北見市のはっか公園で一面の紫エゾミソハギが満開
北見市仁頃町の仁頃はっか公園で、紫色の花をつけるエゾミソハギが満開を迎え、訪れる観光客が花畑の散策を楽しんでいます。
エゾミソハギはミソハギ科の多年草で、同公園の約80アールに2万株が植えられており、高さ1メートル~1.5メートル程に成長し、先端には穂状に直径約1.5センチの小さな花が密集して咲きます。
同公園事務所の谷孝男さん(72)は「今週になって満開になりました。この分だと今週末が最盛期になりそうです。花は下から上に咲いていくので花の期間は長く、9月上旬まで楽しめます」と話しています。
季 節 の 花 ( エ ゾ ミ ソ ハ ギ )
今年のお盆の入りは真夏日となりました。
北の大地のお盆はいつもですと、秋風が気持ちよく感じられる
のですが、今年は今日で10日目くらいの真夏日を迎えること
となりましたが、自然は着実に秋を迎えているのでしょう。
ちょっと郊外に出てみますとあちこちにこのエゾミソハギの花を
見ることができます。
伊達・善光寺でアジサイの花華やかに3千本
平成12年3月に22年7カ月ぶりに噴火し、現在も活動を続けている有珠山の麓の町、伊達市有珠町の善光寺境内のアジサイが、ほぼ満開となり、赤紫色やピンク、水色などの花々が、参拝者や観光客の目を楽しませています。
善光寺は春はサクラ、秋はイチョウの名所として知られますが、30年ほど前から檀家(だんか)の人たちがアジサイを少しずつ植え、増やしてきたものです。今では約3千本が、山門付近や阿弥陀堂に通ずる道を彩っています。
心配された春先に続いた低温の影響も感じさせることもなく、今年も例年並みの5月中旬頃から開花し、今が満開のピークを迎え、8月末までが見ごろということです。
季 節 の 花 < ア ジ サ イ (紫陽花) >
西洋アジサイ
ガクアジサイ
アジサイ(紫陽花)の花は、花びらに見える紫やピンクの部分が
装飾花で、実は萼(がく)ということです。
本来の花は「真花(まか)」といい、萼(がく)に隠れていて見え
にくいのですが、日本原産の「ガクアジサイ」は萼の中にお菓子の
ようにびっしりと並んだ真花を見ることができます。
富良野・へそ祭り腰クネクネ、「顔」表情豊かにへそ踊り
北の大地北海道の「へそ」に位置し、ラベンダーの花も満開を迎えている富良野市で7月28日、第42回北海へそ祭り(実行委員会主催)が2日間の日程で開幕し、腹部に顔を描いた「図腹(ずばら)」の列が市内中心部を踊り歩きました。
雨の影響で子供たちによる「子べそ神輿(みこし)」は中止になりましたが、「北海へそ踊り」が始まる午後7時には天候が持ち直し、会場には観光客や住民の人垣ができていました。
踊り手はアクリル製絵の具などで腹部に顔を描き、かさをかぶって胸から上を隠して登場し、へそ音頭の「いいじゃないか」の歌に合わせて、リズミカルに腰をくねらせながら行進し、笑いを振りまいていました。
へそ踊りは2日間で延べ69団体、約3700人が参加する予定で、飛び入り参加も受け付け29日も午後7時から行われます。