かまお
今日、ゴルフ場の裏に彼はいました。
もう11月の下旬。
南国鹿児島といえども、もう彼らのような変温動物には厳しい気温。
彼らはもう寿命を迎える季節です。
初めて会った時、アスファルトの上で威嚇していました。
近くに座って、タバコを吸ったのですが彼は動きません。
普通ならダッシュで逃げるものなのに・・・。
手を近づけてみると、ピクッと動きました。
彼の目の前に指を通してみると、顔だけ指の方向に動きました。
彼はもう動けないのです。
僕が指で彼の顔を触っても、触角が少し動く程度。
彼はもう逃げるだけの体力もなかったのです。
それでも目は見えているのでしょう。
わずかな体力で少しでも体を動かそうとします。
「怖いのに体が動かない」
そんな状態の彼をじ~っと僕は見てました。
それでも彼は威嚇のポーズのまま。
ドラクエで言うなら、MP(マジックポイント)1でギラを出せない!!という状況の中「戦う」しか選択できない魔法使いような・・・。
嗚呼・・・。
かまきりは交尾が終わったらメスがオスを食べます。
ですから、遺伝子を子孫に残せた優秀なオスはもうこの世には存在しないのです。
ちなみに、彼はオスです。
そんなところにも共感を覚えました・・・_| ̄|○ガクッ
グリーンフォーク
「さすがだねぇ」
グリーンフォーク持ってます?
僕はキャディですから、もちろん持ってます。
それも愛用のを。
つい先日、うちのスタッフがグリーンフォークをゴルフショップに買いに行ったらしいのですが、いまいち気に入ったものがなかったそうです。
僕が持っているようなグリーンフォークが欲しい、と思ったらしいですが・・・。
そりゃそうです。
僕が持っているのは業務用?です。
キャディの制服などを取り扱っているお店でしか売ってません。
ですから完全注文製です。
僕は雑草抜きが大好きです。
前のブログに書いてるように
スズメノカタビラ ラブ♪
です。
それと同じくらいボールマークを直すのも好きです。
お客様のボールマークをちょちょいと直すと感動されます。
それが冒頭の言葉。
でも、やっぱりそれは道具にもよります。
僕が持っているグリーンフォークは長さが10センチくらいあります。
そして、グリーンに刺す部分が一本です。
さらには、鋭利にとがっています。
ですから、取り扱いを注意しないと怪我します。
実際僕は自分で太ももを刺した事もあります。
手をひっかけて、キャディ中に流血したこともあります。
「生理です」
といいましたけど♪
でもですね。
一本フォークは最高です。
かなり完璧な状態にまで修復できます。
お勧めですよ♪
TEST
今、うちのスタッフがルールテストを受けています。
中級編なので、ちょっと難しいです。
シャーペンをくるくる手元と回しながら、おでこに手を当てています。
かと思ったら、おもむろに上半身だけゴルフスイングしながら、天井をじ~っと見つめています。
あ、またスイングした(笑)
しかも、そのコックと体の動き・・・・
プッシュスライス・・・(笑)
テスト内容はルール関係の初級が60点(ウォーターハザードなど)、中級が20点(ニアレストポイントなど)、ゲームに対する知識(つま先あがりのときの打球など)が10点、ゴルフ業界の流れや流行が10点。
90点以上で合格。
大体4回くらいでほとんどのスタッフが合格します。
そして、僕の目の前で頭をかきながら受けているスタッフはまだ一回目。
あ、ため息をついてます(笑)
ちなみに基本的な問題を1問
「ゼネラルルールとは(A)なルールである。例えば(B)、(C)、(D)がある。
逆に(E)はそのゴルフ場でしか通用しないルールで(F)、(G)がある。」
どうです?
とき終わったらスクロールしてください。
~答え~
A;公式
B、C、D;O.B.、アンプレアブル、ウォーターハザード、救済など
E;ローカルルール
F、G;特設ティー、ペナルティーエリア、ピッチマークからの処理など
うちは自分で研修を受けたり、テストを受けて合格したりしないと給料が上がりません。
だから、本人がもっと稼ぎたいなら、本人が努力するしかないです。
とても明確にしています。
あ~。
目の前のスタッフが天を見上げてます。
ギブアップかな・・・・
シングル
先日、シングルの方のキャディをしました。
さすがシングル。
おそらく片手さん。
190ヤード付近から3番アイアンでサクッとべたピン。
ははぁ~m(__)m
という感じでした。
んが!!
80ヤード付近・・・というか、ショートアイアンが見事にひっかかる。
左ドッグレッグのミドルホール。
ショートカットの場所を聞かれたので、
「あのくすのきの上を通して、フェードが一番安全だと思います。
ドローで打つと隠れているところにあるバンカーがうるさいです」
とアドバイスをすると、その通りに打ってくれます。
いやぁ~、気持ちがいいなぁ~。
と思いながらボールに到着。
残り
「70ヤードだと5ヤードくらい残りそうですが、80ヤードはオーバーがちょっと怖いです」
と伝えて、56度のウエッジを握られました。
そして、ショット!
