泡姫日記~風俗嬢の戯言~in Ameblo -10ページ目

ソープランドってどんなとこ?~客はお殿様編~

ソープの入店講習を受けた時に、あたしはある種の違和感を持った。

例えば、

「ご挨拶は三つ指ついて」だとか、

「客より目線を高い位置に置いてはダメ」だとか、

「移動する時はいつも膝をついて移動する」だとか、

「一瞬でも客にお尻を向けちゃダメ」だとか、

「お客様はお殿様、自分はしもべ、くらいのつもりで」だとか、

「正しい日本語で丁寧すぎるくらいの丁寧語で話しなさい」だとか。


ま、理解できることもあるんだけれど、冷静に考えてみると、

あたしは床を這いずり回り、常に客を下から見上げ、殿の尻をついて回るのだ。

あたしってば、思わず訊いちゃったもの、講習のおねぃさんに。

「それって・・・無様でないですか?」

そしたら、こんな風に返ってきた。

「それをね、優雅な振る舞いで行うのよ」

優雅っつってもねぇ・・・」

「こんな風に・・・」 (おねぃさん実演)






・・・・・優雅だった。



「はじめは膝にあざが出来たり、黒ずんだりするかもしれないけれど、

オシゴトやめたら、消えるから大丈夫」


なんて風になだめられても、ねぇ。

あたしが言いたいのは、今時もそんなサービスを客が求めてんのか?というところ。

(当時のあたしは、ソープランドの基礎知識すらない無知なアホだったのだ)

そんな風に訊いたら、

「そうよ、こんな時代だから余計よ。お客様は社会で虐げられてるかもしれないし、

お殿様のように、大切に大切に扱われたいのよ」


「そうですかねぇ」

「それに、ここのお店は、ご年配のお客様が多いからね」

「はぁ」

無理やり納得させられた感じで講習を終えた。


今でも新規客の場合は講習の基本に忠実に行うけれども、

指名客と対戦してるあたしを見たら、講習のおねぃさんは泣くはずだ。


タメ口で話した方が親近感湧くから、そんなお得意さんにはタメ口だし、

面白い客の背中はバンバン叩くし、

M男くんは床に四つん這いにさせてヒールで踏み潰してるし、

裸体の首にネクタイ巻きつけて犬のように引っ張りまわしたりもしてるし。


ま、無駄に発育した適応能力ってヤツが、暴れてるだけのあたしだよね。


そういえば、あたしの店には隠しカメラが設置されてると噂されてるけれど、

だったらとっくにあたしはオシオキくらってるはずなんだけどね。噂は噂止まりか。

気になるちんちん。

昨日の記事は重かった。

書いてるあたしに重かった。

なので、みんなにも重かったはずだよね・・・m(。≧Д≦。)mスマーン!!


風俗嬢と客の恋をあんだけキッといて、

実はあたし、今の恋人とソープ嬢と客として出会ったし、

ヘルス嬢と客として出会って恋愛したことも2度ほどあったりすんのだゎ。

客と恋愛しようなんて考えは、元々まったくないのに、始まってしまったら、止めようがない。

始まりは、イロンナもののタイミングが奇跡のようにピッタリ重なった場合に起きる。

そればっかりは、風俗嬢長年やってるけど、それでもあたしだって人間なのよっ!って

開き直るしかもう説明つかないのだ。


3つの恋愛は、その内、順々に記事にしてゆきますんで、どうぞよろしく(←ヒトリヨガリ)。




さて、本日のお題は、顔文字。

あたしのブログは顔文字をほとんど使わない。

・・・だってよく解かんないんだもん(´Д`) =3 ハゥー


んで、いろんなブログ巡ってると、すごい顔文字とか発見するんですゎ。

そして、(ノ´▽`)ノオオオオッ♪スゲッ!なんて関心しながら見てるのです。


で、最近よく笑わせてもらってる、とある女性のブログがあるんだよね。

プロフの画像見ると、スンゲェいい女そうなんだゎ。(゚・゚* ホレボレ

なのに、ブログの内容っつったら、とても卑猥。 (//・_・//)カァ~ッ…

やばいくらい腹抱えて笑ったりしてしまう(そんなあたしがまた怖い)。

そのギャップがまたイイんだけどね。


そこから、スゲェ気になって仕方ないものがある。


絵文字使わないあたしでもたまには




_| ̄|○ こんなのくらいは使う。


面白い彼女のはなんと
























_ト ̄|○


ちんちん付いとった。




なんやらあたしのツボにやったらはまって、

そんで、ついにネタにしちまった。。。



そんな面白い彼女のブログはこれ!


