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【PANDA編集部】インターンセミナー事前説明Webで公開/中国の腐女子向け飲料『兄貴汁』登場!

【PANDA編集部】

◆7月7日、インターンセミナー参加用の事前説明をWebで公開/

  中国の腐女子向けエネルギー飲料『兄貴汁』登場!!



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◆7月7日、インターンセミナー参加用の事前説明をWebで公開
◆中国の腐女子向けエネルギー飲料『兄貴汁』登場!!
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◆7月7日、インターンセミナー参加用の事前説明をWebで公開


出版・編集業界で仕事をしたい学生の希望者に向けた弊社のインターン制度。
去る、6月29日に第1回目のセミナー(午前・午後の部)が都内で行われました。


このインターン制度は現役の大学生を対象としたもので、約2週間、
実際に編集部でアシスタントとして働きながら業務を経験しつつ、
社会人としてのスキルや知識を身に着ける場を提供するものです。


当日、セミナーには多くの学生に応募・参加頂き、その参加者からは
「貴重な体験ができる」「夢を現実にしたい」と、好評だったようです。



そして今回、第2回目のセミナー参加用の事前説明が7月7日にWebで公開されます。
このWeb公開は、8月に予定されているセミナーの事前説明であり、
弊社の事業説明や実際に学生が行う業務内容などの情報がムービー形式で、
マイナビTV(インターンシップフェア)より配信されます。


上記の事前説明の司会は、弊社編集の小出ディレクター、そして
女優の池田沙耶香氏にアシスタントとして友情出演していただく予定です。


なお、先の第1回目のセミナーで、インターン採用された学生は、
8月から当編集部にて期間限定アシスタントとして働き始める予定です。
後日、メルマガでその学生の挨拶やちょっとした近況をネタレベルで
ご報告するかもしれません。皆さま、温かい目で見てあげてくださいませ。




■「マイナビTV」
http://job.mynavi.jp/conts/2014/tv/



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◆中国の腐女子向けエネルギー飲料『兄貴汁』登場!!


ある作品をモチーフに、ボーイズラブ化させる(ムリヤリ?)腐女子。
中国でもそんな腐女子は健在。既存コミックやライトノベルの設定を題材とした
ボーイズラブの二次創作が同人レベルで発表され、固定ファン層も存在します。
今回は、彼女たちが熱視線を送る注目の商品をお届けします。



『中国腐女子専用エナジードリンク『兄貴汁』が予想以上にウマイ/
缶には「防“腐”剤フリー」「動物性タンパク飲料かも?」など』



いろいろ濃いキーワードが盛り込まれた上記のニュースが、
「ロケットニュース24」サイトで紹介されています。


日本の腐女子は比較的“腐”の部分を包み隠し、大っぴらにしない奥ゆかしい
文化があるのに対し、中国の腐女子はかなりオープンで積極的な人が多め。

記事によると、そんなアグレッシブな中国の腐女子を歓喜させるような
缶入り飲料「爺竪」(通称=兄貴汁)が話題になっているようです。 


缶には、青年の抱擁シーンがイラストで描かれたこの「爺竪」。
中国に実在するココナッツジュース「椰樹」のパロディであり、
商品名の「爺竪」と「椰樹」も同じ中国語の発音、そして缶の説明書きも
下記のような元ネタのジュースのパロディという徹底ぶり。



「防“腐”剤フリー」
「開封後、直接お召し上がりください。喉の渇きと愛情の欠乏を癒します」
「攻受精品!」(※中国語で精品=一級品という意味)
「天然の兄貴汁100パーセント」
「妹汁は入っていません」


腐女子のツボを押すキーワードセンスや適度な下ネタ、
説明書きのパロディ内容は、結構レベル高いです。


実際その反響は高く、現地の同人誌イベントでのみの販売ですが、
「腐女子必携ですわ」「無敵すぎる!」など、多くの腐女子の心を
わしづかみにしたコメントが紹介サイトに寄せられているようです。



今回、この「爺竪」(兄貴汁)の存在は、個人的に
中国でのボーイズラブ市場の成長を垣間見た気がします。


ボーイズラブを含め、特殊な嗜好性の性表現(SM、ティーンズラブ)は、
中国の表現規制のひとつですが、ファンの欲求はその規制を
あきらかに超えつつあると思います。
(むしろ規制されている分、ファンが一層ヒートアップする?)