やっぱりひかかって、ピンとは反対のグリーンへ。
そして、ちょっとやっぱり大きかったです。
こういうショットが数回続いたあと、シングルさんは言いました。
「150ヤード以上のところからべたピンするのが一番楽しいよね」
ということで、150ヤード以上残るようにアドバイスするようにしました。
すると・・・・
べたピン連続♪
さすがです。
でもですね・・・。
よ~く考えてみると、ちょっとおかしくないっすか?
べたピンフェチ(そういう人がいるのかどうか分かりませんが・・・)なら、どんな距離からでもべたピンにこだわる人・・・
「チップインなんて邪道だ!」
「パッティングの練習なんて、無意味だ。
だって、1ヤードくらいしか使わないもぉ~ん」
とか、言うかたなら分かります。
でも、この方は150ヤード以上からのべたピンフェチなんですよ。
ちょっとおかしいっすよね。
「美人が好きだけど、美人すぎるのはちょっと・・・」
「細い子が好きだけど、俺のローキックで折れそうな子はちょっと・・・」
みたいな。
というわけでこのお客様は
本人の了承は全くありませんが、
このブログの公開と同時に
「ゴルフサブカルチャー推進委員」の会員にいたします。
ちなみに特典はありません♪
グリーンキーパー
グリーンキーパーとはコース管理の責任者です。
僕はグリーンキーパーが大好きです。
役職が好きではなく、いろんなところのキーパーがまた味があっていい方が多い!!
そして、知識がすごい!
色々と教えてくれます。
ちょっと前には芝の病気の本とか貸してくれました。
本当に面白かった。
ある鹿児島県内にあるゴルフ場のあるキーパー。
もう60歳も過ぎ、定年退職したのですが、まだまだ現役。
コースに対する愛情は並ではありません。
このゴルフ場ではプロレディースシニアツアーが10月の上旬にありました。
その前日。
僕は研修でラウンドさせていただいてました。
しかし、不安定な天候(雨が少なかった)せいでフェアウェイは少し焼かれてるように黄色くなり、グリーンもあまり状態がいい、とはいえない状況でした。
結構付き合いの長いキーパーなので、
「悔しいだろうなぁ・・・」
と思いながら、コースを見てまわってました。
鹿児島は10月といえども、みんな半そで。
日光も強く照り付けています。
その中、あるホールでグリーンが見える場所に行くと、作業着を着た人がしゃがみこんでいます。
そして、グリーンに近づくと右手にナイフ、左手に目土袋を持ってグリーンの雑草を一本一本丁寧に取ってました。
ナイフの先端で雑草を根っこから引き抜いては、取った後に砂を入れて手でならしていく・・・・。
こんな地道な作業。
僕はその姿を見ながら、キーパーの気持ちを考えると胃が痛くなりました。
さらに日没が近づいている時間。
他のホールでプレーをしてると、後ろからカブで走ってくる方がいます。
キーパーです。
何をするんだろう・・・と思ってみてると、バンカーの中の石を一個一個取っては袋に入れていってます。
正直、そんなに目立つような石はありません。
でも、キーパーにしてみると、少しでも何かしたいのでしょう。
その姿を見ながら、また胃が痛くなりました。
「こんなにコースを愛しているのに、このコースの状態・・・悔しいだろうなぁ・・・」
あるキーパーが言ってました。
「キーパーは誰よりもコースを愛してないといけない。」
と。
僕もキャディとして、そのコースの管理にすこしでも役立てるように・・・と思いながら日々ラウンドしてます。
雑草抜くの楽しいですしね♪
芝目
「芝目はどっち向いてるの?」
キャディをしててよくお客様に聞かれる質問のひとつです。
「芝目はあまり出てませんよ。出てるところもありますが、あまり出てません」
と僕は答えます。
というのも、最近のベント芝と呼ばれる
ペンクロス
ペンリンクス
サウスシュア
コブラ
L93・・・
などなどの植物は刈り方など管理の仕方によって芝目が出ないようにできるからです。
そして、僕がキャディで行くゴルフ場のほとんどで芝目は出てません。
コウライシバや、コウライが混ざってしまっているグリーンとかなら話ば別ですが。。。
僕はキャディで行くゴルフ場にはほとんどといっていいほど、一度ゆっくりプレーをさせてもらいます。
そして、キャディバッグには水平器が入っています。
グリーンの傾斜とボールの転がりを調べるためです。
「あれ?」
と思ったらすぐに水平器。
重宝してます。
だからこそ、芝目はほとんど出ていない、といえます。
あるグリーンキーパー(関東の方)のブログにも載ってます。
あるプロツアーで、選手がパットしたボールが芝目で曲がったような動きを見せた後、その方の携帯がなって
「芝目出てるじゃないか!!」
と非難されたそうです。
芝目とはそれくらいなくすことができるものです。
ま、僕の場合は芝目を気にする前に狙ったとおりに打っているかどうかを気にします。
というか、気にしても変わりませんが・・・_| ̄|○ガクッ
南日本選手権決勝
