1/13 アジア株式市場レポート
欧州債務危機への懸念がやや緩和したことに加え、円が対ユーロで若干下落したことから、
13日の東京株式市場は上昇し、1週間ぶりの高値を打診した。日経225平均株価は前日比114.43(1.36%)高の8,500.02で引けた。SGX日本225株価指数先物CFD 3月限は前日比115(1.37%)高の8,500で引けた。前日海外時間にイタリアとスペインの短期国債入札が好調な結果となったことで、欧州債務危機への懸念が和らぎ、本日夜のイタリア中長期国債入札に対して楽観的な見方が広がっている。個別銘柄とセクター別では、金属材料関連株が全面高となった。住友金属鉱山は4.50%高の1,021円、大平洋金属は4.46%高の375円と急伸し、上げ幅の2位、3位となった。住友金属工業も3.85%高の135円で引けた。内閣府の発表によると、昨年12月の機械受注・速報値が前年比17.4%まで増加したことを好感し、機械セクターも軒並み上昇した。小松製作所は4.05%高の1,979円、日立建機は3.79%高の1,371円、川崎重工業は3.09%高の200円で取引を終えた。半面、銀行株が反落した。千葉銀行は0.81%安の490円、静岡銀行は0.63%安の793円、りそなホールディングスは0.58%安の341円で終了した。その他、オリンパスは2.68%安の1,236円で引けた。(1/12 証券CFDアジアレポートより)
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1/13 夜のFX戦略レポート
13日のアジア時間、前日海外時間のスペイン国債入札が好調な結果となったことに加え、欧州債務危機への懸念がやや緩和したことから、ドル以外の通貨は穏やかに上伸した。欧州時間にイタリアが国債入札を行う予定であり、市場では楽観的な見方が強まっている。また、EU26カ国は既に財政統合で合意したとの報道も支援材料となったため、アジア時間のユーロは上伸した。ユーロドルは序盤の1.2816から1.2880付近まで急伸した。ユーロ高につられ、ポンドドルも序盤の横ばいレンジを突破し、1.5340付近から上昇し、1.5390関門を上抜けた。中国株式市場の大幅安を背景に、豪ドルドルは序盤に1.0332から1.0300付近まで急落したものの、午後には急反発し、当時間帯の高値1.0350をつけた。欧州時間序盤になると、リスク選好ムードが一段と高まったため、ドル以外の通貨は引き続き反発した。ユーロドルは1.2878、ポンドドルは1.5408、豪ドルドルは1.0361まで高値を更新した。
本日夜に米11月貿易収支が発表される予定である。アナリストらは449億ドルの赤字になると予想しており、前月は赤字435億ドルであった。発表の結果が予想より改善すれば、ドルは強気地合いを維持する可能性がある。その後に発表予定の米1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値に市場の関心が集まっている。ミシガン大学消費者信頼感指数とは、ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが発表する消費者のマインドを指数化したものである。同指数は、500~600人の消費者にアンケート調査を行い、半年後などの近い将来の景況感、雇用状況、所得などの項目で「楽観」、「悲観」で回答してもらった結果を指数化しているため、経済動向や消費動向を示す先行指標として利用されている。消費者信頼感指数は個人消費との連動性が高く、個人消費は米国のGDPの3分の2以上を占めるため、米経済へ及ぼす影響は大きい。同指数の上昇は景気回復への信頼感の強さを示し、個人消費の増加につながり、個人消費の増加はまた経済の成長を促す。反対の場合は個人消費の減少を示し、経済成長の足かせになる。今回の発表については、1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値は70.4まで上昇すると予想されており、前月は69.9であった。発表の結果が市場予想を上回った場合、米景気回復への信頼感が高まり、ドルは一段と上昇すると思われる。逆に市場予想を下回った場合、ドルの重しになるだろう。(1/12 午後の部FXレポートより)
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18:30 英12月生産者仕入価格発表
18:30 英12月生産者仕入価格(前年比)
重要度〇
前回 13.6%
予想 -
結果 8.7%
18:30 英12月生産者出荷価格(前年比)
重要度〇
前回 5.4%
予想 5.0%
結果 4.8%
18:30 英12月生産者物価指数・コア(前年比)
重要度〇
前回 3.1%
予想 3.1%
結果 3.0%
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ユーロが上昇!イタリア国債入札の成功期待による
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【イタリア国債入札の成功の期待によりユーロが上昇】
12日に実施されたスペインとイタリアの国債入札に旺盛な需要が集まったことを受け、ユーロがドルに対し上昇している。本日この後に予定されているイタリアの国債入札も成功に終わるとの期待が広がっているためであると指摘されている。
本日中に1.2930付近まで上昇する可能性があり、この水準が上値抵抗水準になりそうだ。
国債入札の成功を受け、欧州中央銀行(ECB)の長期資金供給オペを通じて資金を借り入れた銀行が、資金をユーロ圏の国債に投じていると考える人たちが多くなっている。ドラギECB総裁は長期資金供給オペについてかなり楽観的姿勢を示し、ECBは2月に再びこのオペを実施する。資金供給がどれだけ実施されるかが注目されるだろう。
ユーロは現在1.2863ドルおよびに98.69円付近で取引されている。
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