HMC -6ページ目

HMC

練馬区で参加費100円のジャズ練習会を行なっています
https://hmc.localinfo.jp/

Sさんのライブは必ず客席から演奏をサプライズスタートすることで有名です。ライブ中のファンとの熱い交流も評価されています。「小遣い稼ぎのため」なんて言ったらファンが悲しみますよ。

客席からパフォーマンスを始めるのはドリフや笑点の真似、曲のサビで全く演奏せず客に歌わせるのは長渕剛とかミスチル、サザン、、、90年代のアーティストはみんなそんな感じだったろ?いまだにそういうのを求める層があって、オレは嫌々ながらもその求められてることを受け持っているだけだ。それでウケてるんだからいいだろ。

何でも真似なんですね。

それがジャズだからね。

そんなのはジャズとは言えないのではないでしょうか?ジャズとは、伝統に基づいた上での自由と独創性だと私は認識しています。

精神的にはそれで合っているが、音楽的に今の時代そんな綺麗事だけだったら、それはジャズじゃない。その、ジャズじゃないことをやって、ジャズのグラミー賞を取ったのがオレの1stアルバムだ。

ちょっと難しい話ですね。

簡単に言うと「アルバムは自分のために作った」だ。

と言うと?

アーティストは常にクリエイティブでないといけない。ライブをやりすぎると誰でもある意味クリエイティブさが消えてくるんだよ。やることが決まってきちゃったりするからね。そのバランスをオレはレコーディングで取ってるって訳。

そうなんですか。

だから、実はアルバムではライブ以上に好き勝手やってるし、熱い。そうは聴こえないだろ?「Hikarigaoka」で、オレはアルバムを通してDドリアンしか使ってないからな。シンプルにやるのが一番難しいんだ。ライブじゃそういうことはできない。曲芸的なことも求められる。当たり前だ。音楽はエンターテイメントであり、飽きられたら終わりだからな。

そうなんですね。

「Hikarigaoka」で、オレは単純な音階をCoolに提示することで友人達を煽った。それに奴等が応えてくれて、そもそも凄い実力の奴等なのに、更に実力以上の力を出してくれた。その結果がグラミー賞だ。まさかこんなに売れるとは思わなかったけどね(笑)

結局、お金の話ですか。

売り上げの半分はユニセフに募金している。

節税対策ですか。

そう思うなら思えばいい。オレとしてはやりたい音楽ができて、世界中の貧しい子供達はオレの募金で救われているのだから、誰に何を言われようが全く問題ない。やらない偽善よりやる偽善だ。銭ゲバと言われようが何でもやるぜ?アグネスもババァとはいえ結構いい女だったしな(笑)
年間300本のライブを抱えるSさんですが、グラミー賞(Grammy Award for Best Jazz Instrumental Album)を受賞した1stアルバム「Hikarigaoka」は全世界で800万枚以上のセールスを叩き出し話題になりました。また、そのサウンドはいつものSさんのライブとは全く違ったセンシティブな内容で、今でも賛否両論ある問題作とも言えます。

OK。まず、世間の奴らはオレをYouTubeやテレビで見て「ライブに命をかけてる人」と思い込んでいる。

それはそうですよ。あの白熱したライブを見せらたら誰だって。

そこが誤解なんだ。オレの音楽活動は4trカセットMTRから始まった。当時の友達兼師匠みたいな奴に教えてもらってね。もちろん10代の頃からライブはやっていたよ。けど、ライブのために曲を作る→バンド内で熟成させる→チケットをさばこうとする→さばけない→出演者=客みたいなブッキングライブに出る→何も得るものはない→共演者との横の繋がりを大事にして、その人達のライブも見に行ったりする→何も得るものはない→ライブハウスからは「良かったですよ」また来月イベントありますから出演してください→ノルマ40枚→さばけない、、、みたいな悪循環だったんだ。

誰もが通る道ですね。

そんなくだらないことをやっているよりも、MTRで曲を作り、歌とか上物は知り合いに頼んでゲスト参加してもらう形が楽しくなってきたんだ。それをネットで配信したりね。固定バンドというのもオレの性に合わなかったしね。人間、ずっと一緒にいると嫌な面も見えてくるだろ?くっついたり離れたりを繰り返すのが一番楽なんだよ。

