性病検査、やりました。
性病検査、行ってきた。
「何の検査をしますか?」
受付の後、看護士さんと何の検査をするかという打ち合わせ。
病気の書かれた表でもってチェック。
クラミジアとかトリコモナス、カンジタ、ヘルペス、淋病、B・C型肝炎、梅毒、エイズなど。
「いつものしてちょうだい」・・・で、そろそろ解かっていただきたいんですがね。
「あたしソープ嬢なんでね、全部やりたいんですけど・・・」
なんて言いながら、そのほとんどに丸印をつける。
ま、何度も来てるクリニックだし同業人も多いから平気なんだけれどね、全然。
臨月間近と思われる妊婦とその母親とか、定期健診らしい笑顔の夫婦とか、
そんなのと同じ箱の中にいるのはいたたまれず、開いた雑誌の内容も入ってこない。
堕胎の話をしてる二人組みの若い女の会話が耳に入ってきてようやく
ほっとしちゃうあたしって一体・・・。
血液を抜き取られ、M字開脚でくまなく観察され、膣液採取され、
「まだソープにいるの?」とか「スキンは着けてるの?」とか「洗いすぎもよくないよ」とか
あれやこれやオシゴトの話をして、
以前のイロイロな診療の話(避妊リング。
-フィクションにしちまったが)などをして、終わり。
検査結果は一週間後。電話でもOKとのこと。
クラミジアやらトリコモナスやらは血液や内分泌液ですぐ解かるんだけれど、
エイズやらは時間がかかる。しかも、結構値が張る。
――エイズ検査は、保健所に行けば安くで(ん?無料だったかな?)、
匿名でやってくれるらしいので、そっち行った方がいいよ――
んで、最近は、ネットで申し込みし、
郵送で検査と結果のやりとりが出来るシステムがあるんだそうな。
検索サイトで”性病検査”なんて入れたら、アホみたいに出てきますゎ。
『性病検査キット』とか『STDチェッカー』とか。
便利な世の中。
しっかしねぇ、こんな超個人情報、恐ろしくてとてもネットやなんかでやりとり出来まへん。
そう思うのはあたしだけ?みなさまそう思いませんこと?
あたしは不審者。
前にオシゴト後のあたし。
・・・っていうブログを書きましたが、
前回のは、オシゴト後は化粧が崩れ、見るも無残になってるから、
知り合いにだけは何が何でも会いたくない・・・という内容だった。
で、今回。
オシゴトが終わってから、部屋にたどり着くまでのあたしは、かなりの不審者だ。
店がタクシーをよんでくれる。タクシー会社は、いつも同じとこ。
やっぱり、風俗店から帰る女だから風俗嬢なわけで、
タクシー会社も信頼出来るところに、常にお願いしてるそぅな。
いつも同じ会社だと、いつ何時誰が誰を乗せたってわかるしね。
昔の店で、タクシーの運転手にストーキングされた姫がいたので、
そんな風に気遣ってくれる店に感謝。
さて。
何故に、帰宅時のあたしが不審者なのかと言うと、
やっぱり、ストーキングを気にしているわけだ。
そんなのナルシストすぎるじゃねぇか、って自分で突っ込みたくもなるけれど、
でも、やっぱり、万が一のことは考えるし、予防策はしっかりうっておきたい。
しかも、風俗店を何店か行き来したあたしは、その辺りを抜けるまでは、
会いたくもない前の店の知り合いにばったり出くわしたりすることもある。
一番危険なのは、店に横付けされたタクシーに乗り込む時。
待ち伏せされて、後を付けられる・・・という可能性が、ないとはいえない。
実際に、接客の後、客が待ってて、自宅を知られた姫がいたし。
急ぎ足でタクシーに乗り込み、深々と座る。
しばらく走って、付けてる車がないか振り返る。
不審な車があったら、意味なくコンビニなんかに寄せてもらう。
タクシーを降りる時も、マンションよりも手前か先で降りて、
いつも同じ入り口からは入らないようにしてる。
ドキドキしながらキョロキョロアワアワ。まるでコソドロ。
何事もなかったら喜劇。悲劇になる前にあたしは不審者然とする。
今日はこれから性病検査☆
クラミジアとか、簡単なやつは今日結果が判明するはず。
エイズやらC型肝炎やらは1週間後だな。
