こんにちは
看護師が行う介護保険対象外の柔軟な生活支援サービス
「Freedom Heart」主宰・河合利恵(ももい)と申します。
看護師のフリーランスという働き方を実践しながら
健康、いのち、性、セクシャリティの知識を日常生活に活かす
お手伝いを行っています。
リクエストを頂き、
更年期と言う時期をどのように捉え過ごしていくのか?
について
過去記事も含めて、再掲載シリーズ化第一弾です。
更年期という期間を
そのココロの動きにフォーカスしながら
医学的な、カラダの「仕組み」についてまで
説明したいと思います。
最初に、今さらですが
更年期って女性だけのことじゃないことは知られていると
思うけれど・・・・
なぜ、女性だけフォーカスされるのでしょう??
それは、更年期の定義が
「閉経」だけに象徴されていることです。
つまり、「生理がなくなる」という、一つの現象ではなく
更年期は
閉経の時期(平均50歳)前後に起こる
ホルモンの減少による、様々な変化の期間ということです。
通常なら、13歳、14歳ころから50歳ころまで(あくまで平均です)
生理って女性にとって、月に1回どころか
前後含めて、ホルモンが周期的に作用して
繰り返される象徴的な現象です。
医学的には、男性と女性の更年期って何が違うって・・・
女性ホルモンは、急に減る!
男性ホルモンは、なだらかに減る!
単にそれだけです。
減り方の差であって、減るのは変わりないのです。
そして「なくなる」ということ。
つまり、喪失ということでは
生理があることで、妊娠する可能性、
つまり「生み出す」こと、その可能性がなくなるということです。
これってね、女性でも男性でも結構
ダメージ受けてないようで、受けてしまいます。
(男性は死ぬまで精子をつくることはできても
妊娠させる可能性は限りなく低くなる。
だから、〇歳でも子どもができたと話題になったりする)
そして、その後の「老い」という人生のステージ。
つまり、本当の意味で「死」を意識することを
生物的に感じる時期の幕開けだとも感じています。
もちろん、
「生み出す」こと、その可能性がなくなるって・・・
「稼げない」とか「役に立たない」とか
「足手まといになる」「迷惑かける」とか・・・
そう考えると、わたしたちが
性別とか年代にかまわず
悩んだり、苦しんだりする問題となんら変わらない。
けれど、若いうちは、なんだかんだ言っても
じぶんの「死」って、なかなか意識していない。
「いつ死んでもいい」なんて言ってるけれど
絶対に「死なない」って信じているのだと思うのです。。。
「死ぬ気でやってみた!」なんて・・・
生きてる前提でなきゃ言えないコトバですもの。。。
このようなことは、実は
先日の大阪のトークショーでもお話したことです。
更年期は「終わり」があることを意識する時期。
死を含めた喪失について
真面目に、しっかり見つめる時期。
そうだったら、これから先
貴方だったら何をやる
必要以上に怖がることはないけれど・・・
なんだかんだと
見ないように
知らないように
わからないようにしてきても
ちゃんと向き合う時期を与えてくれる
そんなギフトのような時期でもあるのだと思います。
だから、1番やってほしくないことは
更年期と言うくくりを勝手に使って
じぶんもひとも、軽く扱ったり笑ったりしないこと
そして、
面白がりながら、過ごす秘訣はこちら。
更年期シリーズ連載していきます。
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