社員旅行で九州へ
先週末,会社で2泊3日の社員旅行がありました。行き先は福岡と長崎でした。
長い人生の中で,いろいろな都道府県を訪れましたが,九州は未訪の地が多いです。
12年前に福岡を2回,大分を1回訪れましたので,福岡はこれで3回目です。博多の屋台は見覚えのある光景で,大変に懐かしく感じました。今回も,もつ鍋・明太子・博多ラーメン…と,ひととおり味わってきました。
太宰府天満宮と賽銭
観光としては,太宰府天満宮に行きました。こちらも2回目ですが,前回の記憶があまりなく,新鮮味がありました。やはり,パワースポットはいいですね。
バスガイドさんから聞いたのですが,神社や寺院に投げる賽銭には,縁起のよい金額と悪い金額があるそうです。(下記以外にも説明を受けましたが,覚えている範囲で記載します。)
5円 … 御縁 ⇒○
10円 … 穴がないので見通しが悪い ⇒×
15円 … 十分な御縁 ⇒○
25円 … 二重の御縁 ⇒○
35円 … 再三の御縁 ⇒○
65円 … ろくな御縁がない ⇒×
125円 … 十二分な御縁 ⇒○
415円 … よい御縁 ⇒○
500円 … これ以上の硬貨(効果)がない ⇒×
とは言っても,結局のところは神頼みなわけですから,何が正解というものはないのでしょうが,せっかくならば験を担ぎたくなりますよね。
私はあいにく5円玉を持ち合わせていなかったので,50円玉を投じました。穴が開いている硬貨は見通しがよくなるので,50円も縁起がよいとされているそうです。
初めての長崎旅行
2日目と3日目には長崎に足を運びました。長崎は初めてだったので,何もかもが新鮮でした。歴史的に要所となった地域だけに,市内は洋風の街並みが目立ちました。大浦天主堂・グラバー園・出島・原爆資料館・平和公園・軍艦島を2日間かけて回り,盛りだくさんのツアーとなりました。
原爆資料館に展示されている資料は,どれも生々しく,いたたまれない気持ちになり見ていられなかったです。戦争をせざるを得なかった当時の国の事情にまったく理解を示さないわけではありませんが,やはり罪のない人々を苦しめるようなことは,二度と起きてほしくないですね。
長崎名物の皿うどん・ちゃんぽん・卓袱料理・カステラも味わいました。ついでにいろいろなお酒をちゃんぽんで飲みすぎました。頭痛薬を持っていかなかったら大変なことになっているところでした。
空港での珍体験
実は,社員旅行と同じ期間に,天皇皇后両陛下が長崎を訪問されていました。2日目の出島付近で厳重な警備体制が敷かれていて,ものすごい数の警備隊を目にしました。さらに帰りの長崎空港での待ち時間に,ちょうど両陛下がご帰還されるタイミングと重なり,通路で旗を振ってお見送りすることができました。下の写真を撮ることができたのですが,天皇陛下は後部座席奥側にいらっしゃったため,皇后さましか写真に収めることはできませんでした。それでも,両陛下を生で謁見したのは初めてのことですので,これは貴重な経験でした。
九州の気候
九州の気候は,私の住んでいる愛知県よりは少しはマシだと思っていましたが,まったくそんなことはなく,9月半ばとは思えない猛暑でした。途中で雨に降られたこともあり,気候にはあまり恵まれないものとなりました。まさに「長崎は今日も雨」ですね。汗と雨で,毎日のように服やタオルが濡れてしまったので,着替えを余分に持っていくべきでした。このことは反省点として次回に活かします。そんな不安定な気候の中,たくさんの観光が詰め込まれたため,3日間の合計歩数は45,000歩に達しました。翌日は足が酷い筋肉痛でした。
総括
久しぶりの福岡と初めての長崎ということで,観光を中心としたイベントが凝縮された有意義な旅行となりました。ただ,一度も訪れたことのない佐賀県は通過しただけだったので,ワンスポットでもいいからどこかに寄りたかったという名残惜しさもあります。旅行自体は90点です。
私が勤める会社の社員旅行は,普通ではなかなか行かないところに連れていってもらえるので,とてもありがたいです。一昨年は北海道(道東)に行かせてもらいました。次回はどこに行けるのか,今から楽しみです♪
一方で,社員旅行の最も重要な趣旨である社員どうしの交流というのが疎かになってしまいました。30人以上の大所帯でしたが,誰とどう話したらよいかがわからず,浮きがちになってしまいました。この点は自分自身の反省として15点です。