蓄熱エレメント=熱交換素子=中に入っている筒状のやつ、つまりはこれのこと
中央が蓄熱エレメントです。セラミック製なので重いです
左はカバーです。我が家は防音タイプのヴェントサンゼロで、カバーも遮音タイプになっているので吸音パッドがついています。これにより騒音が3db低減する効果があるようです
ダクトレス換気のメリットはメンテナンスが簡単なことで、つまり自分でできるということです。
フィルター掃除については行っていますが、その先は手を付けていませんでした。
蓄熱エレメントを水洗いできると聞いていましたが、周りについている緩衝材?を濡らしていいものなのか疑問だったため保留にしていました。
1年点検の際に改めて聞いてみたところ、そのまま水につけてあらえばよいとのことだったので、花粉フィルターへの換装ついでにひととおり確認してみることにしました。
1つずつつなげるのもめんどうですね。
なぜ全部緑のコネクタにしてくれなかったのでしょうか…
気を取り直して(笑)
ファンを外すと蓄熱エレメントが見えます。
取手が付いているので、引っ張れば抜けます。
ヴェントサンゼロは遮音材に包まれているため、抜きやすいです。
蓄熱エレメントを引き抜いて中を覗くとこんな感じに。
遮音材と外側のカバーの内側です。
さらに外側のカバーから下を見るべくスマホを突っ込んでみました。
屋根が見えます。
ここから吸気しているわけですね。
さて、内側に戻ります。
蓄熱エレメントを外すときに内側のカバーが少し浮いたり外れたりしました。
ツメがはまって外れないはずが、どうもしっかりはまっていません。右側を押し込めば左側が浮く、みたいなことが起こりました。
ええい、この際外してしまえと、外してみたら…
完全には汚れが取れていませんが、比較するとかなりきれいになっていますね。
手入れのときは、一応、取説を確認するようにしています。
基本的に書いてあるとおりにやりました。
まず掃除機で吸いましたが、あまり変化はありませんでした。
次に、水洗いですが、蓄熱エレメントを沈めるのに程よい深さのある入れ物が何かないかと考えていたところ、ちょうど2個入りそうな入れ物が目に入りました
我が家の収納で大量に使っている無印の柔らかポリエチレンケースです。これを使うことにしました。
もちろん妻の許可を得ましたよ(笑)
終わった後に綺麗にしておけばOKと。
そんなに汚れないだろうと思っていたのですが、水をためて中にいれたらすぐに水が黒くなりました
表面だけでなく中にも細かな埃があったということなのでしょう。
残念ながら、この時は掃除に集中していたため写真を撮るのを忘れてしまいました。よって画像はありません
ためた水に入れてゆさゆさ振ってみてたくらいですが、それなりに汚れは取れたので水洗いは終了。
後は干すだけですが、やはりセラミックの周りの緩衝材?が水を含んでいたので乾くのか不安でした。
心配だったので少し水分を絞り出しましたが、8時間くらい放置していたら乾いていました!!
乾いたらあとは元に戻すだけです。
運ぶのがちょっと重いですが、取り付けは簡単です。
手入れの間はファンを外していたのですが、そのかわりに浴室の換気扇を回していました。
カバーなしでそのままにしていたらさすがに外の風の勢いでビュービュー入ってくるような気がしたのでフィルターとカバーだけつけていました。
これだと完全にダクトレス第3種換気ですね。
熱交換なしなのでいつもより冷たい風が入ってくるような気がしました。
春や秋は熱交換なしに切り替えていましたが、ひょっとしたら第3種換気的な使い方にするのもありかもしれません。
そんなこんなでいろいろと発見のあった蓄熱エレメント掃除でした。
【追記】
カバーがはまらない問題は、遮音材を奥から引っ張って押し込んだら解決しました。
ゼロ、いいと思いますけどね〜。
ヴェントサンを考えている方には是非ゼロを勧めたいです。
通常のものと比較で私の思うメリットは、①静か、②外からの見た目がかっこいい、③蓄熱エレメントが抜きやすいの3つです。
ここに価値を見いだせるならぜひ!(≧∇≦)b