電気料金が大変なことに!去年の2倍になった!なんて話もあります。

なんといっても燃料費調整単価の上昇がかつてない勢いで高くなってますからね。

電気料金高騰対策をしているからそこまで衝撃を受けるようなことはないです。若干他人事感はあります。


とはいえ、さすがに前年比で10円/kWくらい高くなっているので、影響がでてることは確かです。

残念ながら、我が家の電気料金は1万円を超えてしまいました。

1万円超えはこれで2回目です。

月1万円かからないことに高性能な省エネ住宅地としてのステータスみたいなのを感じていたのでちょっと残念なんですが省エネの本質とはそれますね。

今後も電気料金が高くなるならますます断熱気密で省エネして太陽光でまかなうリアルゼロエネルギーハウスが脚光を浴びそうです。

我が家も太陽光発電で差し引き0になるゼロエネルギーなわけですが、電気料金はこんなものです。

温暖地での断熱等級7、G3レベルの実例として。

下矢印下矢印下矢印


少し暖かかったからか、昨年より使用量は減りました。

しかし、使用量が減っても料金が高くなる罠。

とはいえこの程度なのでかなりましなほうなのでしょう。

オール電化プランなんかだと上限がないからさらに7円/kWh高いわけで、単純計算で1900円くらい高くなります。

そうすると電気代月12,000円となり、我が家ではなかなか衝撃的な数字になります。

従量電灯プランに切り替えてなかったらこれくらいになっていた、ということですね。


リアルゼロエネルギーについてはこちらを参考に。

私としては蓄電池まではまだいらなく、家電も含めたネットゼロすなわちリアルゼロエネルギーでいいと思います。

防災という点では蓄電池があってもいいと思いますが、電気自動車や定置型でないポータブルの大きめのやつでいいのではないかというのと、あとは蓄電池で建物単位で個別に最適化するのではなく、電力システム全体でで最適化できたほうがいいというところで、家庭用の定置型蓄電池はあまり魅力を感じないんですよ。

まだまだ高いし、元取れないし。




ついでに太陽光発電による売電状況。
我が家は4.5kWの太陽光発電設備を載せてます。
パネル出力250kW×18枚で4.5kW。
パワコンは出力5.5kW。
パネルとパワコンで比較して出力の低い方が最大値になるので我が家の設備は最大出力4.5kWとなります。設備容量とか発電出力とかともいうようです。このあたりは私は調べる過程で理解しましたが、一般人にはわかりにくいですね。

我が家の1月分の売電収入は7,728円でした。
今年は例外がありますが、4.5kWで21円/kWだと、よくて月1万円を少し超える程度です。




電気料金が高くなってきたので自家消費を増やしたいところですが、我が家は当初からエコキュートの昼焚きをマニュアル設定で行っており、特に他に増やせそうなものがないので現状維持としています。


寒くなってきたので来月の電気料金の請求でまた記録更新しそうだなと思いましたが、激変緩和措置で7円引きになるので、燃料費調整単価はまた少し前の若干マイナスなところに戻り、電気料金も落ち着きそうです。


こうなるとやはりあのとき従量電灯プランに変更しておいてよかったと思います。
もしかして変えたほうがいいのかも、と少しでも興味を持った方はとりあえず試算してみてください。
電気使用量に単価をかける単純な掛け算なのでそうめんどうなことでもないです。



現在の我が家の現状メモ
1階の2.8kWエアコン(10畳用)1台暖房22℃設定で連続運転(延床32坪プラスロフト少々)
太陽光発電4.5kW
エコキュート昼焚き(マニュアル設定)

建物性能
熱損失係数(Q値)0.67W/m2K
隙間相当面積(C値)0.2cm2/m2
外皮平均熱貫流率(UA値)0.26W/m2K
冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)0.97
暖房期の平均日射熱取得率(ηAH値)0.90