泡姫日記~風俗嬢の戯言~in Ameblo -8ページ目

おちんちんのお話。

突然だけど、旅行に行った。

旅行と行っても1泊2日の温泉旅行。血(ケツ)マンのくせに。

近頃、恋人との時間が全然取れなかったから、たまにはいいんでないかと。


離れで、専用の露天風呂がついてて、料理もなかなかで結構よかった。

お風呂で日本酒飲んで、イロンナことを楽しむ前にダウンしちゃったけどね。

こんな風に休日を過ごすのもよいな・・・と思ったりして。


ソープランドでシャワーを使うとき、客にシャワーの湯がビシビシ当たらないように、

シャワー口を手で覆うんだよね。

無意識にそうしちゃってるあたしにふと気が付いて、恋人に言ったら、

『変な職業病だね』

なんて言われて、

『だね』

なんて答えて。

お互いの感情とかが上手く交わってないなぁと思いつつ、

これが落ち着いた関係っていうんだろうかと考えて、眉間に皺を寄せてみるあたし。


帰ってきて、その足で行きつけのバーへ。

『おちんちん』のことをなんと呼ぶか、という話題。


あたしはここでは、「ちんちん」とも「ちんぽ」とも「チンコ」とも「男根」とも「イチモツ」とも「ペニス」とも、

なんとでも言えるけれども、オシゴトでもない私生活では、「おちんちん」が精一杯だったりする。


話の流れで、恋人が「ペニス」と発言したことを皮切りに、

友人S(♂)「ペニスってなんですか?卑猥だなァ」

恋人「ペニスはペニスだろ、他になんと言う」

バーテン(♂ 「僕はチンコですね」

友人S(♂ 「僕はちんぽ。普通でしょ」

あたし「ペニスはまだ言えるけど?ちんぽが一番辛い」

バーテン「え?今なんと?」

あたし「ペニスはまだ言えるけど、ちんぽが一番辛いんだってば」

みんな「言ってるやん!」


っていうか、ま、そうなんだけど、

「ちんちん」も「ペニス」も、なんとか口ごもらずには言えるけれど、

「チンコ」「ちんぽ」くらいになってくると、声がちっちゃくなるか言った後赤面しちゃうかだよ、ほんと。


一方、オシゴトには羞恥心もプライドも持参してないんで、全くもって余裕なんだけれどね。

挿入中に耳元で

「ちんぽって言え」「まんこって言え」なんて言う70歳の客がいる。

普通に言うだけじゃ、立ちの悪いちんちんには効かないはずで、

断ってみたり、恥らってみたりする親切なあたし。

か細い声で『チ・・チンポ』なんて言うと、ギュンって膨張。

「ちんぽまんこちんぽまんこちんぽまんこちんぽまんこちんぽまんこちんぽまんこ・・・」

平気で言ってたら、逆に萎えるんだろうなぁ
と思いながら、

「恥ずかしがって、可愛いねぇ」

なんて頭撫でさせる心根の黒さにも、ちっとも悲しくなんてならない。

わき毛の話。

客に「脇見せて」って言われて嫌な顔ひとつせず

「ハイ!」って見せたら

「なんだ君もか」。

すんなり見せる子は脱毛済みなんだそうな、彼に言わせると。

剃り残しのジョリジョリ感に欲情するのらしいけど、

近頃はジョリジョリな腋下になかなか出会えないのだそうな。

お気の毒なんだけれど、仕方ない。

脇の永久脱毛が何十万もしてた時代はつい最近だったように思うけれど、

今じゃたった数万円で、永久につるつるの脇が手に入るのだ。

毎日毎日脇毛を剃ったり抜いたりする手間や、お手入れが原因の色素沈着や、

アレコレ考えると、数万円でそのわずらわしさが一生なくなるんだから、

誰も彼も脱毛するに違いない。


大学生の頃に『永久脱毛』と唄っているやつをやったけれど、

全然永久でなくて、2年もしたらウブウブ産毛が生えてきたよ。

放っておいても構わないくらいだったけれど、産毛が大人毛に成長するかもしれないと、

心配になったから、もう一度やってみた。

数年たった今、やっぱり産毛が生えてきてる。右に1本。左に2本。

抜いたら太くなるはずだから、放っているけど、もっと生えてきたらまた脱毛しようと考えたりしてる。


あたしの友達20代後半♀は、元々わき毛がない。天然のつるつる。

見せてもらったけれど、ほんと見事に1本も生えてなかった。

手足や顔は、それほど毛が薄いというわけではないのに、不思議。


あってもなくてもよい気がする役立たずなわき毛なんだけれど、

先日対戦した客が、暑いし蒸れるからという理由で、わきを剃っているのには笑った。

女は手入れをするものだと思っているし、逆にしていない方がどうかしてると思われがちだけれど、