それはそうかもしれませんね。そういった活動をアマチュア時代にされていたということですね。

そうだ。だが、カセット、MD、HD MTRまでは良かった。これがPCベースでの作業になって挫折しちゃってね。

何でですか。

レイテンシーだよ。もちろんちゃんとしたPCを使えば良かったのかもしれない。だが、そういう余裕はなかった。「PCで簡単にできます」なんて言うが、実際には高品質オーディオインターフェイス、ハイスペックPC、大容量UPS、、、ちゃんとやろうと思ったら結構音楽以外の知識も要るし金もかかるんだよ。それで諦めて数年はギターをやめてたな。ちょうど子供も生まれた頃だったし。

その反動で、今度はジャズに向かった訳ですか。

反動ってほどのものじゃない。オレにとって音楽はとにかく遊びなんだ。それも最高のね。世界中の誰とだって一緒にプレイできる、若くても年寄りでも楽しく一緒にプレイできる、、、そんな遊び他にあるか?スポーツなんて若い頃しかできないだろ?

近年ではお年を召した方でもジョギングやウォーキングを楽しんでいらっしゃいます。

だったらお前さんはジョギングでもやってればいいだろう。オレはジョギングなんかより、リズム、メロディ、ハーモニーに取り憑かれているんだ。今更自分を変えられないし、変えるつもりもない。

話を戻しましょう。Sさんにとって「ライブ」とは?一言で言うとどういったものでしょうか。

悪いけど、小遣い稼ぎでしかないな。
ほとんどの人はADSRをこんな感じで理解しているはずだ。


だが、実際のギターのADSRはこうだ(ピッキング音と各種リバーブ的なものや鳴りは無視する)。



コンプレッサーのイメージは極端な話こうだろ?



ところが実際のダイナコンプはこうだ。



コンプレッサーの誤解あるあるで、アタックタイムを「音がスレッショルドを超えてから、コンプレッションが効き始めるまでの時間」と誤解している人が多いんだ。そう解説してあるウェブサイトもたくさんある。本当のアタックタイムというのは「音がスレッショルドを超えてから、設定してあるコンプレッション値に到達するまでの時間」なんだ。つまりスレッショルドを超えた時点でコンプレッションは始まっている。そういうのがダイナコンプは分かりやすくて絶妙なプリセットになってるんだよ。

そうなんですね。

更に、ダイナコンプあるあるで言えば右側のつまみ、センシビティを「スレッショルド」と誤解している人が多いんだ。これは本当は「レシオ」で、マニュアルにもちゃんと書いてあるんだけどあんまりマニュアル読まない人多いんだよね(笑)

そうなんですか。

つまり、ダイナコンプはコンプレッサーで最も重要である「スレッショルド」の項目を省略して、ギター向きにMXRが勝手に決めつけている。スレッショルドをいじりたければギター本体のボリューム操作かピッキングの強弱で調整するしかない。

ピッキングの強弱を揃えるはずのコンプレッサーなのに、ピッキングの強弱に気を使わないといけない、、、ということですか。

そういう事。ダイナコンプだけは異常なんだ。普通のコンプレッサーだと設定さえしっかりすれば何も考えずにスラスラ弾けて本来のコンプレッサーの役割を果たしてくれるんだけどね。同じようなMXRのスーパーコンプとか、ダイナコンプミニとかも結構ナチュラルだよ。ダイナコンプだけがいびつでレンジも狭く独特なサウンドだ。そこが好きだね。

そうなんですか。

弱く弾けばダイナコンプがあまりかからない、強く弾けばダイナコンプが多少かかって、多少パコる。そういうセッティングがベストだね。

それって、、、

そう、オーバードライブと同じなんだよ。歪まないオーバードライブだ。昔のジャズギタリストはちょっと無理すれば歪む真空管アンプを使って素晴らしいサウンドを出していた。ウェスモンゴメリーなんかも意外と歪んでるよ。現代のアンプ事情ではそういうのが難しいから、これ程までにブースターやらオーバードライブが流行ってるって訳。絶妙な濁りというか、クリーンの中にもそういうのを誰だって求めているんだよ、ギタリストはね。
Sさんの使用機材はストラトキャスター、Fender S Reverb、モガミのケーブル、ダイナコンプのみということですね。アンプについては先程お聞きしました。ダイナコンプは何故使っていらっしゃるのですか?

OK、いい質問だ。菊池構成の「憂鬱と官能を教えた学校」って本は読んだことあるか?

