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FXレポート

東京外国為替市場でドル円相場は1ドル108円台後半から109円台前半での推移となった。前日の米国市場でリスク回避の動きが一服し金利が持ち直したことを受けて、午前はドル買い円売りが先行した。ただ、週末にかけてフランス大統領選など重要イベントを控えるなか、次第にドル売りが優勢となってきた。

 


ユーロドルは1.07761まで高値を伸ばした。3月29日以来、約3週間ぶりの高値水準となった。4月23日に実施される第1回目の仏大統領選を控えて、市場は神経質になっている。きょうはマクロン氏の支持率が1ポイント上昇したと報じられている。

 


【本日発表予定の主な経済指標】

21:30米国新規失業保険申請件数(万件)

21:30米国4月フィラデルフィア連銀製造業指数

23:00ユーロ圏4月消費者信頼感・速報値

23:00米国3月景気先行指数(前月比)
 

スポット金反落、ドル上昇で

 19日のスポット金は反落、前日比10.7ドル安の1279.10ドルで引けた。一時1週間ぶりの安値1273.78ドルを
つけた。外為市場でドルが対主要通貨で上昇したことで、ドル建ての金が売られた。ただ、北朝鮮情勢をめぐ
る緊張感や今週日曜日のフランス大統領選を背景に、リスク回避先として金買いが断続的入り、下げ幅は限定
的だった。

 

 19日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日比11.84トン増の860.76トンだった。

 

 19日のWTI原油先物は大幅に続落、前日比1.32ドル安の51.00ドルで引けた。一時4月4日以来の安値50.49ド
ルをつけた。週間石油在庫統計でガソリン在庫が市場予想に反して増加しことで、ガソリン相場が下げ、原油
にも売りが広がった。

 

 米エネルギー情報局(EIA)の発表によると、ガソリン在庫は季節的傾向とは逆に、9週ぶり150万バレル増
加した。予想では200万バレル減だった。一方、原油在庫は予想よりも小幅の100万バレル減に止まった。

 

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ドルが主要通貨に対して上昇、一時109円回復

 19日のNY外為市場でドル円は反発した。108円852銭で終えた。一時109円174銭の日中高値を付けたものの、その後上げ幅が縮小した。ドルのショットポジションの買戻しや対英ポンド、ユーロの下落がドル上昇につながった。

 

 この日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)では大半の地区で労働力不足が顕著になっていることが明らかになった。また、報告によれば、経済は過去数週間にわたり全国的に引き続き緩慢ないし緩やかなペースで拡大した。労働市場のタイト化に支えられて賃金が幅広く上昇した一方で、個人消費には強弱が混在した。

 

 ユーロドルは反落し、1.07092ドルで終えた。今週日曜日(4/23)予定しているフランス大統領選第1回投票に対する不透明感が圧迫要因となった。

 

 ポンドドルも下落、1.27736ドルで終えた。投機的なポジションの解消が進んだ模様。前日に英国のメイ首相が解散総選挙を前倒しすると表明したことを受けたポンドドルは約6ヶ月ぶりの高値を更新した。

 

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本日米国新規失業保険申請件数発表

 

時間  国名     国内/海外主要経済指標等  前回   予想   重要度

08:50

日本

3月貿易収支(億JPY)

8134

6080

15:00

ドイツ

3月生産者物価指数(前月比)

0.2%

0.2%

18:00

ユーロ圏

2月建設支出(前月比)

-2.3%

-

18:00

ユーロ圏

2月建設支出(前年比)

-6.2%

-

21:30

米国

新規失業保険申請件数(万件)

23.4

-

21:30 米国 USDA・週間穀物輸出成約高-大豆(万トン) 40.23 -
21:30 米国 USDA・週間穀物輸出成約高-小麦(万トン) 42.16 -
21:30 米国 USDA・週間穀物輸出成約高-トウモロコシ(万トン) 73.80 -
21:30 米国 4月フィラデルフィア連銀製造業指数 32.8 25.0

23:00 ユーロ圏 4月消費者信頼感・速報値 -5.0 -4.7

23:00 米国 3月景気先行指数(前月比) 0.6% 0.3%

 (重要度は◎が最も高く、以下〇、△の順となっています。)
>>>結果はこちら

原油は大幅続落

金は急反落、銀は続落。
金は、昨日1300ドル突破に失敗したことや、地政学的リスクの後退、ドル高・株高の加速で一週間振りの安値に沈んだ。ただ、欧州政局の不透明感で回復した。
銀は、金の高値修正やドル高・原油安、地政学的リスクの後退で値を消したあと、金の戻りで反発したが、ドル高・株高の加速や金の下値追いで下値を切り上げた。

 

原油は大幅続落。
米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)から発表された原油在庫がともに予想されたほど減少せずガソリン在庫が9週ぶりに増加したことから、供給過剰の解消には時間がかかるとの思惑が広がり、2週間ぶりの水準へ急落した。

 

大豆は総じて反発、コーンは変わらず。
大豆は、高寄りしたあと、ドル高・原油安で値を消したが、アルゼンチン産地の豪雨による大豆の荷動き停滞や、ドル反落、原油反発、大豆油の急伸で値を飛ばし
た。ただ、ドル反発や原油の急反落、飼料穀物の押し、作付け増加予想で上げ幅縮小。
コーンは、前日安値を下回ったが、下げ渋ったことから売り過剰感が台頭、大豆・小麦の上昇や原油の上値追いをはやして切り返した。ただ、ドル反発や小麦の急反落、乾燥予報による作付け進展観測、原油の急反落が圧迫して上昇分を吐き出した。