何事もありませんように。
性病検査。
来週は数日間旅に出る。
長期休みの予定だったから、海外を計画してたのに、
野暮用で数日しか休みが取れなくなり、泣く泣く国内に。
出発の前日に性病検査に行く予定。
検査結果出るまでに1週間かかるので、ちょうどいい。
入店時に、性病検査は定期的に受けてくださいというようなことを
聞かされていたのに、ちっとも催促されない。
店の常連って客で、数人、あたしの店の姫をあっちこっちぐるぐる回ってるおっさんがいて、
誰かひとりが持ってたら、病気もぐるぐる回ってるんじゃねーかと心配だったりもする。
ふと思いついた時に検査に行くようにはしてるんだけれど、
休みがちだったので、前回行ったのは数ヶ月前。
自覚症状がある病気だったら、少しの変化も見逃さないので、大丈夫なつもり。
今のとこ恋人も大丈夫だから大丈夫だろう(←とても楽観的な危険な人)。
あたしは、自分が病気になってそれに侵食され消えていくことに対して、
それはそれで仕方ないんだと、ある意味で割り切ってる。
割り切ってるというか、そういうことも含めて受け入れてオシゴトしてるつもり。
そんだけ危険なオシゴトであるから、高給であるのだし。
だからと言って、病気になって死にたいワケでも、オシゴトで稼いだカネを、
治療のために使い果たしたいワケでもない。
病気にはならない方がいいし、なってもらっても困る。
ただ、自分が病気にかかるのは仕方なかったと諦められても、
恋人にうつしてしまうことに対しては、諦めることは出来ない。
昔付き合っていたクリエーターX(彼の話はこれ→ダーリンは○○人。
生理中の楽しみ。
)に、
クラミジアをうつしてしまったことがる。
彼は、あたしを風俗嬢と知って付き合っていたし、病気のひとつやふたつ、
もらっても仕方がないと割り切ってはいたはず。
彼があたしから病気をもらったことを告げたのは、別れ際の捨て台詞だったし。
でも、それを聞いたとたん、あたしは悲しくなった。
あぁ、この男は、あたしとセックスしたことに、後悔したんだろうなと。
おしっことともに尿道に走る激痛を感じながら”コンドームを着けるべきだった”と。
病院に行っては”あいつとセックスしなければ、こんなにハズカシイ思いはしなくて済んだのに”と。
そんな風に思われているかもしれないということに対して、たまらなく悲しかった。
別れてから、エイズやC型肝炎、梅毒の検査までしたかもしれない。
結局は、自己愛へと向かってる彼への歪んだ感情。
一通り、全部の検査をしておこう。
お腹の調子はすっかりよくなった様子。心配してくれた方々ありがとぅ☆
ただ、寝ることが習慣化してしまったみたいで、恐ろしいほど寝てる。
昨夜は3時に寝て9時に起き、ネット通販で買った化粧品を受け取り、
10時に寝て、昼前に起き、恋人を迎える。
昼食にいつものカフェでまったりし、マッサージを受けながらうたた寝。
部屋に戻って恋人が本を読んでいる間にまた眠たくなり、
5時から9時まで寝る。夕食がてらバーで飲んで2件はしごして戻る。
そんな一日だったから夜に寝付けない。
摂食障害という病い。
昼間ずーっと寝てて、お腹の調子は良くなったんだけれど、
体内のモノが全部出てったんだと思われ、
やたらと”空腹”というものを久しぶりに感じてしまった。
というのも、あたしは一時期、摂食障害なるものに悩まされ、
以来、空腹だとか満腹だとかいう感覚に、実に疎くなったのだ。
最近は、摂食障害という病はどこにでも転がってて、
あたしの知り合いの中にも、いーっぱいいます。
で、昔は自分がそんなことになってるということを、
軽々しく口にしなかったように思うのだけれど、
「昨日さぁ、一気に食パン一斤とポテチとアイスクリームと弁当食べた。コーラと一緒にぃ」とか、
「見て!吐きダコ(指を喉の奥に入れて無理やり吐くのがくせになり、
いつも歯があたる指や手の甲にタコが出来る)出来たょ」とか、
平気で口にしちゃったりされて、
ん?この人にしちゃ、そんなに深刻な話じゃないのか?