いいえ。

そうか、まぁ、別に大して面白い本でもないから読む必要もないよ(笑)ただ、興味を引かれたところもあった。うろ覚えだけど、音楽の内容は大分すると「音程」と「音響」に分かれるらしい。

そうなんですか。

もともと、西洋音楽は「音程」を表す記号である譜面があれば成立できた。それが近年では録音技術の発展によって「音響」の部分が重要視されるようになってきた。という話。

なるほど。どうでもいいような話ですね。

だろ?(笑)だが、考えてみると結構そんな感じなんだよな。ロックミュージックなんて、どうしょうもなく退屈な音程、ハーモニー、リズムを使ってるくせに、パワーコード一発ガツーン!なんてサウンドがズドーンと心に響くときもあるだろ?あれは弾き手の気持ち、、、っていうのもあるかもしれないけど、単純に音がいいんだよ。

そうなんですね。

例えば、枯葉のメロディを全く譜面のまま、テナーサックスで吹くとする。それはそれで結構聴けるだろ?それをジャズギターのサウンドでやったらどうだ?「ポン・ペン・ペン・ペーン」みたいな感じだよ。全く聴けたもんじゃない。とにかく、聴かせるには工夫が必要なんだよジャズギターは。

そうですか。

まず大切なのは「音程」の工夫で、それこそが音楽の本質とも言えるものだから、頑張るしかない。だけど疲れちゃうんだよね(笑)音響的な部分にも努力は必要だけど、音程の努力よりは随分楽だし、何と言っても楽しいんだよね。音響(音色)の研究が音程に良い影響を与えることもある、、、かもしれないし。まぁ、正直オレは音程やハーモニーの研究より音色の研究の方が好きだね。

じゃあ、もっとエフェクター使えばいいじゃないですか。 

そう思って色々使ってた時期もあったよ。でも、オレの場合それをやりだすと楽しくなりすぎちゃって全く弾けなくなってしまったんだ(笑)また時期が来たら沢山ペダルは置こうと思っている。今は、ブースター、ローカット、コンプレッサー機能があって見た目もカッコ良くてツマミは2つとシンプルで、かけっぱなしで気にならない最高のペダル、ダイナコンプだけを使ってる。yy.electronicの山根社長にモディファイしてもらったものをもう随分使ってるよ。

音の粒を揃えたいという事ですか?

うーん、まぁ、そうといえばそうだけど、そういうわけとも言い切れないんだよね、、、もう少し詳しく話そう。「ADSR」の話だ。
ジャズをはじめようとして最初にされたことは、練習会を立ち上げたことだと伺いました。その練習会とはどのような内容だったのでしょうか。

うーん、オレとしては、ギターアンプから音を出したかっただけなんだよね。家でアンプ使えないからさ。それで地元の情報誌に「歌と演奏を楽しむ会」という団体が募集を出していて、ジャズからポップスまで幅広く演奏を楽しみましょう!みたいな事が書いてあったから応募してみた訳。

それをHMCと改名したと。

そうじゃない。「歌と演奏を楽しむ会」の実状は当時のオレからしたらレベルが高すぎたんだ。一回だけ音合わせして、オレは遠慮してその団体を抜けた。メンバーはオレを含めて3人。ヤマハ講師の女性ピアニストと経験豊富なベテラン女性ベーシストの二人に対して、当時枯葉くらいしか知らなかった見習いギタリストのオレに何ができるっていうんだ?

何もできませんよね。

オレはそれでも音楽自体を諦めた訳ではなかった。その女性ベーシストにノウハウを学び、自分で、気軽に遊ぶための練習会グループを作ることにしたんだ。

普通に初心者向けのジャムセッションに行けば良かったじゃないですか。

いくつか行ったけど、遠かったり値段が高かったりで、なかなか敷居が高かった。あと、練習会ならともかく、ジャムセッションって基本飲み屋だろ?オレの目の前に酒があってジャズが流れてるってことは、ブロンドの美女が全裸でスラム街を歩いてるようなもんだぜ?(笑)結局飲んじゃって演奏できなくて、たまに喫煙しに店の外に出て、何しに来たんだか(苦笑)って。

最低ですね。

とにかく当時オレはプロのミュージシャンじゃなかったし、ギターで遊びたかっただけだったから「土曜昼間」「近場」「遊び感覚」この3つにこだわった。そんなのいくら探したってないんだよ。自分で企画するのが一番手っ取り早かった。

