2006年11月19日(日) 17:00開演
映画「アマデウス」のテーマ曲とヴェルディ歌劇 ウィーン・フォルクスオーパーを経て、現在はドイツ・ヴィスバーデン歌劇場の音楽監督を務めるフランス人指揮者ピオレは2004年に新国立劇場公演「ラヴェル:スペインの時」で東京交響楽団を指揮し、その音楽性が絶賛されました。映画「アマデウス」のテーマ曲として知られるモーツァルトの25番交響曲のあとは、得意の歌もので華やかに彩ります。ソリストにはワシントン・オペラをはじめとする海外の舞台でも目覚しい活躍をみせる森麻季と、安定した歌唱で常に聴衆を魅了する佐野成宏を迎えて演奏された。
指揮/マルク・ピオレ
ソプラノ/森麻季
テノール/佐野成宏
合唱/にいがた東響コーラス、合唱指揮/山神健志
♪モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183
♪ヴェルディ:歌劇「アイーダ」“エジプトとイジスの神に栄光あれ”
♪ヴェルディ:歌劇「リゴレット」“あれかこれか”“あなたは心の太陽”“慕わしい人の名は”
♪ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」“行け、わが思いよ、金色の翼に乗って”
♪ヴェルディ:歌劇「椿姫」“そはかの人か~花から花へ”“燃える心を”“パリを離れて”“乾杯の歌”
マルク・ピオレ/指揮 1962年パリに生まれる。ベルリン芸術大学で指揮法を学ぶ。J.E.ガーディナー、M.ギーレン、G.アルブレヒトに師事。これまでに、フランクフルト放送響、ドレスデン・フィル、ザルツブルグ・モーツァルテウム管、ベルリン放送響、国立リヨン管などの著名オーケストラを指揮。オペラにおいては、ハンブルグ州立歌劇場、シュトゥットガルト州立歌劇場、ケルン州立歌劇場などに登場し、2003年にはパリ国立オペラ座デビュー。2004年2月には東京の新国立劇場でラヴェルの「スペインの時」を指揮し好評を博す。2004~05年、ウィーン・フォルクス・オーパー音楽監督。ヘッセン州立歌劇場音楽監督を務める。
森 麻季/ソプラノ東京藝術大学、同大学院音楽研究科修了。ミラノのヴェルディ国立音楽院、ミュンヘン国立音楽大学大学院修了。五島記念文化財団オペラ新人賞、出光音楽賞受賞などを受賞。プラシド・ドミンゴ世界オペラ・コンテスト優勝。ドミンゴに認められ、日本人として初めてワシントン・オペラに出演。国内外のオーケストラと、古典から現代曲まで幅広いレパートリーで活躍し、コロラトゥーラの類稀なる技術と透明感のある美声、深い音楽性と華のある容姿で各方面から絶賛を浴び、まさしく日本を代表する国際的なソプラノ歌手として注目されている。二期会会員。
佐野成宏/テノール東京藝術大学卒業後、イタリアに留学。1992年の関西日伊コンコルソ第1位・ミラノ大賞を皮切りに、プラシド・ドミンゴ国際声楽コンクール、ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクールなど多くの国際コンクールにおいて上位入賞を果たす。以後、イタリアを中心にヨーロッパ各地で多くのコンサートやオペラに出演。日本では新国立劇場や愛知芸術劇場などに毎年出演。2006年夏にはプッチーニ・フェスティバル(イタリア)で三枝成彰作曲「Jr.バタフライ」(日本語オペラ)に出演の予定。“光り輝く声”を持つ類稀なテノールの逸材としてますます国内外から注目されている。
近年、東京交響楽団と新日本フィルが日本のオーケストラの中では進境著しいと思っている。
オペラの演奏といえば「○△フィル」みたいなのがあったけれど、近年はこの二つのオケの演奏のレヴェルが高い。
今回のプログラムで最も良かったのは前半の「モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183」
ぞくぞくさせる演奏を聴かせてくれた。
メインである後半のヴェルディのオペラの世界であるが、「アイーダ」“エジプトとイジスの神に栄光あれ”の合唱は大コケ。
子供の学芸会を見に行った親のようなハラハラ感がある。
合唱では新潟県内随一の「にいがた東響コーラス」のはずであったが、オペラというものの中の合唱の位置づけがわかっていないよう。
オペラはドラマである。
凱旋の行進の時に演奏される曲というのを知っていながらの演奏だったのだろうか?
男声合唱が特に汚い
イタリア語がカタカナに聴こえる・・・発音指導をもっと徹底した方が良かったのではあるまいか?
「ナブッコ」“行け、わが思いよ、金色の翼に乗って”はそれに引き換え良かった!!
アンコールでもう一回歌ってほしいと思ったくらい
「カタカナ」イタリア語にもちょっと慣れてきた。
テノールソロの佐野さんは「リゴレット」のマントヴァ公爵はやや安定感を欠いたが、後半の「椿姫」のアルフレードは素晴らしかった!!
ソプラノソロの森さんは相変わらずの美声と安定した歌唱、コロラトゥーラの妙技を披露してくれました。