【日刊 ノボちゃん】
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記憶メディアより強いもの

この世に個人情報という概念が出現してから、情報の取り扱いは厳しくなってきた。

 

もちろんAさんの情報が世の中に出ることも問題だが、それを外に出したということで企業が世間から責任を追及されるので、年々厳しくなっている。

 

銀行ATMで着替えてきた人がいる?

 

多くの人は、仕事中に飲んだり、食べたり、スマホを見たり、PCで動画を見たりしているだろうが、そういうことは一切禁止されている職場もある。

 

執務室に入る時に、スマホやスマートウォッチは持ち込み禁止。

 

アナログ時計も禁止だったのは東京五輪の選手村の仕事だった。

 

金属探知機を通るので、所持していたら大きな音が鳴って恥ずかしい思いをすることになる。

駒込に日赤の血液センターがあったけれど…

 

ある企業さまでは、トイレ休憩で廊下に出るにも何も持ち出していませんということで、監視カメラに向けて両手を振ることになっていた。

 

USBメモリを紛失されては大変だが、そもそも差し込みすら禁止されるようになった企業も増えた。

 

メモ用紙もペンも禁止。

 

そんな職場も少なからずあるんですよ。

 

閉鎖かと思ったら電気がついていた

 

でも、いくら物理的に所持を禁止しても一番恐ろしいのは人間の記憶だと思う。

 

記憶力のいい人は情報を見たまま写真のように記憶して外部に持ち出せる。

 

タレントの○○くんの携帯番号を目にしたときに、070-1234-5678くらいの数字の羅列を記憶するくらいなんてことはない。

 

私もインタビュー取材でレコーダーなど使ったことは一度もない。

 

「ノートなんか取ってませんよ」という体で会話して、話を引き出しているのだ。

 

「自分の肯定は無料」という言葉に納得した

 

日刊ノボちゃんに書いているさまざまなエピソードも見て聞いて記憶したことを再現しているだけで、メモなどしていない。

 

規制のあるいエリアから出てスマホのメモ帳に書きたいこととして「持ち込み規制」とひと言メモしておく程度だ。

 

「どれだけ持ち込みの規制をかけても記憶力がいい人がいたら情報流出は防げないよね」と夫が言い出したとき、大きくうなずいたのは私である。

 


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