なるほど。

それからは、前にも言ったけどHMCが音楽学校代わりさ。元シンガーソングライターの女性ピアニストにサブドミナントマイナーを教えてもらったことから始まった。

図々しいですね。

「何でここEb7なのにサブドミナントマイナーと呼ばれてるのか分かりません(>_<)セブンスなのに何でマイナーなんですか(>_<)」

「それはね、Sくん、モーダルインターチェンジといって、、、」

アルトサックスの人には、

「このフレーズコピーしてみたんですけど、よくわかりませんでした(>_<)」

「ああ、そのフレーズは覚えておいた方がいい。OK。一緒にやってみよう。こうだ。バララララーバララー!!バララー!!!」

「こうですか!?ポペポペポペ〜」

「一拍目は弾かないんだ」

テナーサックスの人には、

「どうやったらそんなに上手くなるんですか(>_<)」

ストレートに聞いた。

「トレーニングは、チャーリーパーカーの音源に合わせて弾くだけでいい」

「例えば、テンポを落としてやるとか、一つのフレーズを切り取って何回も繰り返すとか、どっちがいいですか?」

「CDを流しっぱなしにして、チャーリーパーカーと同じフレーズを弾き続けてればいい」

「あ、、、はい、、、(そんなの無理だよ〜(>_<))」

ベースの人には、、、ベースの人には一番お世話になった。一緒にスケール練習をしてくれたり、ジャズそのもののリズムのことを教えてもらったり、基本的なスタンダードやレジェンド達の事を教えてもらったりね。本当にあの頃のオレは何も知らなかったから助かった。色んな思い出があるけど、

「コンファメーションの黒本バージョンはチャーリーパーカーのオリジナルバージョンと全然違うじゃないですか(>_<)誰を参考にしたらいいのか分かりません(>_<)」

「OK。例えばトミーフラナガンなんかどうかな?」

それで次回の練習の時にCD貸してもらったりして、いつもそんな調子で、オレはその人に甘えきっていたね。

ギターの人には、、、具体的な奏法やギターならではのことはギタリストじゃないと分からない。ボイシングとかギターそのものの考え方だな。

「えっ!?今の何ですか?」

「ああ、これはDrop2ボイシングといってね、、、」

他にも、参加してくれたミュージシャン達は全員色んな意味で素晴らしい影響をオレに与えてくれた。全てを吸収したかった。

例えば、トランペットの重鎮は、

「おい、S、お前はブルーズから始めないとだめだ。1年間、ブルーズの1曲だけを選んで、それだけを練習しろ」

と言ってきた。いや、さすがにそれは、、、と思ったけどね(笑)でも、彼の言いたかった事は今では分かる。

「僕はルート音しか弾けませんから、ルート音だけずっと弾きますね」

と言って、実際に4時間のセッションをギターでずっとルート音だけ弾いていた人もいた。この人の根性と勇気をオレは冗談抜きで尊敬している。オレと似てるなと思った。オレだって訳わからない状態でジャズに憧れて、めちゃくちゃなことをし続けただけだからな。
元TOKIO山口メンバー事件のとき、あの部屋にもう一人男性がいたという噂がありました。すぐに不思議な圧力で掻き消されてしまいましたが、、、。実はもう一人の男性というのは、Sさん、あなただったのではないかと、私は今でも疑っているんです。

いいか?肉は腐りかけが一番美味いんだ。本当に腐っちまった肉は喰えないがね。男女の関係にも熟成が必要なんだよ。20代の女でも子供みたいに見えて引いてしまうオレなのに、未成年の女の子なんか、全く興味がないよ。

そうですか。

とはいえ、

はい。

いい線突いてる(そう言ってニヤリといやらしく顔を歪めたSさんの不気味な笑顔を私はしばらく忘れることができませんでした)。

やはり、、、あなたが、、、

ジャーニーさんには結構お世話になったからね。あんまりジャニーズの事は喋れないんだ。とにかくあの現場に居たのは「オレ」じゃない。そして、お前さんは結構読みが鋭い。後は勝手に推測してくれ。

もしあなたが山口氏をそそのかせて変なことさせて、その理由が単に「面白そうだったから」とか「退屈しのぎの余興」とか「政界からの指示」だったのだとしたら、これは全国のTOKIOファン、メンバー、被害者の方達に対して非常に傲慢かつ失礼なことです。この場を使って謝罪してください。