現状はあくまで同人レベルの市場ですが、中国での規制基準が変わり、
商業流通に乗るようなレベルに発展すれば、ファンの積極性と潜在ユーザー数に
後押しされて、日本以上に成長する可能性があるかもしれません。
将来、日本のボーイズラブ作家に大きなチャンスが巡ってくるかも!?




■中国の腐女子向けエネルギー飲料『兄貴汁』登場!!
http://rocketnews24.com/2012/06/29/224623/

【PANDA編集部】『美坊主図鑑』に癒される女子急増!?/中国最大級の著作権侵害掲示板が運営停止

【PANDA編集部】
◆『美坊主図鑑』に癒される女子急増!?/中国最大級のネット著作権侵害掲示板が運営停止



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◆『美坊主図鑑』に癒される女子急増!?
◆中国最大級のネット著作権侵害掲示板が運営停止

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◆『美坊主図鑑』に癒される女子急増!?


近年、お疲れ気味な女子を癒す『草食男子』『クリーミー男子』等の存在。
最近はその発展系としてイケメン『坊主(ただのスキンヘッドではなく僧侶)』が、
じわじわブームになっているのをご存知でしょうか?
この美しすぎる『坊主』に関して興味深いニュースをお届けします。



『空前の坊主ブームが暗示する“不確かな未来”』
「ダイヤモンド社」のビジネス情報サイトでは、以下のように述べられています。



記事によると、女子の『坊主』の追い風は、気鋭の僧侶・小池龍之介氏の存在。
同氏による仏道入門の著書『考えない練習』(小学館)や、
『もう、怒らない』(幻冬舎文庫)等、ベストセラーを記録。煩悩を知り、
五感を研ぎ澄まそうというメッセージが、主に女子たち共感を集めたとのこと。


さらに『美坊主図鑑 ~お寺に行こう、お坊さんを愛でよう』(日本美坊主愛好会、
廣済堂出版)という書籍が発売された事も、大きな貢献要因のようです。


本書で紹介されているのは、東西総勢40名の若き坊主たち。
彼等はお世辞抜きに「これは海老蔵か!?」と見まがうような美男子揃いで、
装束や作務衣の姿も凛々しく、剃り上げた頭部も実に清々しいとのこと。


洋装のプライベートショットも多数紹介、上記姿とのギャップもまた魅力らしい?
しかも、氏名や勤務地(所属する寺院)なども本書に明記されているようで、
「会いに行けるアイドル」ならぬ「“拝謁”に行ける坊主」という点も好ポイント。



では、なぜそこまで『坊主』がブームになるのか? 以下の理由が述べられています。
1)仏門の世界で厳しい修業を経て、一般人と違う凛とした空気感や精悍さを持つ。
2)早朝のお勤めや精進料理等の清い生活習慣で、彼らが実年齢より若く見える。
3)先の震災や不況・人生で見えない不安を抱く女子が、僧侶に安心感を寄せる。


1)と2)はその特長として男子でも分かる話ですが、大事な点は3)。
多くの問題を抱え、回復するにしても莫大な時間や労力のかかりそうな不安は、
誰もが少なからず持っているところ。美しすぎる『坊主』がそれを癒し、支える。


以前、私は震災直後の避難所からのテレビ中継で、避難した子供たちが漫画を笑顔で
読むシーンを見た事があります。例えば『坊主』ほどでなくとも束の間の癒しとして、
漫画もその心の支えの役割を果たすことができるはず。編集者として「ひとりでも
多くの読者を楽しませたい」という発想の根本を今回の記事で再認識しました。



■「『美坊主図鑑』に癒されたい女子が殺到!?」
http://diamond.jp/articles/-/20390



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◆中国最大級のネット著作権侵害掲示板が運営停止


多種のサブカル需要に後押しされ、著作権に対する意識が高まってきた中国。
今回はその中国で、インターネット上の著作権侵害行為の対策が
拡大しているモデルケースとして、注目のニュースをお届けします。



6月18日、コンテンツの権利者団体である一般社団法人コンテンツ
海外流通促進機構(CODA)は、香港とマカオの税関が共同で検挙。
中国最大級の著作権侵害に関する掲示板「FDZone」の運営者の逮捕&サーバの押収を
明らかにしました。これにより「FDZone」は、運営を停止したとのことです。



