孫羊が小学2年1学期の中間テストを迎えました。
通っている学校では、小学校なのに定期テストがあります。
テスト前日は、習い事がなく自宅で面倒を見ていたので、母羊からたのまれた国語の漢字学習を見てやりました。
1年生で学習する全漢字(以前と変わっていなければ80字)の読み書きです。
学校の副教材では、50問X3を読みと書きそれぞれで、全300問です。
ちゃっちゃとやらないと時間がかかってしまうので、わからないものはどんどん飛ばしてやるように指示。
でも、実際につまずくと先に進みたくないと泣きべそ。
順番通りやって、できないものを残して進みたくないこだわりのある性格です。
順番通りやらないと気がすまないというのは、低学年にありがちなので、孫羊だけではないと思います。
そこで、「これはテストじゃなくて、覚えているものと忘れたものを区別するためにやるんだよ。一々止まっていたら全部が終わらないよ」と諭しました。
すぐには納得せず泣き止みませんでしたが、泣いている間に無理にやらせても、頭が働かず効率がわるいので、落ち着くまでまちました。
「できなかったのは、後でそれだけまとめてやり直す」ことを納得して進み出しました。
ところが、途中で一旦書いた字が間違いだと気づいて、消しゴムで消そうとしたので、「これは練習だから消さなくていいよ」と言うと、「消したい~!」とまたべそをかく。
こだわりが強いもので。
「消しゴムで消している間に、下に書き直した方が早く進むでしょう」と時間の節約になることを説明します。
気を取り直して再び進み、最後までやれました。
小学生ってこうだったよなと、寺子屋を思い出しました。
それにしても、書き順がひどいのに気づきました。
学校では、トメハネもあまりうるさくなく、書き順の問題も出ません。
字が書けて読めることが本質だからという方針です。
とは言うものの、左から上からの原則は守ってほしいので、あまりにひどい書き順の字は、空中書きで直しました。
学校で使っている問題集はよく出来ていて、同じ文字でも音読みと訓読み、さらに熟語になったときに読み方が変る字も出題されるので、例外にもなれることができます。
小学生が間違いやすい、「草花(くさばな)」「青空(あおぞら)」「空(あ)きカン」など。
これなら漢字検定や中学受験にも対応できそうです。(羊)