本当にそろそろ潮時になったなぁ…と感じています。
出世することにエネルギーをいよいよ使えなくなって来ているからです。
「何のために仕事をしているのか?」
ビジネスを大きくするため…とか、一生懸命やったらどこまで行けるか見てみたい…とか、そういうのが目的だと、今の環境では行き詰まってしまうのです。
というのも、自分が頑張って仕事をしても、結局販売の責任を持っている人達へ「影響を及ぼす」というのが出来る限りのことだからです。もちろん、そういうマーケティングの役割がなくて、販売だけでは物は売れませんが、やはりこの手応えのなさがどうにも手に負えなくなってしまったのでした。
そして、もうひとつ、このままやっていて、次のポジション…と、考えた時に、それに対して魅力を感じなくなってしまったのです。タイトルがかわり、給料があがります。でも、そのために寝ている時間以外のほとんどの時間と熱意を注ぎ込む…それに魅力を感じなくなってしまったんです。
これはFXを勉強し始めたことと大きく関連して来ている様に思います。
竹井佑介さんの言うところの「富保有意識」の影響と考えます。
これは彼の造語ですが、「人間の器」といったところでしょうか。人は自分の器のサイズを自分で規定してしまうのです。
例えば、東京大学に入学する…ことを考えた時、全ての高校生に受験資格はあるんですね。でも、ほとんどの人はそもそも「東大を受けよう」と考えて受験勉強をしません。たまたま受験勉強をしていて、「成績いいから東大受けてみるかな~」と言って受かる人はほとんど居ない筈です(いることはいますけどね)。ほとんどの人は、「東大受けてみよう」と思って頑張った人が、受験をしている筈なのです。
お金に関してもそうです。自分の年収…どれ位って考えるか?500万円ですか?それとも1000万円ですか?1億円?10億円? 誰も、「あなたは100億円を夢見ることは禁じられてます」って人はいないのです。誰でも等しく100億円の年収を夢見る権利はある筈です。
結局のところ、可能性を狭めているのは自分なんです。
そこで、仕事の話に戻るんですが…
一番トップCEOと私の間には3段階(3人)います。彼らは上司の言うことに本当に一途です。昨日迄「左に行こう…」とCEOが言っていたとして、今日「やっぱり右だ」と言ったら、昨日迄「左にいこう」と言っていたことはすっかり忘れて、右に行けるだけのフレキシビリティを持っているんですね。ここから上は「上司に従順」であること…に力を注がないと、先はないってことです。
私の一段上の人に関しても、「どうしてこうも、易々と手のひらを返せるんだろう?」と思うことが多々あったのですよね。今日本当に「だからこそ、彼らは私と違って、更に一歩出世できたんだよな~」と、ハラオチしたのでした。
そこで自分の流儀を曲げて、自分らしさを殺して上の言いなりになることで、昇進出来るとしましょう…。で、得られるものは何か?
経済力で言うならば、今の年収の倍、頑張って3倍です。(CEOの1段下まで上り詰めると、10倍位にはなりますがね)
経験値があがる…とは、そんなに思えないです。結構好き勝手に仕事しちゃったので、経験値で言うなら今から新たに増える分って…2倍にはならないな、少なくとも。
労働時間とストレスで言うならば、確実に増えますね。上の言うことに従う…その方向が自分の考えるところを合っていないと尚更です。
ということで、やっぱり自分のやりたいことがここにはない…そういう結論に、今日もの凄く突然ですが、さっぱりと思い至ったのでした。
じゃぁ何に力を注ぎたいのか?
家族との時間はやっぱり増やしたいですね。
そして、やっぱり「生きていてよかった」と思える人生を一人でも多くの人に歩んでもらえるお手伝いを思いっきりしたいと感じます。
それと、やりかけたFX、極めない訳には参りません。
会社員の生活は、リスク0でレバレッジ無限大の投資をしている様なものです。組織に安住出来れば絶対らくちんです。有給休暇もありますしね。
でも、自分の器を大きくしたい、富保有意識を大きくしたい…と考えてきた、この4ヶ月で、今居る世界の限界が見えちゃったんですね。努力の方向性が合っていない…と。
そろそろ潮時…そういうふうに自分の結論がつきました。
やっぱりとりあえず動くと、時が満ちた時にいろんなことがぱたぱたと動くんですよね。さぁ次のステップに向けての作戦を練ることに、注力することにいたします。