原油は反落
金は小反発、銀は続落。
金は、トランプ減税提案後の強地合いを引き継いだあと、前日高値にとどかなかったことやドル高・原油安で値を消したが、ドル高一服や株価下落で反発に転じた。
銀は、トランプ減税提案後の強地合いを引き継いだが、ドル高・株安・原油安や金の反落で6週間ぶりの安値に沈んだ。ただ、ドル高一服や金の反発で持ち直した。
原油は反落。
米原油生産・輸入や石油製品在庫の増加などを背景に、供給過剰が長引くのではとの懸念が重しとなり、一時、ほぼ1カ月ぶりの水準へ一段と下落した。
大豆は小反発、コーンは反発。
大豆は、買いが先行したあと、降雨によるコーンの作付け遅れで大豆に作付けがシフトするとの見方やドル高で前日安値を下回ったが、NAFTA離脱回避や輸出成約増加で反発した。ただ、ドル高加速や原油の急反落で上げ幅を削った。
コーンは、前日安値を維持したあとは、NAFTAからの離脱回避や降雨による作付け遅れ観測で切り返した。ドル反発や原油急落、大豆・小麦の反落で値を消したが、前日安値を維持したことから警戒感が台頭、買い戻しを誘って上値を伸ばした。
【CFD重要指標】21:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高
重要度 ◎
21:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高-大豆(万トン)
前回 21.1
予測 -
結果 80.81
21:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高-小麦(万トン)
前回 41.4
予測 -
結果 61.7
21:30 米国USDA・週間穀物輸出成約高-トウモロコシ(万トン)
前回 75.64
予測 -
結果 98.79
経済指標の結果により、相場が変動する可能性がございます。
(USDA、EIAは商品CFDの取引において特に重要な経済指標とされています)
【FX重要指標】20:45 欧州中銀金融政策発表
重要度 ◎
20:45 欧州中銀金融政策発表
前回 0.00%
予想 0.00%
結果 0.00%
経済指標の結果により、相場が変動する可能性がございます。
本日のアジア市場
4月27日のアジア市場でドル円は伸び悩む展開が続いている。日銀金融政策決定会合で金融政策の維持を決定したことにより、ドル買いが進む場面もあったが、米国債利回りが低下したこともあり、上値が抑えつけられたとみられている。本日は米国新規失業保険申請件数が予定されており、その結果に注目が集まっている。
市場筋からは、「積極的なドル買いは控えたほうがよい」との声もある。
現在、ドル円は111.251で推移している。(19:11)
4月27日のアジア市場でユーロドルは動意の少ない展開となっている。
ECB金融政策発表が本日予定されていることや、ドラギ総裁の会見を控えていることもあり、様子見ムードになっているとみられている。
市場筋からは「欧州の政治リスクにも警戒したい」との声もある。
現在、ユーロドルは1.08966で推移している。(19:14)
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26日のドル円小反落、111円割れ
26日のドル円は東京時間の堅調な上昇を受け111円743銭までの高値を付けたものの、その後上げ幅を縮小して110円979銭で取引を終えている。
トランプ米政権が発表した税制改革案には、連邦政府の法人税率を現在の35%から15%へと引き下げることや、個人事業者などのパススルー事業への最高税率引き下げなどが盛り込まれているが、市場ではドルの新たな買い材料が含まれていないと受け止められ、市場の失望を誘ったかたちだ。
1ドル=112円に近づくとドル売り注文が厚く、ドルの上値が抑えられているようだ。
ユーロは対ドルで小幅に反落して始まった。当局者らが米史上「最大の減税」と呼ぶこの税制改革案が説明されている間にユーロは対ドルで1ユーロ=1.09110ドルまで反発し、それまでの下げの半分余りを埋めた。1ユーロ=1.09024ドルで取引を終えている。
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