・・・・なんて思わずにはいられなくなったりする。
でも、やっぱり彼女らがひとりになって、
実際恐ろしいほど尋常じゃない量の食物を摂取して更にそれを嘔吐する・・・
という行為を繰り返してしまう状態というのを想像すると、相当参っているはずで、
精一杯の強がりなんだろうか・・・と思ったりもする。
摂食障害に陥る人は、決して心の弱い人・・・というワケじゃない。
完璧主義だったり、几帳面だったり、責任感や向上心が強かったりという人が、
ほんのちょっとバランスを崩して簡単に陥り、そして自分の意思だけでは、
抜け出すことが出来なくなる。
摂食障害については、沢山のHPやら、専門書やらがはびこってるから、
説明は省くけれど、死をも招きかねない深刻な問題。
学生時代の後輩は、摂食障害から鬱病を引き起こして入退院の末自殺した。
彼女が悩んでいることを、ウスウスあたしは気が付いていたんだけれど、
自分自身も同じことで悩んでいた時期だったし、
あたし自身が、彼女にも誰にもカミングアウト出来る状態ではなかったから、
声をかけることすら出来なかった。
あたしは、彼女の葬儀の後しばらくの間自分を責めることもあったけれど、
そういうことも含めて吹っ切るために心療内科へ通院をはじめた。
幸いなことに、あたしは当時の恋人にも摂食障害であることを気付かれ、話をして、
受け入れてもらい、一時も離れずに生活を共にしたから完治出来た。
摂食障害だった時期は、ブランクもあるけれど、丸4年になっていた。
それでも、長いほうじゃない。
学生の頃から始まり、社会に出て、結婚し、子供ができ、子供が育ち、
その子供が母親の様子がおかしいと告げたことで、嘔吐・過食がわかった人だっている。
今でも後遺症のようなものはある。
飲みすぎて嘔吐したとき、ふと、あぁ、またオナジコトを繰り返してしまうかもしれないという
不安がよぎったり、歯がもろくなっていたり(胃酸の逆流で歯が溶けるのらしい)、
はじめに書いたように、空腹感・満腹感というものを感じづらくなっていたり。
なんだか、今日は重たい内容になったけれど、
あたしのカミングアウトの意味だけでなく、そういう病気もあるんだと、
知ってほしい、今そんな状態の人には、相談相手を見つけて欲しい、
そんな思いで、書いてみました。
戻ってきてからのブログの更新頻度っつったら、物凄い(あたしのワリには)。
それだけ溜まってたんだと思う。膿が。
でもね、今週末は恋人と過ごすので、頻度落ちます。たぶん。
皆様も、よい週末を☆
放っておいて。
「○○ちゃんって、知ってる?」
って聞かれて、○○ちゃんというのは源氏名だろうか、本名だろうか、
源氏名で使ってた子ならふたり知ってるんだが・・・。
なんてぼんやり考えてたら、この店の古くからの常連客は、
「ほら、最近出戻りしてきた、昔は△△ちゃんと言ってた○○ちゃんだよ」。
なんでも3年だか振りに戻ってきたらしい。
戻ってきたのは最近で、あたしは会ったこともないんで知らない。
「3年前に24歳って言ってたんだけど、当時でいくらかサバよんでたみたいだから、
もう30は過ぎてると思うんだけれどね。25だって、言ってたよ」
へーーー、あたしよりも上がおりましたか。そりゃよかった。
あたしも店に入るときに、専務だかオーナーだかにプロフィールを聞かれ、
「24くらいでお願いします」
っつったら、
「22でいけるよ。見える見える。ハタチでもいけますよ」
なんて言われて、
「そんな図々しいこと出来ませんてばー!あたし小心者でっせ」
と思いつつ、「ま、いっか」な楽観主義で、オシゴトしていた。
結局、客と年齢の話になった時、
「22歳って言ってたよ」
って言われて、蟻よりちっちゃい心臓の持ち主なあたしは、
「そうそう、勝手にサバよまれちゃって。ホントは24」
なんて、それでもいくつかサバよむ年齢を伝えていた。
そんなことしてたら、実父に「お前今年でいくつになるんだったかなぁ」
って聞かれて、「25」なんて真顔で答えてしまっていたよ。
時々、ホント、とき~になんだけれど、
「いくつ?」って聞いた後、「西暦何年生まれ?」「何どし(干支)?」
なんて聞いてくる客がいる。
こちとら、あんたらの夢壊さないために、親切心でサバよんでんだから、
詮索なんてしないでくれよ・・・_| ̄|○と言いたいぐらいだゎ。
ついでに、戻ってきた○○ちゃんとやらの乳に異物が入ってるとかで、
あたしの乳まで検査されてしまいましたゎ。
揉んだり突付いたりつねったりした後、
「あーあーあー、君は大丈夫みたいだね」。
ひとめ見りゃわかるだろっ!
今日も昨日
に引続き、お腹痛くて外出禁止。
禁止というか、こんな状態で外出なんて出来ませんて。
携帯用トイレットってありませんかね、成人用の。
・・・・冗談なんで、ホントに教えてくれなくてよいです。スンマセン。・・・・