今回の検挙は「IFACT-GC」という香港の調査機関が「FDZone」で
著作権侵害が行われている証拠を入手し、これをマカオ税関に提出した事が発端。
それを受けてマカオ税関は、サーバーが香港に所在すること突き止め、
両地域の税関による合同捜査を行ったようです。


CODAによると「FDZone」では、権利者に無断でアニメーションや映画、
音楽等がアップロードされていたようです。この中には日本のアニメの
セクションもあり、『機動戦士ガンダム』や『名探偵コナン』、『銀魂』、『BLEACH』、
『ケロロ軍曹』など、お馴染みのタイトルが名を連ねていたとのことです。


同掲示板は2003年に開設。有料会員3万人、無料会員は89万人に達していたらしく、
Amazonの子会社であるウェブサイトランキングサイトのAlexaによれば、
台湾と香港でいずれも総合100位前後に位置する有力サイトであったようです。



弊社の活動面を見れば、電子コミックに用いられる「DRM」の技術進歩により
コピーしにくい環境が自衛手段として整いつつあります。また、上記のような
大がかりな対策の動きも、著作権保護の追い風となるでしょう。


でも著作権保護に一番大事な点は、ひとりひとりの意識だと思います。
例えば、海賊版に売上金が流れ込めれば、正規ルートでの制作元の
売り上げが喰われる分、新規コンテンツの誕生が難しくなります。


楽しめる作品の選択肢を狭める事は、ファンとしても得策ではありません。
今後も著作権者とファン、ともにプラスとなるような中国市場を心から希望します。




【電子書籍業界用語「DRM」とは?】
DRMとは「Digital Rights Management」の略で、デジタルデータとして表現された
コンテンツの著作権を保護しその利用や複製を制御・制限する技術の総称です。
ごく簡単に説明すると、「コンテンツの内容を暗号化し、それを解読するための
鍵をコントロールすることで、コンテンツだけをコピーしても
再生できないようにする」仕組みのことです。



■中国最大級のネット著作権侵害掲示板が運営停止
http://www.animeanime.biz/all/126191/?ec3_listing=posts

【PANDA編集部】◆著作権法に「パロディ」規定検討へ/中国の勝手にAKB総選挙ランキング

【PANDA編集部】
◆著作権法に「パロディ」規定検討へ/中国の勝手にAKB総選挙ランキング



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◆著作権法に「パロディ」規定検討へ
◆中国の勝手にAKB総選挙ランキング

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◆著作権法に「パロディ」規定検討へ


このメルマガを読まれている作家の皆さんは、例えばもし自分の描いた
マンガが、不特定多数の人の元ネタにされたら、どう思うでしょうか?


そんな既存の著作物の設定や世界観、登場人物やシナリオ等をモチーフとして
流用・改変し、二次創作として発表する、いわゆる「パロディ」もの。
動画サイトや同人誌の即売会でも多く見られるこの「パロディ」ものに対し、
動向を注目したいニュースが入りましたのでお届けします。


『著作権法に「パロディ」規定検討へ(文化審議会の小委員会)』
「日本経済新聞」(電子版)の記事では、以下のように述べられています。



記事によると、著作権にまつわる法制度を検討する文化審議会
(文化庁長官の諮問機関)の小委員会が7日、今期の初会合を開き、
既存の著作物を「パロディ」として改変・二次創作する行為について、
今期の検討課題として取り上げることを決定したとのこと。


これまで日本の著作権法では「パロディ」に関する規定が
存在しなかったため、現行の著作権法を厳密に適用すると
「パロディ」は「同一性保持権」の侵害にあたり、もとの作品の
著作者に許諾を得ない限りは、違法となる可能性がありました。


しかし、近年はインターネットの動画共有サイト等を中心に
「パロディ」による二次創作が本格化しており、
その実情に合わせた法体系の整備を目的としたようです。



例えば、「パロディ」のメリットとデメリットは、
以下のものが挙げられると個人的には思います。


○メリット
・既存のモチーフを流用・改変して、その番外編やアナザーストーリーを楽しめる。
・元ネタの作品のファン層を閲覧・視聴者として取り込みやすい。


×デメリット
・著作者の許諾を受けずに、既存の世界観・設定等にタダ乗り。
・元の著作者が望まない形で改変される場合がある。



上記については、もとの作品の存在感を尊重して「パロディ」自体を
認めない反対派や、逆に世界観を違った形で楽しめる賛成派と大抵、
賛否両論が出ます。また著作者やその販売元も、不特定多数の
「パロディ」作家への「信頼」のもと、知名度・新規ファン数のUPを狙い、
ある程度黙認している場合もあります。


