原油は反落
金は小反発、銀は続落。
金は、トランプ減税提案後の強地合いを引き継いだあと、前日高値にとどかなかったことやドル高・原油安で値を消したが、ドル高一服や株価下落で反発に転じた。
銀は、トランプ減税提案後の強地合いを引き継いだが、ドル高・株安・原油安や金の反落で6週間ぶりの安値に沈んだ。ただ、ドル高一服や金の反発で持ち直した。
原油は反落。
米原油生産・輸入や石油製品在庫の増加などを背景に、供給過剰が長引くのではとの懸念が重しとなり、一時、ほぼ1カ月ぶりの水準へ一段と下落した。
大豆は小反発、コーンは反発。
大豆は、買いが先行したあと、降雨によるコーンの作付け遅れで大豆に作付けがシフトするとの見方やドル高で前日安値を下回ったが、NAFTA離脱回避や輸出成約増加で反発した。ただ、ドル高加速や原油の急反落で上げ幅を削った。
コーンは、前日安値を維持したあとは、NAFTAからの離脱回避や降雨による作付け遅れ観測で切り返した。ドル反発や原油急落、大豆・小麦の反落で値を消したが、前日安値を維持したことから警戒感が台頭、買い戻しを誘って上値を伸ばした。