保存版 ラブアンフェリー | 【日刊 ノボちゃん】
2018年04月22日 00時22分07秒

保存版 ラブアンフェリー

テーマ:旅行

今日のブログは長いです。

 

瀬戸内生まれにとってフェリーはおなじみ

ブルネイで首都バンダル・スリ・ブガワン(BSB)を超早回りして観光した私には丸1日自由に使えることになり、向かったのはラブアン島。

タックスヘイブン(無税)の特別地域で、アルコールもタバコもOKなので、近隣の国とは全く違う島になる。一応マレーシア領。

ガイドブックによれば、ブルネイとマレーシア部分のコタキナバルを行き来するためにフェリーを使うならこの島を経由すると書いてある。

ただ、約2時間、乗船料数千円とあるだけで、どこのフェリー乗り場から何時に出る、そこにはどうやって行くといった情報が全くない。これでは地球は歩けません。

 

そこで、もし日本人個人客がフェリーでラブアン島を目指すならどのように行くか、詳細に書き残しておきたい。(兼 自分の備忘録)

まず、フェリーはムアラという町の国際フェリーターミナルから出る。

市内の現地旅行代理店でチケットが買えるという情報もあり,、立ち寄ってみたが、「乗り場で買ってください」と言われ、出航時刻も教えてもらう。

フェリー乗り場にはBSBのバスターミナルからバスで行けば1ドルだ。
ターミナルにいたスタッフに聞いたところ、「38番」。
(ほかにeast lineを使えば2ドルで快速で到着する…らしい)

 

乗り継ぎ、終点を路線図で確認

それは路線図を写真に撮って確認した。

6時台から走っているという情報もあったが、時刻表がないので6時にその乗り場にいればいいだろうと、朝6時からバスターミナルに行って待つことに。

結局、バスが入ってきて出発したのは06:51でムアラのフェリーターミナルに着いたのが07:41。

 

小さいバスを乗り継いでフェリー乗り場に


ムアラで下車し、フェリー乗り場までは隣に待機しているバスに乗り換えていく。
一人では心細いが、市内のバスターミナルからずっと欧米人バックパッカー3人もいたので、少し安心できた。

 

つまり市の中心部からフェリー乗り場までは順調に行って50分かかるということだ。

 

誰もいない船着き場(江田島港より寂しいよ)

3人の後、チケット売り場に並んで、私は往復のチケットを買う。
乗船券が15ドル+港湾使用料2ドル=17ドル
往復割引がきいて30ドル。

 

最初に確認するのはシート下の救命胴衣

帰りは16時出発ともわかった。

船に乗り込んだのが07:52で、07:56には扉を閉めて、07:57には船が動き出した。


フェリー乗り場に着いた07:41からわずか10分でチケット買って出国審査まで終えて歩いて乗るのだ。
ちょっとトイレに行っておこうなどと考えたら、置いていかれちゃうよ。

 

広島―松山間のフェリーと同じ3時間船の旅

市内からのバス組4人以外にも先客はいて、乗客は40人ほどだろうか。
スナック菓子やカップ麺の販売もある。

 

乗船までわずか10分

海上の油田工場などを見ていたらすぐに2時間はたつが、一向に着く気配がない。


到着は10:07。
つまり、ブルネイからラブアンまでは3時間10分かかるということだ。
(ここ、重要ポイント)

~・~・~・市内半日観光~・~・~・

 

ラブアンの方が都会

いろいろ心配なので復路は16時出航だというのに、14時にはフェリー乗り場前に行った。

 

1時間ほどカフェで過ごし、15時にはターミナルの入り口に移動してボーディングを待ち構えた。

15:30から出国審査が始まり、15:55には出航。
つまり、ラブアンでも16:00出航と決まっていても、だいたい乗ったなと思われたら船は出てしまうということだ。
(再び、ここも重要ポイント。テストに出るよー)

 


島でも入国審査が必要

25分でチケットチェックも出国審査も終わるので本当に気が抜けない。
そういう意味でも、日帰りするなら乗船券はブルネイ側で往復買っておいたほうが安全だ。

帰りは乗客7人で乗組員4人。
日帰りしたのは私だけということになる。

ムアラ到着は18:00。
帰りの所要時間は3時間3分だね。

 

ラブアン港は土産物店も豊富

繰り返すが、ガイドブックや誰かのブログに書いてあるように「所要時間 約2時間」はウソで、約3時間が正しい。
3時間と2時間じゃ1.5倍なんだから、この差は大きいですよ。

“積み残され“もなく、とにかくムアラまで帰ってこられたー。やれやれ…と思っていたら、そこから大きな試練が待っていた。

 


ラブアンはタクシーもたくさん客待ちしている

朝バスを降りた場所でバスを待っていたのだが、1時間待ってもこない。付近の通勤者に4-5人に「バス乗り場はここでいいか?」と確認したが、全員「そこで合っている」という。
朝も45分待ちだったし、60分待つこともあるのかなあ。

しかし、そこで発見してしまったのはバスの時刻表だ。
市内までのバスの最終は17:45発。
フェリー着が18:00なのに、バスが接続していないとは。

 

朝乗り換えたムアラのバスターミナルなら歩いて戻れそうなので、聞いてみると、仮にそこまで行ってもまた終バス時刻を過ぎていると。

 

油田プラントは洋上のそこかしこに

仕方なく、会社帰りの方にお願いして携帯電話でタクシーを呼んでもらった。
が、このタクシー代が定価で、旅行で一番の出費になってしまった。

フェリーがブルネイに着いても帰りのバスはない
(これ、本当に最重要ポイント!!!)

 


なぜこの時刻表が市内のバスターミナルにない?

ではどうしたらいいか?と言えば、中堅以上のホテルに泊まり、そのホテルと契約しているタクシーに迎えをお願いしておくのが一番安くて確実だと思う。


中堅以上のホテルというのもポイントで、ゲストハウスなどにはそういうサービスがないと推測されるので。

日本人の中高年なら集合時間より早めの行動をすることが染みついているので大丈夫だと思うが、ギリギリ行動ではラブアンフェリーに置いていかれるので要注意。

ラブアン島に行かれる方が検索してこのブログにたどり着かれますように。

よい旅を!

 



(時刻、価格などは2018年3月現在のもの、紹介した手順で確認してネ)

‘18ブルネイ No.08 つ・づ・く…


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