1/9 欧米株式市場レポート
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米国から発表された12月非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったにもかかわらず、投資家センチメントが改善されず、6日の米国株式市場はまちまちな値動きを見せた。ダウ平均指数は前日比55.78(0.45%)安の12,359.92、S&P500指数は前日比3.25(0.25%)安の1,277.81、ナスダック指数は前日比4.36(0.16%)高の2,674.22で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比23(0.19%)安の12,307となった一方、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比0.75(0.06%)小幅高の1,274.00で引け、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比13.00(0.56%)高2,353.50で終了した。米労働省が6日に発表した12月の雇用統計は、12月非農業部門雇用者数が20.0万人増となり、市場予想が15.0万人増であった。また、12月失業率が8.5%まで低下し、2009年2月以来、約3年ぶりの低水準となり、市場予想が8.7%であった。以上のデータは米国の景気回復に新しい証拠を提供したが、市場の反応が薄かった。個別銘柄とセクター別では、素材株が軟調に推移し、中でもアルコアは2.14%大幅安の9.16ドルで引け、ダウ平均指数で一番の下げ幅となった。また、ユナイテッド・ステイツ・スチール・コーポレーションは1.76%安の27.30ドル、デュポンは1.41%安の46.04ドルで取引を終えた。銀行株の大部分が反落した。その中で、バンク・オブ・アメリカは2.06%安の6.18ドル、JPモルガン・チェースは0.90%安の35.36ドルで終了した。半面、小売・消費株が堅調な展開となり、中でも家電小売大手のベスト・バイは3.33%高の24.22ドル、ホーム・デポは0.26%高の43.20ドルとなった。
(1/6欧米証券レポート から抜粋)
ご注意事項
1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的とした
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6日に発表された12月の米非農業部門雇用者数が強い内容となったため、米国の経済先行きに対する期待感が高まり、スポット金は押し上げられ、一時当日の高値となる1,631.0ドルをつけた。米非農業部門雇用者数が発表された直後、ドルが大幅に上昇し、他国の通貨を持っている投資筋はドル建て金に対して割高感が出たことを受け、非農業部門雇用者数による好影響を相殺したことで、金相場は急速に下落し、当日の安値となる1,608.2ドルを下トライした。米労働省が6日に発表した12月の雇用統計は、12月非農業部門雇用者数が20.0万人増となり、市場予想が15.0万人増であった。また、12月失業率が8.5%まで低下し、2009年2月以来、約3年ぶりの低水準となり、市場予想が8.7%であった。米非農業部門雇用者数の持続的な増加は失業率の減少と消費者支出の増加に対して極めて重要となり、かつ消費者支出は米国経済全体の約70%を占めている。良好な米雇用統計により、米国の景気回復が進んでいるという見方が強まっている。最終的には、当日のスポット金は前日比6.2ドル(0.38%)安の1,616.6ドルで終了した。スポット銀の値動きがスポット金より弱く、前日比0.65ドル(2.22%)安の28.68ドルで終了した。
(1/9商品レポート から抜粋)
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