自分でお手入れしてジョリジョリな脇をしている男は、

惨めっぽくて無様で、それに愛しさを感じちゃうね。

両腕を上げさせて、剃り残しを、綺麗に剃ってあげたら、

頬ずりしたくなるくらい真っ白なわきが出てきたよ。

贈り物の罠。

あたしは贈り物をされるのが苦手だ。

贈り物を貰っちゃうと『お返しをしなければならない』という 義務的なことが発生する。

逆もしかり。贈り物をしちゃうと『お返しをしなければ』という 義務感を相手に与えてしまう。

本音をいうとそれが苦手。非常に。

されたら返す。だからまた贈られる。また義務が湧く。エンドレス。

そんな風習が続いてるのが、お中元とかお歳暮とか年賀状とかだったりするんでしょ。

あたしは、どれもしない。敢えてしない。

いっそ、盆や正月やクリスマスやバレンタインデーや

誕生日を祝う風習なんて無くなってしまえばいいと思うほど。


とりわけて、そういうイベント時に贈り物をしなくても、

感謝してる人には時期に関わらずお礼をすればいいし、

誕生日の直前になってプレゼントを探し回るなんて非効率なことはしたくない。

たまたま見つけた相手の負担にならないくらいのいい物を、あの人に贈りたいなと購入して、

誕生日でもなんでもない時に、いつもありがとう的に渡すくらいのスタンスがよい。


先日書いたヴーヴ・クリコ トラヴェラー も、そんな風に選んだものだったりする。


ヘルスにいた頃のバレンタインデー。

姫たちはこぞって、オーナーや専務、常務、店長などに贈り物をした。

ブランド物のシャツやらネクタイやら香水やらアクセやらだったりした。

何かの用事で彼らの部屋に行ったら、それらの箱や袋が無造作に積み上げられてて、

感謝すらもしていない人たちに、何故こんな馬鹿らしいことをするのかと不思議に思った。

ホワイトデーに姫たちすべてにお返しが配られた。香水だったように記憶するけど。

それは、何もあげていないあたしにもちゃんと配られたんだよね。

上の方は、誰に何をもらったかすら、覚えちゃいない。そんなもんだったよ。


次に移った別の店には、バレンタインデーの数週間前からこんな張り紙がロッカー室に貼られてた。

『当店では従業員間の贈り物の受け渡しは禁止しております』

いい店に入ったな。と自分の選択を褒めた瞬間だった。

血抜き休暇。

生理開始。血の海歓迎。満月万歳。

計画的血抜き休暇幕開け。


それでなくても、あたしのまんこは只今使い物にならないのだよ。(詳細はこちら→子宮がん。

店は予定外だったため、露骨に嫌な顔するけどね。

「そろそろ取ります・・」言いましたよね?一昨昨日(サキオトトイ)。

サラリと流してくれたけど、あたしはきっちり言いました。

文句は言わせねぇ。長期休暇明けなのに指名数は2番突っ走ってるんだから。

(2番ってとこがまた、あたしらしいけど)

いつも、無理や我儘言わないデキタ姫でしょ。たまにはいいよね。こんなときくらい。

こんな願いも聞き入れてくれないのなら、やめても構いませんが?

嘘。ゴメン。

個室待機だし、それなりに関係はうまくいってるし、居心地よいし、

ここより条件が良くて、しかもあたしを雇ってくれる店を見つけることは

不可能なんでないかと思ってたりもする自信喪失気味なあたしだよ。ハァ。


血抜き休暇を数日取って、数日が1週間になり、1週間が1ヶ月、1ヶ月が半年、

そして、ドロップアウト。

それでも全然いいような気もする。そうしたい気もする。ハァ。

なのに、あたしを悶々とさせるこの物足りなさはなんだろう。ハァ。

『まだやりたい!』と『まだやれる!』と『まだやらなきゃ!』は、どれも全然違うんだけれど、

でも、どれもが今のあたしの心をビリヤードの玉みたいに行ったり来たりしてるんだよね。ハァハァ。

『やり遂げた』っていう達成感にはまだ浸れない。ハァハァ。

『やり逃げ』って響きの方があたし向きで好きかも←意味不明。フゥ。


あ”ーっもう!生理っつうのは、何故にこんなに落とすかね。

むくむくに浮腫んだ顔。ぽつりとできた吹き出物。

あたしの♀ホルモン 過剰分泌中。



----------今日の日記(記憶喪失気味なあたしへ)----------

商品メンテナンス。
美容室でカラーリングと毛先カット。エステ、まつ毛パーマ、
ついでに指圧マッサージまで行ってきちゃって、あたしぐにゃぐにゃ。
明日は、メディカルエステでイオン導入でもしてもらおう。