はっはっは(笑)謝罪?この私が?いいよ証拠を見せてくれるならね。いいか?土下座なんて単なるパフォーマンスに過ぎないんだよ。今までどれだけの債務者達が私に土下座をして、裏で舌を出して私を嘲笑ってきたか。私は大変傷ついているんだよ。私はどちらかというと被害者なんだ。それとも何かアレかね?キミは私に何か恨みでもあるのかな、、、ははは、、、どうもキミは私に突っかかってくるよねぇ、、、全く私としては心外だ。私はキミの実力を買ってるんだよ。

S〜〜〜!謝罪しろ〜〜〜!

はっはっは(笑)半沢直樹ごっこはこの辺にしておこうか。読者が退屈してるよ(笑)それにしてもよくオレが半沢直樹好きなの知ってたね。

Sさんの発言はどこまでが冗談でどこまでが本気なのか分かりづらいです。そして、合わせるのも非常に難しいです。

それがジャズだからね、仕方ないだろ。
最近のロックは全部ダメだね。特に邦ロック。何だあの変なオカマみたいにクネクネして気持ち悪ィ。オレが認めるロックはレッドツェッペリンとブラックサバスだけだ。

ロバートプラントもブロンドの長髪をなびかせてある意味中性的かと思われますが。クネクネしてますし、、、

まぁ、でも、あれは良かったな、ゲスの極み乙女。

意外ですね。

曲は聴いたことないけどな。

えっ。

絵音君の生き様こそ、ロックと言える。国民的清純派タレントを利用して、突き落とし、自分がトップに立つなんて、そう簡単に出来ることじゃないだろ?

ベッキーさん可哀想でしたね。

そう思うなら抱いてやればいいだろ?

えっ?

オレはそうしてやったけどな。

また衝撃的発言を(笑)

正直、ベッキーはオレのタイプじゃないんだ。でもあの時「私どうしたらいいんですか?」って、泣きながら相談されて、そんな時、優しく抱きしめてやるしかないだろ。

まぁ、そう来られたら、、、

それでオレはアドバイスしてやったよ「とにかく【友達】で通せ。非は認めるな」ってね。

そうだったんですか、、、それがまずかったのでは?

更に言えば、今だから言えるけど絵音とベッキーのLINEスクリーンショットをリークしたのはオレだ。

えー!!!!???酷いことしましたね。

そうか?ああでもしなければ終わらせられなかっただろ?オレは悪役を買って出たんだ、ベッキーのためにね。だけど、なんかおかしなことになった。オレの名前はほとんど出ずに、LINEのセキュリティが、とか、変な方向に話が行ってただろ?

私もあの事件以降セキュリティには気をつけるようになりました。

そこが間違ってるんだよ。セキュリティセキュリティって、何様のつもりなんだ?徳川家隠し金山の場所でも知ってるのか?セキュリティよりも、まずは自分をしっかり持つことだ。やましい事がなければ携帯なんて誰に見られても大丈夫なはずだろ?節税と脱税は違うんだ。いいか?面倒事を起こさない為には、まず、クリーンであること。次にクリーンであることをアピールすることだ。

あんまりクリーンでなさそうなSさんに言われたくないですが。

そうだね。オレだって自分が真っ白にクリーンだとは言わないよ。誰だって叩けば埃は出る。だけどさ、、、卒論がどうとか、ありがとう文春とか、傑作だったよなククク、、、あそこまで突き抜けられないよオレでも。

酷い言い方じゃないですか。

オレは、この件に関しては一番の被害者なんだよ。

と言うと?

あの頃ベッキーはさぁ、ゲス乙女いいよね〜、とか、今度絵音君とディズニーシー行くんだ〜とか、オレと付き合ってるのに、オレの腕枕の中で楽しそうに言ってきてたんだぜ?オレを嫉妬させたかっただけだったのかもしれないけどな。オレとしてはそんなこと言われても面白くも何ともないよ。「へーそーなんだ」とか「良かったねー」とか「凄いねー」とか返事してたんじゃないかな。内心、ベッキーはもういいやって思ってたね。