今日は先日と同じ南日本選手権の決勝Rでした。
裏街道でしたが、やっぱりシングル。
僕とは比べ物にならないくらい上手いです。
でもですね・・・。
今日のカップ位置はえぐかった。
久しぶりにこんなえぐいカップ位置でした。
ピンポジション見ながら
「カラーから3ヤードくらいしかないやんか(・ω・)ノ!!」
「勝負賭けして、失敗したら池やん(・。・)ノ!」
「これ、オーバーさせないといけないやん(・U・)ノ!」
「ってか、攻めれるホールってある(-_-)?」
と一人で突っ込んでました。
お客様は裏街道ということもあり、ぴりぴりムードは全くなし。
どっちかというと、来年に向けて勉強、というムード。
その中のお一人は予選1日目に一度キャディに付いたお客様でした(ひそかに初日、2日目と熱が38度。今日は病み上がりでした)
だから甘えてたわけではありませんが・・・
今日は全く冴えてなかったです。
すみません・・・(;-;)
キャディをするとき、やはり戦略を考えます。
「このピンポジションなら、短めに距離を伝えたほうがいいな」
「グリーン手前のフェアウェイでボールを止めたほうがパーセーブしやすいな」
「あのライなら、フライヤーの危険性を考えてちょっと短めに伝えよう」
「ショートアイアンが振れてるから、べたピンを狙ってもらおうかな」
「ここは守りのホールだから、安全策を勧めよう」
などなど。
こういう大会に参加するお客様には1打でもいいスコアでまわってもらうために、色々と考えます。
ピンポジションから逆算して、戦略を考え、状況を分析して、お客様の調子を考えて・・・・と頭をフル回転です。
それが今日は頭が回りませんでした・・・。
僕がクラブを選んでバーディーを取ってもらえたのが3Hだけ・・・
すみません。。。
自分、マダマダです・・・。
(高倉健風に)
南日本選手権
お久しぶりです。
一昨日、昨日と南日本選手権(溝辺カントリークラブ)のキャディをしてました。
さすがに鹿児島県内のトップアマチュアが揃うだけあって、知ってるお客様がかなりいらっしゃいました。
クラチャンとか、片手とか、本当は片手なのにキャディにつくときはかなり馬鹿なことばっかりしてるお客様とか・・・(笑)
で、ですね。
最近の若手・・・というかジュニアはすごいです。
昨日、高校3年生の子のキャディにつきました。
本当にすごい。
同じパーティー内に中学校3年生、30歳、4○歳くらい?の方がいらっしゃいました。
30歳の方とお話してたのですが
「僕たちが子供の頃、スポーツの選択肢にゴルフはなかった」
と。
本当にそうなんです。
僕は5歳からピアノをはじめ(高校3年生まで)、小学校2年生から柔道をはじめました(高校3年生まで)。
ゴルフのゴの字も知りません。
どこぞの社長連中がしてるスポーツ、というイメージすらありませんでした。
でもですね。
この中学校3年生、高校3年生はすごい。
ドライバーは二人揃って280ヤード(僕のナイスショットと同じ・・・_| ̄|○ガクッ)
アプローチはべたピン。
中学生は特にうまかった。
本当にクリーンにボールに当てます。
久しぶりにここまでコンスタントにクリーンに当てるプレーヤーを見ました。
高校生はさらにうまい。
ショットの安定感が抜群。
あと、パターがすごくしっかりうてる。
だから、バーディーをバシバシとって行く。
ラインもしっかり自分で読む。
そして、よかにせ(鹿児島弁で「いい男」という意味)・・・(-_-)
30歳のお客様と二人でラウンド中、しきりに陰口たたいてました。
「あんなにさわやかで、ゴルフがうまかったらすぐプロになってもスポンサーがつくよな」
「できすぎだよね」
「なんなんだ、あいつらは」
などなど(笑)
結局、高校3年生の子は3アンダーでラウンド終了しました。
本当にすごかった。
でも、僕が彼のキャディだったら、あと2つへこませれたな・・・と心の中で思ってました。
ここが共用キャディの難しいところです。
明日は決勝ラウンドです。
裏街道に行くとは思いますが、それでも表街道の方々に負けないくらいのスコアで回ってもらえるよう、頑張ります!
掛け声
「だりゃっせい!」
僕の大好きな掛け声です。
気合を入れてクラブを振る時(しかもノリノリのとき)に出てしまいます。
意味?
んなもんありません。
チャームポイントは最後の「せい!」です。
腹筋に力を入れながら息の全てをこめます。
なんていうのかなぁ・・・・
たとえるなら
ハンマー投げのときの声みたいなかんじ。
結構響きます。
だりゃっせい・・せい・・・せい・・・せい・・・せい・・・
みたいな♪
「カッコウ」や「ヒグラシ」とはまた違った趣があります。
意味?
んなもん必要ないでしょう。
ちなみに、この掛け声を出したときは、必ず
ボールが右ドックレッグしてしまうようなスライス
_| ̄|○ガクッ
が出ちゃいますけどね♪
この掛け声の後は、地面に手を着いてしまう(↑の絵文字のような体制)なってしまうのは秘密です。
でも、気分的にはナイスショットです。