不真面目上等( ゜∞゜)y─┛~~


ヾ(≧∇≦ )ブハハハ!ヾ(≧∇≦)ノブハハハ!( ≧∇≦)ノブハハハ!

ヽ(;´Д`)ノわらいすぎた~っ!!

(∠T▽T)ノ彡☆ハライテ・・


みなさま、覗いて、腹筋鍛えてきてくださいまし。


今日は顔文字乱用してみましたゎ。

*.♪。★*・゚・Bye!(ノ*'-')ノBye!・*.♪。・゚・。.☆.*マタネ

風俗嬢に恋しちゃったら?

風俗嬢に恋をしてしまった・・・この気持ち、一体どうしたらいいの?

という相談が、時々来たりする。

風俗嬢と客の恋愛については、これまでにもいくつか書いてきた。

恋する客  恋する風俗

僕と彼女の恋の道。(フィクション)  はじめての恋。~in ヘルス(フィクション) など。


このブログの売りは、ぶっちゃけてるとこだと思ってるんで、

この際、反論受けても傷つけても、

あたしなりの見解というものをぶっちゃけてみたいと思う。



正直、あたしは色恋営業というものは出来ることならばしたくない。

”気持ちが行き来してしまうことにシャッターを下ろし、いかにして客を惹きつけるか”

というところに、かなりのパワーを裂いているからだ。

お触りだけ、とか、オナニー見せるだけ、とかの風俗ならいざ知らず、

互いの粘膜まで合わせてしまうようなオシゴトしてたら、

風俗嬢と言えど人間だからね、情ぐらいなら湧く。でもほんとは情すらも抱きたくない。

それでも、ほとんど初対面の得体のしれない男に、笑って股を開くなんぞ、

”あたしはこいつを愛してるのだ” くらいに自分に錯覚起こさせないと、

死にたくなってしまうほどなのだよ。

そうしてる間に、うっかり足だけでなく心まで開いてしまう、なんてことしてたら、

オシゴトになんかならない。


皆が皆、快楽(サービス)を楽しむためだけに来るのなら、非常に楽だ。

けれども、あたしら風俗嬢が提供しているものは、体だけでなく、

思いやりとか癒しとか恋人チックな時間とか、余計なものまでセットになってたりする。

すると、そこにすっぽりはまってしまう客がいたりすんのだゎ。

み~んなに同じように接客しているのにも拘らずね。


つまり解かり易く言えばこういうことだ。

例えばここに車の営業マン がいるとする。

女性が車を買いに来た。営業マンは接客業だからお客さんにとても親切。

女性はとても親切な営業マンに恋をする。

営業マンにはその気はないんだけれど、女性は車を買おうとしてる大切なお客さん。

全然好みのタイプでもないし、実は営業マンには恋人もいる。

だからって、大切なお客さんに冷たく当たりますか?

せめて車の契約が済むまでは、親切な営業マンを続けるだろう。

風俗嬢との恋には、越えるべき障害も高く、そこにすでに体の関係があるため、

気持ちも深入りしやすい、というだけのことだ。



”風俗嬢に恋してしまった”という時点で、風俗嬢のオシゴトは成功しているとも言える。

惚れたビームをビンビン出してたら、風俗嬢は心の中でほくそえんでるに違いない。

「好きです」なんて言ったら、「いやん、嬉しい」なんて笑顔で答えつつ、

その笑顔の真意はこうだ。「よっし!指名ひとつゲッツ!!」

僕のあの子だけは違う!なんて夢のようなことを思ってるかもしれないけれど、

それは夢だ。目覚めろ。妄想でしかない。

しかも、あまりにしつこく迫ったり、想いが過ぎると、

例え客でも、排除したくて仕方なくなる。

風俗嬢はオシゴトするときに、いかに人間らしさを捨てられるか・・・というところで、

試行錯誤してるのに、そこに思いっきり人間らしさ(愛)なんぞをぶつけられてしまっては、

鬱陶しいことこの上ないのだよ。


だからあたしは、ちょっとおつむの弱い、アホみたいに明るい、

セックス大好きな淫乱セックスマシーンを前面に押し出したサービスがしたいんだよね。

恋される確立低いでしょ?


