円、76円台割れたら介入の可能性
【円、76円台割れたら介入の可能性】
米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融緩和策の延長を決定したことで、ドルは今日の市場で76円00銭近くまで下げる可能性がある。
ただ、76円00銭を割り込んだ場合、日本当局による介入に対して市場は懸念を大きくするため、より急激な下落の可能性は限られている。
さらに、月末の実需の為もあり、アジア市場は不安定になる可能性がある。
現在はユーロは1.3137ドル付近および100円34銭付近で取引されている。
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ご注意事項
1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。
2. 当コラムの内容によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。
円が急上昇!欧州リスクから逃避
【円が急上昇!欧州リスクから逃避】
30日の外国為替市場では、円はドルに対し約5カ月ぶりの高値へ急上昇し、ユーロに対しては1%以上上昇した。円高は望ましくないとの政策担当者の警告にもかかわらず、欧州債務危機から逃避する投資家は円に避難した。
新たな財政協定の詳細について話し合う欧州連合(EU) 首脳会議(サミット)がブリュッセルで開かれる一方、民間債券保有者に国債の元本減免を求めるギリシャの取り組みは難航した。合意が失敗に終わりかねないとの懸念はユーロ売りにつながるとともに、資金は株式市場から比較的安全な米国債やドルに移動した。
しかし、円はドルを上回る速さで上昇し注目を集めた。米連邦準備制度理事会(FRB)は先週の連邦公開市場委員会(FOMC)において、政策金利を少なくとも2014年まで低水準に維持することを約束しており、ドルはこの影響を受け続ける中、円はトレーダーが選好する安全逃避通貨として浮上した。
ドルが全面的に上昇し、対ユーロで27日に記録した6週間ぶりの安値から約2セント上昇した。しかし、FRBが追加緩和に踏み切ることへの懸念を反映して、円に対しても昨年10月以来の安値をつけた。欧州の債務危機が悪化すると、追加緩和が現実のものとなるおそれがある。
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月末の相場急変動にご注意!
時間 |
国名 |
国内・海外主要経済指標等 |
前回 |
予想 |
重要度 |
||||||||||||||||||||||||
08:30 |
日 |
12月有効求人倍率 |
0.69 |
0.70 |
△ |
||||||||||||||||||||||||
08:30 |
日 |
12月失業率 |
4.5% |
4.5% |
〇 |
||||||||||||||||||||||||
08:30 |
日 |
12月鉱工業生産・速報値(前月比) |
-2.7% |
2.9% |
△ |
||||||||||||||||||||||||
08:30 |
日 |
12月鉱工業生産・速報値(前年比) |
-4.2% |
-5.0% |
〇 |
||||||||||||||||||||||||
09:01 |
英 |
1月GFK消費者信頼感調査 |
-33 |
-32 |
〇 |
||||||||||||||||||||||||
17:55 |
独 |
1月失業者数(万人) |
-2.2 |
-4.0 |
◎ |
||||||||||||||||||||||||
17:55 |
独 |
1月失業率 |
6.8% |
6.8% |
〇 |
||||||||||||||||||||||||
18:30 |
英 |
12月消費者信用残高(億GBP) |
4 |
0.4 |
〇 |
||||||||||||||||||||||||
18:30 |
英 |
12月住宅ローン承認件数(万件) |
5.29 |
5.40 |
△ |
||||||||||||||||||||||||
19:00 |
ユーロ圏 |
12月失業率 |
10.3% |
10.4% |
〇 |
||||||||||||||||||||||||
22:30 |
加 |
12月鉱工業製品価格(前月比) |
0.2% |
-0.1% |
△ |
||||||||||||||||||||||||
22:30 |
加 |
11月GDP(前月比) |
0.0% |
0.2% |
◎ |
||||||||||||||||||||||||
22:30 |
加 |
11月GDP(前年比) |
2.7% |
2.3% |
◎ |
||||||||||||||||||||||||
23:00 |
米 |
11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 |
-3.40% |
-3.26% |
△ |
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23:45 |
米 |
1月シカゴ購買部協会景気指数 |
62.5 |
63.0 |
△ |
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24:00 |
米 |
1月消費者信頼感指数 |
64.5 |
68.0 |
〇 |
(重要度は◎が最も高く、以下〇、△の順となっています。)
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