ドル円一時114円台
ニューヨーク時間1日の外国為替市場ではドルが上げを縮める展開となった。一時は、世界的に成長が加速し米金利上昇への道筋が整うとの見方が広がり、ドルは大きく上げる場面があったが、その後勢いを失った。市場の注目は3日に予定されている米連邦準備制度理事会のイエレン議長の講演に移っている。
ドルは主要通貨の大半に対して上げた。最も上げたのは金利に敏感な対円相場で、一時は前日の安値から一時114円台となった。
【本日発表予定の主な経済指標】
15:45スイス第4四半期GDP(前期比)
17:15スイス1月実質小売売上高(前年比)
18:30英国2月建設業PMI
19:00ユーロ圏2月消費者物価指数・速報値(前年比)
19:00ユーロ圏1月失業率
22:30米国新規失業保険申請件数(万件)
22:30カナダ12月GDP(前月比)
22:30カナダ第4四半期GDP(前期比年率)
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本日米国新規失業保険申請件数発表
時間 | 国名 | 国内/海外主要経済指標等 | 前回 | 予想 | 重要度 |
09:30 |
豪州 |
1月貿易収支(億AUD) |
35.11 |
38.00 |
〇 |
09:30 |
豪州 |
1月住宅建設許可件数(前月比) |
-1.2% |
-0.5% |
△ |
15:45 |
スイス |
第4四半期GDP(前期比) |
0.0% |
- |
〇 |
17:15 |
スイス |
1月実質小売売上高(前年比) |
-3.5% |
- |
〇 |
18:30 |
英国 |
2月建設業PMI |
52.2 |
52.0 |
〇 |
19:00 |
ユーロ圏 |
2月消費者物価指数・速報値(前年比) |
1.8% |
1.9% |
◎ |
19:00 | ユーロ圏 | 1月生産者物価指数(前月比) | 0.7% | - | △ |
19:00 | ユーロ圏 | 1月生産者物価指数(前年比) | 1.6% | 3.2% |
△ |
19:00 | ユーロ圏 | 1月失業率 | 9.6% | 9.6% |
〇 |
22:30 | 米国 | 新規失業保険申請件数(万件) | 24.4 | - |
◎ |
22:30 | カナダ | 12月GDP(前月比) | 0.4% | 0.3% |
〇 |
22:30 | カナダ | 第4四半期GDP(前期比年率) | 3.5% | 2.0% | ◎ |
22:30 | 米国 | USDA・週間穀物輸出成約高-大豆(万トン) | 41.35 | - | ◎ |
22:30 | 米国 | USDA・週間穀物輸出成約高-小麦(万トン) | 45.13 | - | ◎ |
22:30 | 米国 | USDA・週間穀物輸出成約高-トウモロコシ(万トン) | 74.31 | - | ◎ |
(重要度は◎が最も高く、以下〇、△の順となっています。)
>>>結果はこちら。
3月1日FX・CFD主要銘柄の動き
FX
EURUSD
終値 1.05438
必要証拠金47,960
変動幅 -0.311%
USDJPY
終値 113.715
必要証拠金45,486
変動幅 0.881%
GBPUSD
終値1.2291
必要証拠金55,907
変動幅 -0.725%
商品CFD
XAUUSD(スポット金)
終値 1248.98
必要証拠金71,014
変動幅 0.095%
CL_(WTI原油)
終値53.63
必要証拠金30,493
変動幅 -0.556%
証券CFD
DJ_(米国工業30)
終値 21085
必要証拠金239,768
変動幅 1.3249%
NK_(SGX日本225)
終値 19600
必要証拠金222,881
変動幅 2.625%
※終値はHorizonProのデータ※無料デモ申込は下記東岳証券のホームページから行ってください。http://www.easthillfx.co.jp/jp/fx_index2.asp
金が続落、銀が堅調
金が続落、銀が堅調。
金は、トランプ米大統領の大型減税やインフラ投資計画でドルや株価が上昇したため、前日安値を下回った。ただ、インフレヘッジやトランプ・リスクで回復した。
銀は、3月の米利上げ観測やドル急伸、金の下落で値を消したが、大型減税やインフラ投資による米景気拡大観測、株価急伸、ドルの押しで前日高値に急接近した。
原油は下落。
米エネルギー情報局(EIA)統計での原油在庫が予想されたほど増加しなかったことなども上値が限られると、一転して過去最高水準の在庫や原油生産の増加などが重しとなり、マイナスサイドへと軟化した。
大豆、コーンともに大幅続伸。
大豆は、買いが先行したあと、演説でトランプ米大統領が再生燃料政策に言及しなかったことが肩透かしとなったが、月替わりによるファンドの買い増しで上昇した。ドル高やブラジルの豊作観測で頭を抑えられたが、小麦急伸で上値を伸ばした。
コーンは、安寄りしたが、大豆・小麦の上昇を好感、月替わりのファンドの買い増しで切り返した。昨夜の演説でトランプ米大統領が再生燃料政策に言及しなかったことは期待外れだったが、小麦の上値追いやドルの押し、大豆急伸で値を飛ばした。
米ダウ平均、初の2万1000ドル突破
1日の米株式市場で寄り付き直後に米ダウ平均が初めて2万1000ドルを超えた。ドナルド・トランプ大統領や米連邦準備制度理事会(FRB)関係者が先行きに明るい見方を示していることダウの上昇につながったとみられている。