例え風俗嬢に恋しようとも、胸を痛め恋焦がれる時間さえも、

サービスの一環として楽しんで欲しい。

恋に落ちることさえカネで買ったもののひとつだと割り切れる潔さを持ってはじめて、

風俗に出陣したら?って、あたしは思うんだよね。



これだけ書いても、「やっぱり好きで好きでどうしようもないんだ」って人は、

たとえ風俗嬢に恋しても「愛してる」だの「すぐに辞めてくれ」だの言わず、

気の無い振りでもしながら

(気がある様子を見せると余計に本当のことなんて話しゃしないからね)、

彼女が何故そこにいるのかを探り、

もし、自分に風俗嬢の抱える問題を解決できるだけの器

(借金がらみとか男がらみとかザヤクがらみとか心の病とか根深い問題イロイロあるだろうけどね)と、

風俗嬢以上の収入と一生養ってゆく覚悟があれば、いってみるのもいいんじゃない?

ただし、カネをチラツカセテ誘惑する客ってのも多いところだから、よほど慎重にやらないと、

玉砕すること間違いないけどね。


それから、付け加え。

そうこう言いながら、あたしだって、客と真剣に恋したことあるんだよね。

でも、3回目くらいまでには恋に落ちちゃって、

「外で会う」だとか行動に移したくなるので、

それ以上通ってもダメな場合は、無駄だと思うよ。

安心出来る客ってのもいるけれど、客の中ではマシ・・・くらいなもんで、

決して、オシゴト以外の特別な存在になりえることなんてないしね。

中には、客だっていうだけで、思いっきり見下してる風俗嬢もいたりする

(そうでもしないと上手く精神状態保てないからね)し、

人間の裏側なんて他人には解からないから、

早めに告白でもして玉砕しといた方が身のためかもね。



どうせ、万が一付き合うことが出来たとしても、

「オシゴト辞めて欲しい」「続けたい」の攻防戦だとか、

性病うつされたりとか、他の客への猛烈な嫉妬とか、付いていけない金銭感覚とか、

関係を築いてゆくことへのハードルはいくつもいくつも出てくるからね。

既成事実を作りましょう。

あ~ぁ、お腹一杯。もう、ちんちんはしばらくいらんとです_| ̄|○

・・・・・オシゴト帰りで、テンパッテルあたしですゎ。



さて。

あたしの常連客はかなりな感じで年配ばかり。

近頃は、若い子来ちゃうと、固まってしまうことがある。

若さのノリっつうものをすっかり忘れてる感すらある。

超オシゴト系を求めてる若い客には、長年培った(くせにボチボチな)ソープ技を、

これでもかこれでもか、と披露すれば、あっという間に時間は過ぎてしまうのだけれど。


今日来てくれた客は2回目で、

しかも前回は去年の年末で(完全なボーナス限定客だな)、

26歳。久しぶりの同年代だよ。

マットプレイは好きじゃなく、恋人みたくベッドでいちゃいちゃしたいのだそうな。

疲れた体にゃ、非常にgoodな客であり、

病んだ心にゃ、まったくもってbadな客なワケだ。


接客前にオシゴト手帳 (←今後も出てくるんで必見!)広げたら、こんなんだった。


△。ベッド2回。ちんちん並。マット嫌い。感度良好。アナル拒否。手コキ好。

20代前半。会社員。ブランド物の話ばっか。自称御曹司。



△っつうのは、手ごたえのことだゎね。

-------------------------

◎→我ながらgood job!指名来ること間違いなし!!

○→なかなか良し。

△→どちらとも言えない、もしくは、クールすぎて解からない。

×→何かしらミスった、もしくは、合わない、もしくは、超苦手。

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これ見ても、あんまり思い出せなかったのは、とっても印象薄い感じだったからか。

それでも彼の方は、まるで恋人の部屋を訪れたような口ぶりなワケだ。


んで、得意なファッションの話だとか馴染みの飲食店の話とか、

一通りの世間話した後、

「なんか変わったことあった?」

・・・って、言われてもね、あんたに報告するほどのことは何もないよ。

「俺さ、見合いしたんだよね」

「えっ、もう?」

「俺、一応長男だし、親も結構年でね」

「・・・そうなんだぁ。どうだった?」

「ん、まぁ、ん・・・うん、婚約したんだけどさ・・・・・破棄した」

「ハキ?婚約破棄?」

「うん。あのさ、俺さ、考えたんだけど・・・














既成事実作らない?




「・・・」ん?


「俺ってさ、親がやっぱあれじゃない?結構いろいろ口出してくるんだよね」


「・・・」んん?


「既成事実作ったら、もう認めるしかないじゃない?」


「・・・・・」むむむ?



