こちらの本を読んだ感想です。
渋沢栄一さんの孫娘、純子さんが書いた本です♪
1922(大正11)年生まれなので、今年でなんと99歳!(@_@)
96歳まで病気らしい病気をしたことがないというので驚きました。
心身共に健康な秘訣について書いてあったので、紹介します♪
まずは、心の健康について。
毎日、息ができて、歩けて、食べられて、排せつが出来る
といった当たり前と思って意識せずにしていることに感謝すること。
1931年に91歳で祖父渋沢栄一が亡くなった時、9歳だった著者は、
97歳になった今「すべてに感謝して生きる」という境地に達しており
嫌な人に会っても、嫌な目に遭っても、
すべて「神さまが自分を磨く機会を与えて下さった」と
感謝して受け止めることできるそうです。
ぎっくり腰になっても「腰だけで済んで感謝いたします」と
今まで健康に過ごせていたことに気づかせてもらい、
感謝の気持ちがあふれ出てきたと書いてありました。
2011年には振り込め詐欺に遭い、数百万円を失ったそうですが、
こんな風に人をだまして大金を奪う犯人の、暗転するであろう
この先の人生を心配していました。。
著者は3人の子を育てている時に
母親の「心のあり方」が子どもに大きな影響を及ぼすと思い、
1950年頃から「心のあり方」を勉強したいと思ったそうです。
「ありがとう」には、マイナスの出来事をプラスに変えていく力があると知り、「ありがとうございます」と紙に書いて家中に貼ったこともあるそうです。(笑)
その結果、嫌なことがあっても「トラブルは心を磨く砥石」
「過去世で犯したマイナスのエネルギーが今消えていくところ」
と思えるようになったそうです。
「今の人生で、この肉体を使って、何を学ぶか」が大事で、
自分の周りに起こることは、たとえ嫌な出来事も、
よりよく生きるために必要な学習で、その問題をクリアすれば、
心が浄化され、レベルアップできると書いてありました。
また毎朝、太陽への感謝をささげていると、太陽の波動と合って
37兆個の細胞が活性化する、とも書いてありました。
私たちは日々、太陽の恵みを受け、自由に空気を吸うことができ、
水も食料も簡単に手に入る生活を送っていることに感謝し、
たとえ病気になっても、
病気の人の気持ちがわかるようになったことに感謝するなど、
感謝する回数を増やすことが「幸せを呼ぶコツ」だと書いてありました。
不愉快な相手や意地悪な相手に出会ったとき、
「あの人さえいなければ」などと他人のせいにせず、
「過去世で乗り越えられなかった問題をクリアにするために、
必要があるから被害者の立場になったのだ」と理解して、
相手を恨まず、自分の受け止め方を変えるなどして
そこから大切な学びを得られると、クリアできるそうです。
「受け容れがたい辛い出来事も、すべて自分の魂が選んだ経験」
だと書いてあり、とても参考になりました♪
身体の健康の秘訣については、
365日「薬は使わない、病院には頼らない」ことだそうです。(笑)
昔、荘淑旂先生に「正しい姿勢で歩くこと」とアドバイスされ、
95歳になるまで毎朝1時間歩いていたそうです!(@_@)
夜8時以降は何も食べないので、朝は空腹で目が覚め、
朝の散歩前に排せつの癖もついているそうです。
(「ケンコーソ」という粉末酵素も愛飲しているようです)
また、人間は下を向いて暮らすことが多いので、姿勢を正し、
「空を見上げること」が大事だと書いてありました。
ずっと下を向いていると、ガスが溜まって、細胞を老化させて、
病気の引き金になるそうです。
食べ過ぎや、夜遅い食事、一日中じっとしている生活などを改善し
体内ガスを溜めないようにすることが大事だそうです。
良い姿勢は、内臓を圧迫しないので「すべての健康のモト」と書いてありました。
食生活に気をつけ、毎日歩き、姿勢を正して暮らしていたら、
90歳を過ぎても病気にならずにいられるんだと納得しました!
また著者は、45歳で車の免許を取り、70代で水泳、水墨画、
80歳から社交ダンス、90代でヨガを始めたそうで、
いくつになっても新しいことを始める勇気をもらいました!
95歳で運転をやめたと書いてあり、高齢でも運転できるんだな~と思いました。
「前向きな気持ちが人間の自然治癒力を高め、元気にする」
と書いてあった通り、心の健康が何よりも大事だと思いました。
「なんで私だけ」といった被害者意識でいると、
心だけでなく体にもダメージを与え、強いストレスを感じて
イライラして、血流も悪くなり、免疫力も低下するそうです。
身に覚えがあるだけに、意識を変える方が先だなと思いました。。(>_<)
最後に、
私たちは皆、神様の分身として「地球を平和な愛の星にする」
という使命のもと、肉体という波動をまとって、
地上に誕生させていただいていると書いてありました。
祖父渋沢栄一と同じように、亡くなる直前まで
人のために役立つ生き方をされるんだろうなと思いました。