スーパー戦隊を予想してみる
来年は,スーパー戦隊シリーズ50作目となります。50周年のアニバーサリー翌年である2026年はどんな戦隊になるのか,予想してみたいと思います。
ちなみに,新戦隊の名前は商標登録の形で,例年9~11月頃に発表されます。早ければ今月には発表されますね。
お断り(2025年11月2日加筆)
この記事は,2025年9月1日に投稿したものです。
2025年11月11日に報道された「スーパー戦隊終了」のニュースは反映されていません。
終了報道を受けての記事はこちらです↓↓
2026年スーパー戦隊予想
私が予想する2026年スーパー戦隊は,原点回帰を前面に出したテイストになると踏んでいます。タイトルはズバリ,「新装戦隊ネオレンジャー」です。
初代のゴレンジャーと世界観を完全に一致させ,長官に誠直也さん扮する海城剛を起用。ネオレンジャーが絶体絶命のピンチに陥ったときに,ゴレンジャー5人が駆けつけその危機を救う,という展開が実現したらアツイです。
ただ,ここ20年くらいは玩具がいかに売れるかに重きを置いてモチーフやコンセプトが決められているので,ゴレンジャーのような有形化させにくい作風は,採用されない可能性が高いという見方もあり,やはり何かしらの軸となるモチーフが必須なのかもしれません。80年代のコテコテの勧善懲悪ものが好きな私としては,複雑なところです。
【80年代のスーパー戦隊に関する記事】
他にも,今後実現したら面白いなと思っている案がいくつかあります。
◆救命戦隊レスキュージャー
文字どおり,人命救助をモチーフにした戦隊です。1999年のゴーゴーファイブ以降,このモチーフはありそうでなかったのですよね。ゴーゴーファイブと差別化するために,医療要素を少し採り入れるのもありだと思います。こちらは,救急車両で玩具展開がしやすいですね。
◆飛翔戦隊チョウジンジャー
チョウジンとは「鳥人」のことで,鳥をモチーフにした戦隊です。1991年のジェットマンがこのモチーフでした。鳥は種類が多いので,キャラクターに落とし込みやすいです。ただ,空中戦は特撮で描きにくいというデメリットがあり,CGを多用せざるを得なくなる懸念があります。
◆魔輪戦隊カイヨウジャー or 海洋戦隊マリンジャー
海の生き物をモチーフにした戦隊です。海の生き物は,動物モチーフの戦隊で部分的に採り入れられてきましたが,海洋生物に特化したモチーフは過去に一度もありません。空中戦と同様に,水中戦も撮りにくいでしょうから,この弊害をどう見せるかがポイントになってきます。
◆武装戦隊レンキンジャー
錬金術をモチーフにした戦隊です。自分たちで武器を開発したりレベルアップさせていったりするという,RPG的な要素が強いストーリーです。武器には,刀・弓・槍・斧・銃・鞭・杖など,さまざまな種類がありますので,レベルアップするたびに新しい玩具を売ることができるという,スポンサーにとってのメリットがあります。
◆流風戦隊ニンソウジャー
忍者モチーフの戦隊です。忍者ものは10年スパンくらいでこれまでにたくさん出てきましたので,ネタ切れ感はありますが,戦隊に落とし込みやすく,子どもたちに人気のモチーフということで,ここらで登場する可能性が高いと思っています。他の忍者戦隊とどう差別化させるのかがポイントになります。
過去の事例を見ると,アニバーサリー翌年は,人数編成やモチーフの面で変化球的な戦隊が登場する傾向にあります。ハリケンジャー・ゴーバスターズ・ドンブラザーズがそれにあたります。2026年も,ひょっとしたらそういうパターンで来る可能性もありますね。
ゴジュウジャーについて
最後に余談ですが,現在放送されているゴジュウジャー。歴代のレッドが毎回ゲストで登場しナンバーワン対決を行うという,斬新なコンセプトで展開されていますが,ゴーカイジャーのようなオリジナルキャストによるレジェンド戦隊との共闘を楽しみにしていた私にとっては,「思っていたのと違う」感が強く,早い段階でドロップアウトしました。ブンブンジャーがとても面白くて久々に年間通して見続けただけに,あまりにもがっかりでした。
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