既成事実っつったら、もう、子供作りましょうってことですよね?

会ったの2回目なんだけどね、しかも、店でのみ。

こんなあたぃに身ごもらせ、でかい腹抱えて親に挨拶に来いとな?

すげぇ度胸だ、あっはっはっはっはっは・・・・・ハァハァハァ。




それも悪くないか。←アホ


いっか。←まるでアホ


っつうかさ・・・・・






逝ってヨシ





先日性病の検査結果をUPして、

”次は、性病予防の記事をあげます”なんて書いてたくせにすっかり忘れてたョ_| ̄|○

忘れてる内に、書く気もどっかに飛んで行ってしまったので、止めた止めた。


ハァ。こわれ気味につき、早々と寝ます。

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ソープランドってどんなとこ?~内部システム編~

あたしは一日に5人の客を取る。

5人×2時間=10時間。合間に2,30分の休憩準備時間を取って、

準備と片付けを合わせると、拘束時間は12時間を越える。

例えば昼12時に家を出ても帰ってくるのは深夜1時過ぎだったりする。

中には一日6人取ってる姫もいるようだけれど、あたしに関しては、

体力と膣壁の忍耐力とモチベーションの持続を考慮すると、5人が限界。

それ以上対戦してしまうと、サービスレベルが低下するのは目に見えているのだ。

適当に人数こなすよりは、限界を超えない範囲で100%のサービスをすることに、

あたしは命をかけている(←コワイクライアホ)。

もちろん、6人取ってる姫もそれぞれに100%のサービスしてると思う。

あたしだって、二十歳くらいだったら6人取っても、最高のサービスが出来ていたはずだ。

多分ね。

っつうか、甘ちゃんだゎね、あたし。


ま、それは置いといて、ソープランドというところは、昔勤めていたヘルスやらイメクラやらとは、

ちょっとだけシステムが違う。

あたしは、”あたし”というひとつの個人事業主と思ってもらったらいい


仮にあたしの事業を”ヘナチョコソープ”、在籍してる店を”Aソープランド”と呼ぶことにする。

ヘナチョコソープ店は、店舗を構えるために不動産屋(面接)に行きました。

ヘナチョコソープ店は、出来るだけ立地(条件・待遇)のいい、人気(客が多い)の場所を探します。

契約(合格)を終えて、Aソープランドの一角に部屋が決まりました。

ヘナチョコソープ店は、Aソープランドに賃貸料を払い、最初は新しい客を貸してもらいます。

(店から貸してもらった客(フリー客)は賃貸料がやや高目、自分で呼んだ客はその分やや安い)

それからは貸してもらった客を自分のお得意さん(常連客)にしたり、

暇な時期は自分で営業活動(電話とかメールとか)したり、

一日の予約を上手く詰められるように、客のスケジュールを把握したりと、

一個人事業主として、独立してゆく。

新規客をAソープランドに貸してもらってるにも関わらず、アンケートや評判が悪かったり、

指名として戻すことが出来なければ、家賃が払えないだけでなく、

Aソープランドの印象低下にもなるため、契約はいつでも解消されてしまう。

けれどもヘナチョコソープ店が、Aソープランド自体が暇で客が入らない時にも、

沢山の指名客を連れてきてくれるような店に育てば、

Aソープランドはヘナチョコソープ店に、多少の優遇をしたり、ある程度の我儘を許したりと、

引越し(辞める)されないように、大切に扱うのだった。



少し前にこんなことがあった。どこも暇な時(2・8月は水商売はどこも暇なんだって)。

あたしは勤めて2ヶ月目くらいだったけど、なんとか3人の客を呼んだ。

店:「すいません。フリー客が取れませんで・・・」

あたし:「イエイエ、こちらこそお客さん呼べませんで・・・」

店:「いえ、とても助かってます。この時期はこういう日もありまして。通りは閑散としております」

この会話をしてはじめてあたしは↑の(ピンクの)ことに気が付いたんだけれどね。

ヘルスやイメクラの時は、「勤めてやってるんだ」くらいのでかい態度でいたけれど、

ここでは、場所を貸して頂いて、店のお客様を提供して頂いて・・・・

という謙虚な気持ちを持つようになったんだよね。

あたしは店のために自分のために、指名で戻せるように努力し、

店は店で、フリー客を沢山呼べるように努力(広告とか接客態度とか)をしてもらう。

ギブアンドテイクなよき関係を、店とは作っておきたいと思うあたしなのだよ。