Sさんにも嫉妬心があるということですか。

あるどころか、オレの半分は嫉妬心で、半分は怒りだよ。嫉妬心や怒りが心を支配して爆発しそうなとき、フットボール選手なら走り込みでもすれば少しは落ち着くだろう。サイコパスならそういう時殺人をするんだろうな。オレはミュージシャンだからそういう時は「こんな奴と関わって心を痛めているよりスケールの一つでも覚えた方がマシだ」と考え、泣きながらメトロノームをテンポ400でかき鳴らし、トレーニングに没頭して、乗り越えるようにしてきた。そういう経験がなければ今のオレはなかったね。

怖いですね。

とにかく、オレはベッキーには酷い扱いを受けたんだ。プライドを傷つけられた。

だからリークしたと。

そういう意味じゃない。話聞いてたか?オレはベッキーのために、オレが悪者になってやろうと思ったんだよ。まぁ、ベッキーの話はやめよう。オレは彼女の今後の活躍と幸せを祈っている。今ではそういう気持ちしかないよ。

分かりました。それでは次の質問に移りたいと思います。

(前回の話は実は最終回ではありませんでした。もうちょっとだけ続きます)









それまでの人生はともかく、ジャズを始められてから全てが順風満帆になったということですか。

ああ、そうだ。ちょっと待て、、、これは現実なのか?夢なんじゃないのか?

何を言っているんですか(笑)今は2030年、現実ですよ。

今は2018年じゃないのか?

何を言ってるんですか(笑)

お前は誰だ?

私はジャズライフの編集者です。

だから、誰なんだ?

私は12年後のあなたです。

えっ。

冗談ですよ。

本当に冗談なのか?

、、、さすがSさん、感が鋭いですね。ただね、世の中には知らない方がいいことも多い。いや、むしろ知らない方が幸せに済むことの方が多いんですよ。

何を偉そうに。

すみません。Sさんの話し方に影響されてしまったようです。それでは質問を変えましょう。コンテンポラリージャズギタリストと呼ばれているSさんからしたら畑違いかも知れませんが、現在のロックミュージックについてはどうお考えですか?

まずはオレの質問に答えろ。

これはジャズライフのインタビューで、それ相応のギャランティもSさんに支払っています。私はインタビューする側の人間なので、誰も私の回答なんか求めていませんよ。

フン、小賢しい奴め。まぁ、いい。今のロックは、、、
ギターSです🎸

今回のメンバーは、

ボーカル Kayさん

フルート 石郷岡さん

ギター 藤本さん

ギター 久東さん

ギター 島崎

ピアノ Akiさん

ベース 田中さん

ドラム 阪井さん


最高に楽しかったですおーっ!


こういう形をずっと待ち望んでいました。RCブースター、POG2、ダイナコンプ 。


今回初めてキーボードアンプにギターを入れて使ってみました。コントロールはシンプルだし、低音はブレないし、これはいいですね。今後はVOXの最低なアンプを使うのをやめてキーボードアンプを使っていこうと思います。キーボードの音はPAから出します。


My Favorite Things、いい雰囲気出てたなァ、、、にやり 初めて会った人同士でああいう幻想的な雰囲気を楽しめるのは、ほんとにジャズならではですね。


特にクオリティを求めている訳ではなく、単に音を出して楽しむためだけの集まりです。お久しぶりの音楽活動のリハビリ、普段のセッションで試せないようなことの実験、単なる暇つぶし、、、とにかく100円で演奏し放題なので、お近くの方は是非気軽にご参加くださいおーっ!



そうそう、オレは毎日美女に囲まれて、Fenderからエンドースもされていて、グラミー賞も取ったし、慈善事業にも積極的で、ビジネスでも大成功して、素晴らしい音楽仲間に恵まれて、健康で、美味いもの食べ放題、美味い酒飲み放題、やりたいことしかやってない。まさに人生の勝ち組!何も不満なことはないし、後悔もないね!ガッハッハッハッハ!!!!








サーー





サーーーー





サーーーーーーー(雨の音)












ん、、、また朝から雨か、、






ふぁーーぁ、、






んー、なんか、、、不思議な夢を見ていたような気が、、、


確か石原さとみと付き合ってたとか、Fenderにエンドースされてるとか?


ははは、、、何だそれ、、、


ふぅ、、、だいぶ疲れが溜まっているようだ、、、



今日は、、、2018年、、、6月23日、、、土曜か!HMC活動の日だ!よーし、行くぜ!










オレ達の音楽活動はこれからだ!









(完)

長い間ご愛読ありがとうございました。ギターS先生の次回作にご期待ください。