金が大幅続落、銀が急反落
金が大幅続落、銀が急反落。
金は、プラスに浮上する場面もあったが、米金融当局者の3月利上げ容認発言が続くことや、ドル高・原油安の加速で値を消した。ただ、米国株の反落で回復した。
銀は、3月の米利上げ観測が強まるなか、ドル高・原油安や米国株の修正安、金の下落が圧迫、テクニカル売りで下げが加速し、約3週間ぶりの安値に値を消した。
原油は大幅続落。
過去最高水準の米原油在庫と原油生産の増加など供給過剰や、
ロシアの減産ペースが鈍化していることなどが重しとなり、3週間ぶりの水準へ下落した。
大豆は急反落、コーンは反落。
大豆は、安寄りしたあとも、再生燃料の噂に関する上昇は一服、ドル高・原油安や飼料穀物の下落で値を消した。週間輸出成約高が2週続けて低調だったことからブラジル産への輸出シフトやブラジルの豊作観測が蒸し返され、下値を切り下げた。
コーンは、プラスに浮上する場面もみられたが、エタノール混合上限引き上げの噂による上昇は一服、ドル高・原油安、小麦急落、週間輸出成約高の減少、大豆の下値追いで値を消した。ただ、ドル反落や作付面積の減少予想で売り圧力は限られた。
22:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高
重要度 ◎
22:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高-大豆(万トン)
前回 41.35
予測 -
結果 42.77
22:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高-小麦(万トン)
前回 45.13
予測 -
結果 35.32
22:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高-トウモロコシ(万トン)
前回 74.31
予測 -
結果 69.24
経済指標の結果により、相場が変動する可能性がございます。
(USDA、EIAは商品CFDの取引において特に重要な経済指標とされています)
ドル円3日続伸、米追加利上げ観測一段高が背景
2日の東京外為市場でドル円は3日続伸し、一時2月16日以来約2週間ぶりの高値114.283円を付けた。
市場で3月の米追加利上げ観測が一段と高まり、米金利の先高観を意識したドル買い(円売り)が先行した。また、前日の米株式相場主要3指数がそろって過去最高値を更新したことや、本日の日経平均株価の上昇も投資家のリスク選好姿勢を強め、「低リスク通貨」とされる円の売りが強まった。
ユーロドルは小幅に続落した。早期の米利上げ観測によりユーロが対ドル売られた。
今週末(日本時間4日未明)にイエレンFRB議長とフィッシャーFRB副議長の講演が予定されている。両氏が早期利上げに言及するかどうか市場関心の焦点となっている。
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WTI先物が下落
1日の金相場は下落。XAUUSDの終値は1248.98ドル。連邦準備制度理事会高官らが相次ぎ、早期利上げに前向きな発言をしているため3月の連邦公開市場委員会で追加利上げが決定されるとの観測が強まっており、金利を生まない資産である金には下押し圧力がかかった。
1日のニューヨーク原油先物市場ではWTI先物が下落。CL_の終値は53.63ドル。米エネルギー情報局統計で米在庫が過去最高水準に積み上がったことが明らかになり、石油輸出国機構減産による効果が薄れるとの見方が広がった。
【本日発表予定の主な経済指標】
22:30米国USDA・週間穀物輸出成約高-大豆(万トン)
22:30米国USDA・週間穀物輸出成約高-小麦(万トン)
22:30米国USDA・週間穀物輸出成約高-トウモロコシ(万トン)
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