歯を2本抜いて矯正した友達(OL)が、目をいじったと言うので観察会。
可もなく不可もなく。他人の整形は面白く見てるけど、自分をいじろうとは思わない。

ヘルスのときのねぇさんが近くやってくるらしいあたしの誕生日にプレゼントを渡したいと連絡をくれた。
最近ますますエスカレートするねぇさんのプレゼントにあたしは辟易しているよ。
高価なものなんていらない。あたしは気のつかわない関係が欲しいよ。ま無理だろね。

”粉末青汁をシェーカーで振って水に溶かす”という作業すら面倒で、
粉のまま口に入れて水を流し込もうとしたら、思いっきりムセて緑の粉を部屋中に振りまいたよ。

子宮がん。

そういえば先日性病検査の結果 を書き、ついでに子宮頸がんのことにもふれたんだけど、

その再検査に行ってきた。


子宮がんつっても、子宮頸がん。子宮頸がんは子宮体がんとはまた違う。

子宮の頸部、つまり子宮の入り口あたりに発症するがんのこと。

この発症原因ってのが、コンジローマの原因であるヒトパピローマウイルスていう、

つまりセックスで感染するウイルスによるものってのがわかってきたそうな。


数年前に、クラスⅢaと診断され、定期的に検査してゆきましょうと言われてたんだよね。

(クラスⅢaっつうのは、まだガン化してはいないけれど、細胞は明らかに異形成してて、

もう一歩進むと治療をはじめるけれど、とりあえず今は定期的に経過を見守りましょう。っていう、

どっちかはっきりしてくれや!ってな中途半端な段階なのだよ。)

3ヶ月後と言われてたのに半年後に行き、進行はみられないので半年後にと言われれば、

1年もあける。そんなこんなしてて、今回ってわけ。

だって、組織診痛いんだもんっ!

最初の検査は細胞診。細胞診は子宮口の粘膜の表面を擦る程度なんだけど、

再検査の組織診になると、組織をかじり取られるのだよ。耳かきくらいのスプーンで。

初めて組織診を受けたとき、甘く見てて自転車で行ったんだよ、病院へ。

そしたら帰り、乗れなかったもの自転車に。

新品だった自転車乗り捨てて、腹抱えてタクシーで帰ったし。

トラウマみたいになって、それ以来、自転車という移動手段はあたしの生活から排除。


多少出血もするし傷も残ってオシゴト出来ないから、このまま生理休暇になだれこむことに。

そして、飛びたい衝動に駆られるあたし。



------------昨日のオシゴトメモ(覚え書き)------------


あたしのことを店の人に聞き、予約を入れて来てくれた客。初対戦。
まじまじとあたしを見る視線に妙な疑いが感じらる。
耳元で「似てるなぁ、すごく似てる」なんて延々とつぶやきながら腰を動かしてるので、
「何が?誰に?似てるの?」って訊いたら、「いや、知り合いに似てるんだよ、とても」だって。
かすかな記憶を手繰り寄せたら、昔ヘルスで何度か対戦してた客だったりした。
「それ、あたし」とは言わないでいた。

何人か、ダブル(2時間×2枠)取ってくれる客がいるんだけれども、
内のひとりが、しばらくぶりにやってきた。長期休暇に入る前に来たっきりだから半年以上ぶり。
「出戻ったの?」って、止めてね!っつの。
「この後も空いてたら延長して」って、気持ちはありがたいんだけれど、6時間は長くね?
「シャンパン買ってきたよ」ってのも気が利いてるけど、
お前はこの後寝るだけ、あたぃはまだまだセックスワークだ。

あたしと対戦した日、カジノでバカ勝ちしたとかいう客再来。
「あげマンなんだよなぁ」ってさ。勝負師は縁担ぎする。
っつうことは、もしこれで負けたら、もう来ねぇな。グッバイにぃさん。

服屋さんをやってるとかいう、あたしの苦手な若者到来。
明らかにラリってる感ヒシヒシ。「気持ちよさそうですね」って挑発してみたりして。
ご機嫌な表情で、腰を打ち付けるのはいいが、一回イクのに時間ギリギリ。
まんこ〆ても、感極まってみせても、上になってガシガシ腰振っても、ダメ。
あたしのオマンコ・・・ダメ?・・・・っつぅか、しらふで出直せ!