1/11 欧米株式市場レポート
米アルコアの好決算による、ニューヨーク株式市場の三大株価指数は10日全面高となった。ダウ平均指数は前日比69.78(0.56%)高の12,462.47、S&P500指数は前日比11.38(0.89%)高の1,292.08、ナスダック指数は前日比25.94(0.97%)高の2,702.50で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比56(0.45%)高の12,389となり、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比11.00(0.86%)高の1,286.25で引け、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比15.25(0.65%)高の2,362.75で終了した。セクター別と個別銘柄では、銀行株は堅調となった。JPモルガン・チェースは2.12%高の36.05ドル、シティバンクは3.16%大幅高の30.00ドル、バンク・オブ・アメリカは5.74%急伸の6.63ドル、上昇幅はダウ平均指数構成銘柄のトップとなった。米アルミ大手アルコアが9日に2011年第4四半期の決算を発表した。損益は1.9億ドルの赤字となったが、売上高は市場予想を上回った6%増の59.5億ドルとなった。また、同社の最高経営責任者は2012年アルミの需要は大幅に上昇すると述べた。これらの影響を受け、工業と材料株の多数は上伸した。キャタピラーは2.95%大幅高の99.96ドル、デュポンは1.53%上伸の47.14ドル、ユナイテッド・ステイツ・スチール・コーポレーションは1.90%高の27.29ドルで引けたが、アルコアは0.16%のみ上伸の9.44ドルで取引を終えた。(1/10欧米証券レポート
から抜粋)
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ドル安の割安感からスポット金は上昇
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中国から発表された最新の貿易収支が市場予想を上回る結果となったことを好感し、経済先行きに対する期待感が高まったことに加え、ドル安を受けてドル建ての金相場は相対的な割安感から買いが誘われたため、10日のスポット金は上昇して引けた。中国税関当局が10日発表したデータによると、12月の貿易黒字が165.2億ドルとなり、市場予想の88.0億ドルを遥かに上回ったほか、11月の実績が145.3億ドルとなった。最終的には、当日のスポット金は前日比21.6ドル(1.34%)高の1,632.4ドルで終了した。欧州時間には、スポット銀は大幅に上昇し、値動きはスポット金より強く、前日比0.95ドル(3.28%)高の29.95ドルで終了した。
(1/9商品レポート から抜粋)
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1/11 FX投資戦略レポート
10日の欧州時間、格付会社フィッチ・レーティングスの高官は、フランスの「AAA」格付けを2012年内に引き下げる可能性は低い、オーストリアの「AAA」格付けは直ちに引き下げるリスクは直面していないとの考えを示した。また、オーストリアとギリシャの国債入札では旺盛な需要があり、市場の懸念はやや和ぎ、リスク通貨をサポートした。同時に、フランス中央銀行は10日公表した調査報告で、2011年第4四半期の国内成長率がゼロとなることを確認した。ポルトガル中銀は、2012年の国内総生産(GDP)見通しを下方修正した。これらの影響を受け、市場のリスク志向がある程度圧迫された。当時間帯に相場に影響を与えるニュースがないため、欧州株式市場が上昇することに引っ張られ、ドルに対しての主要リスク通貨は徐々に上昇した。商品市場が強かったことを受け、コモディテティー通貨も強かった。ニューヨーク時間、多数の国際金融機関、米FRB高官は自分の意見を示したが、実質的な内容がないため、相場への影響が限定されている。リスク通貨の上昇モメンタムは不足し、ドルに対しては反落し始めた。
(1/10FXレポート より)
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新発ドイツ国債が初のマイナス利回りに
ドイツ政府が9日に行った6カ月国債の入札で落札の利回りがマイナス0.0122%となったことで話題となっております。昨年の12月からマイナス金利にはなっていましたがそれは既発の流通市場のことで、新発の入札では初めてのこととなります。
もちろんマイナス金利と言っても買い手が国に金利を払うというわけではなくて、満期が到来しても買い手が最初に支払った金額を回収できない価額で購入したということです。
ではなぜこのような状況が起きてしまうのでしょうか?
金融危機などが起きた際の投資家の心理としては資金を回収できないということを最も恐れています。多少のコスト程度は負担してでも安全な逃避先を探しています。今回はそれが安全なドイツ国債だったのです。銀行などに預けていると少ない金利はつくかもしれませんがその銀行自体が潰れて元本が回収できなくなる可能性があるからです。
財政危機が叫ばれている欧州の国の国債金利は上昇する一方ですが、安全な投資先であると見られているドイツには資金が集中するという欧州内での格差もどんどん広がっています。
いずれにしましてもマイナス金利の状態というのはまともな状態ではなく、昨今の欧州財政危機が深刻さを増していることだけは間違いないでしょう。
Tetsuya
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本日欧米重要指標なし、日本11月景気指数発表予定!
時間 |
国名 |
国内・海外主要経済指標等 |
重要度 |
前回 |
予想 |
14:00 |
日
|
11月景気一致CI指数・速報値 | △ |
91.4 |
90.3 |
14:00 |
日
|
11月景気先行CI指数・速報値 | ○ |
92.0 |
92.9 |
18:30 |
英
|
11月商品貿易収支(億GBP) | ○ |
-75.57 |
-85.00 |
04:00 |
米
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地区連銀経済報告(ベージュブック) | -
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-
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-
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(重要度は◎が最も高く、以下〇、△の順となっています。)
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