一概には言えませんが例えば、元ネタとなった作品を侵害しない
範囲内で楽しめる「パロディ」が見られるなら、ファンとしては望む所。
でもその侵害しない範囲の線引きはどこに? という疑問点が
規定化されるかもしれません。


弊社の電子コミック誌『月刊COMIC PANDA』や単体のコミック作品は、
中国での表現規制(二次著作物NG)の為、「パロディ」ものではない
「オリジナル」の創作コミックを配信しておりますが、
漫画を制作する編集者として、また一人の漫画ファンとして、
今回の検討課題の結果は注目したいところです。




■「著作権法に「パロディ」規定検討へ(文化審議会の小委員会)」
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO42306130X00C12A6000000/


※『月刊COMIC PANDA』の詳細は、弊社HPのニュースにより詳しく掲載しております



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◆中国の勝手にAKB総選挙ランキング


6月6日、日本武道館で行われたAKB総選挙。
中国でもAKB48は大人気で、5億人のネットユーザーの
ほとんどが利用しているともいわれるマイクロブログサービス
(「Twitter」のようなもの)でも、AKB総選挙は
大きな話題となったようだです。


上記で述べた、数あるマイクロブログのなかでも人気の高い
「新浪微博(シンランウェイボー)」では、AKB総選挙の
翌日朝10時の段階で関連投稿が900万件を突破。日本のファンと似て、
中国のファンもお気に入りの女の子の順位に一喜一憂する
書き込みが多く見られたとのこと。


漫画やアニメ等、日本のサブカルはアイドル面でも
中国に大きな影響を与えています。オタク人口が多い分、
関連投稿が900万件突破等、そのエネルギーは凄まじいの一言。


ちなみにAKB48は、5月22日に北京で
「AKB48中国総選挙」を実施しています。
中国での投票結果と、参考までに日本の結果を文末にまとめます。



また、上記と関連した小ネタをひとつ。以前日本国内でも
パクリアイドルとして話題となった中国のアイドルグループ「AK98」。
中国のAKB48ファンから総スカンが影響したのか、現在は解散状態とのこと。


さらに、本家・秋元康プロデュースによる上海が活動起点の「SNH48」の
誕生予定で、AKB系のパクリアイドル結成は終息…と思いきや、
別のパクリアイドル「Sapphire Girls(藍宝石少女)」が活動中のようです。


ただ彼女たちは「AK98」と異なり、ファンから受け入れられている様子。
メンバーを募集したり、専用劇場を持つ運営方式は似ていますが、
「Sapphire Girls」の違う点は以下のとおりです。



・「夢があれば頑張れる、そして夢は叶う!」をキーワードに、
ファンとともに成長していく「中国初の育成型アイドル」のコンセプト追加。
・デビュー曲『加油歌(応援歌)』のデキの良さ(励まされた)。
・曲やコンテンツにはオリジナル要素らしき中国エッセンスをプラス。



まるまるパクるのはNGでも、ファンの心をとらえるキーワードを
多く揃え、かつ魅力的な追加要素でインスパイアすればOK…かも。
もしかしたら、中国でヒット作を生むヒントが今回の一件にある!?




【「AKB48中国総選挙」2012年の投票結果(カッコ内は日本の投票結果)】
1位: 渡辺麻友(大島優子)、2位: 柏木由紀(渡辺麻友)
3位: 大島優子(柏木由紀)、4位: 小嶋陽菜(指原莉乃)
5位: 高橋みなみ(篠田麻里子)、6位: 板野友美(高橋みなみ)
7位: 峯岸みなみ(小嶋陽菜)




■「中国の勝手にAKB総選挙ランキング」
http://news.mynavi.jp/articles/2012/06/07/chinanet02/


■「中国版のAKB第二弾」
http://rocketnews24.com/2012/06/07/219071/