初めの一筆
もう12年も続けているのは「できる手帳」と「ドリームマップ」。
赤字で「手」とあるのは、先生のお手本
これに書き描くことでさまざまな夢をかなえてきたが、ここに並べる“かなえたいこと”には2種類ある。
①自分の意思だけで実現するもの
②他者が関係するもの
①は「減量してスリムになる」とか「〇〇を買う」といったもので、「甲子園で優勝する」「宇宙飛行士になって月に行く」といったものは②になる。
あれしたい、これやりたいが何年と続くと、“①ならやればいいじゃない”と考えるようになった。
短い時間、手の届く費用で自分の気持ち一つでできることならやってみよう、やっておこう。
そんな時にたまたま見かけたのがバドミントン教室で、「8回だけならやっておくか」と参加した。
定年の60歳をすぎたらバドミントンをやりたいと思ってきたのだ。
結果的に日本のトップクラスの科学的最新コーチングを受けられたし、これは60歳以降やらなくてもいいと気づけてよかった。
(再びやってみて、これは老後にやらなくてもいいと思ったのはスキー、そしてバドミントン)
そして新年度からは、花文字
だ。
これは、大昔、横浜の山下公園で見かけて以来、台湾、台湾フェアなどで書いてももらってきた。
先生の書かれた花文字作品
魅了されたと言ってもいだろう。
これが書けたらいいなあ、
日本に教えている場所とかないんだろうか?
数年前に調べたら、小一時間かかるような場所にしかなかった。
ところが、最近、新聞の折り込みで近くのカルチャーセンターに教室があることがわかった。
それでも3回くらいは見送ったかな?
これまで月に2回でもおけいこごとをやる時間の余裕はなく、どんなものか母や妹に代わりにやってきてもらおうかとも考えていたほどなのだ。
4月の予定が消えた4-6月の3か月なら受講できるだろう…ということで、前日に申し込み、晴れて入会した。
さて、花文字というのは漢字のパーツに意味のある絵をあてて、文字にしていくというものだ。
習字と違い、イラストに近い。
これぞまさしく「情報の可視化」。
最初はパーツを練習していくそう
その後、駅の中で近所の中学生の絵文字作品が展示されているのを見かけたが、やはり、漢字のパーツが関係ある絵で構成されている。
そうそう、私はこういうことがやりたかったの。
なんで私が中学の時にはこんな授業がなかったんだろう。
情報を絵で表す、絵文字、ピクトグラムなどが大・大・大好きな私に花文字はぴったり。
日本の中学生だって似たようなことをやっている
今から何かを習うとしたら…
・体力がなくてもできること
・量産される作品(?)が場所を取らない
・プレゼントしたら喜ばれる
そして、
・あわよくば収入につながるもの
ということを考えていた。
私以外の先輩受講者さんに聞いてみると、花文字歴は3か月の方と1年の方。
その先輩方の作品を見ていたら、1年で人に見せられるレベルになることがわかった。
1年でこれくらいだとしたら、5年、10年やればモノになるだろうな。
お礼状に1文字だけでも入れられたら…
名前を書いてあげたら…
書けるようになったら、依頼に応じて書いて、老後のプチ収入になる可能性大とみた。
ハートの組み合わせで花やクローバーになる
文字が書けるレベルにならなくても、ハートマーク一つあるだけでも気分が変わると思う。
見る人がどうこうではなくて、花文字を書けると思っただけで私がわくわくなんですけどー。
教室はお道具を受け取るところからスタートしたが、特製の筆に絵の具を2色つけて、グラデーションでニュアンスをつけていく。
最初は魚の一部になる「払い」を練習した。
まさに、私の最初の一払いがこれ。
”最初はこんなよろよろだったのに、随分書けるようになったね”と振り返る日を夢見て。
「ノ」の字の払いにちょんちょんをつけて「魚」
このカルチャー教室ではもう一つ、やってみたいけど見送ってきたことを月に1回、3か月だけやってみる予定。ふふふ。
今年は「やりたい」ことは次々片づけて、スッキリする年にします。
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