこらえていかなければならない」
「人は自分の器に応じた理解力しかない」
と上野千鶴子さんの本に書いてありましたが、
美智子さまは、たくさんの深い悲しみを経験されているからこそ
温かい愛のある言葉を発することができるんだな…と思いました。
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“雅子さま”はあなたと一緒に泣いている (ちくま文庫)
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一方、外交官としてのキャリアを捨て、皇室に嫁いだ雅子さま。
2003年12月に突然入院されて以来、適応障害と診断されて16年。
美智子さまとは違った心の葛藤をずっと抱えてこられたと思います。
私にとって、美智子さまや雅子さまの笑顔や存在、お言葉は
心のよりどころになる、とても励まされるものでした。
明日、新しい皇后となられる雅子さま。
そして、上皇后となられる美智子さま。
お二人の存在や生き方に尊敬、感謝すると同時に、
新しい時代も「素敵に輝いていてほしい」と心から願います♪