今日の朝ドラ「あさが来た」の中で

福沢諭吉先生のセリフに感銘を受けました。

日本婦人論

男も人なり、女も人なり。

男女は体のつくり以外は平等一様にして

遊びたいなー、学びたいなー、と思うのは同じ。


生まれては親に従い、嫁しては夫に従い、

老いては子に従う。

男はそのようなことを強いられて

果たしてそれに従えますか?


いかなる身分の人間も

自由と独立を妨げられてはなりません。

それが私の考えです。


夫や家から自由に生きるためには

婦人も経済の自立を図るべきです。


しっかりとした財産を持ち、

世間に対して己の責任を重く持ち、

大いに学び、しっかり働いて、しっかり稼ぐ。


(同じく大久保利通のセリフ)

産業・文化・教育だけでなく、女性を育てる道、

その道を作ることの中に

この国を戦いなくして強くする方法が

隠されているのかもしれない。。


女性の社会進出が進む今、

色々な職業に女性の姿が見られます。


先日も、

金星探査機「あかつき」の軌道投入成功について

軌道の計算を担当した

主任研究員の広瀬史子さんという

女性がテレビで紹介されていました。


金星観測を可能にする軌道を見つけるため、

寝ても覚めても答えが見つかるまで、

仕事に没頭し、計算したそうです。


2011年に結婚し、出産も経験し

産休・育休を経て、職場復帰をしたそうです。


帰宅は、連日深夜。

子育てと軌道計算の両立をしながら

2年半かけて条件に合う答えを見つけたそうです。


再投入の前日、夫が「豆乳鍋」を準備していました。

そんな支えの連続でした。。

と語っていました。


男女が協力していけば

あらゆることが可能になる。

と思わされる話でした。


男も女も、仕事に没頭すれば

家族が犠牲になるのは仕方のないこと。。


それでもお互いに支え合って暮らし、

子どもがいれば、

地域や社会全体で見守っていく。


そうやって応援していく態勢があれば

誰もが自分の能力を活かし、

自分らしく生きられるのではないか

と思うのでした。。