佐々木さんと
文化経済学の佐々木晃彦先生と豊田駅前で

干し芋を買う
やぎりん、豊田駅前で干し芋を買う

10月7日は、昼は西荻窪。
午後は豊田へ行った。

8月9日、長野県飯山市に
《広い河の岸辺》の
キャンペーンコンサートに
たかこ・やぎりんバンド♪で
出かけたときに、コーディネータの
サリーさん♪に預かっていただいた
『広い河の岸辺』の本やCDなどを
回収するために、西荻窪へ。

サリーさんに連れて行っていただいて
昼食したのが
『バルタザール』という名前の
自然食レストラン。

完全ヴェジタリアンメニューもある。
A 豆腐のサクサク揚げ定食 がそれ。
ご飯も玄米が選べたし、これは
実によい食事で、大満足♪


バルタザールメニュー
カリッと豆腐

午後は立川の先の豊田で、
佐々木晃彦さんと打ち合わせ。
佐々木さんは、日本の文化経済学の
草分け的存在で、
文化経済学会〈日本〉
創設(1990)メンバーの一人。

フランス、カナダ、韓国など内外の
10を超える大学で教えてきたが、
今は、亜細亜大学と跡見学園女子大学で
講じていらっしゃる。

1990年
九州共立大学経済学部の教授時代に
ボクは佐々木さんと出逢った。
ボクは日本フィルの事務局員。
佐々木さんは、新星日本交響楽団
(現、東京フィル)の
評議員などもされていた。
その頃の新星日響の理事長は
黒柳徹子さんだった。

1990年はメセナ元年と呼ばれた。
文化経済学が注目された時と符合する。

文化と経済の関係を研究する学問。
社会的存在として在るべき企業が
文化とどう向き合うべきか、は
時代を越えて大きな課題である。
『企業文化論』のご著書も。

佐々木さん曰く。
日本人は見えるモノの評価には積極的だが、
見えないモノ、一瞬で消えてなくなるモノへの
評価がおざなり。
経済・経営も、その対象が
見えるものである場合が多いが、
音楽のように消えてなくなるモノも
経済・経営の対象とすべきである。
そこで、
大学教育で「アート・マネジメント」の
講座が必要と主張された。
久留米大学と新潟産業大学が経済学部に
文化経済学科を設置しているが、
佐々木さんは
この2大学でも最近まで「文化経済学」
「芸術経営学」「観光経営論」を
講じてこられた。

ローカル晃彦デビュー記事ジャパン・タイムズより

佐々木さんは、
お笑いの台本も書き、
漫才師(ローカル晃彦)として・
末広亭や国立劇場演芸場の
舞台に立っていらした。
(寄席デビューの時の英字新聞の記事があります)

九州共立大学を定年退職されて
日野市のご自宅に戻られてからは、
トロンボーン奏者として
タマ・ドリーム・ジャズ・オーケストラという
平均年齢70歳のビッグバンドに入団され
演奏活動も続けている。

佐々木さんinバンド
佐々木晃彦漫画

佐々木さんは世に出てすぐに
研究職や先生になられたのではない。

仙台の工業高校卒業後、
大田区の町工場で旋盤工、
日本の大学、フランスの大学院を経て、
落語家、桂小南師匠宅に居候。

広告代理店でコピーライター。
サハラ砂漠の西のはずれに
水産会社の社員として駐在されたり、
ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)で
貿易実務に専念、フランスに長く駐在。
篠山紀信さんと「シノラマ」制作などのお仕事も。
セゾン・グループ時代は
日本―ソ連の文化ビジネス構築を目的に、
度々、ソ連に長期滞在。

実にさまざまなお仕事をされて、
文化経済学という新しい学問の道に
入って行かれたのだ。
豊かな人生経験で語る
佐々木さんのお話は実に楽しい。

佐々木さんは山形県の
置賜(おいたま)地方、川西町のご出身。
ボクは川西町の北隣の長井市の出身。

ボクが日本フィル時代、佐々木さんは
東京フィルだったが、
出身地が隣町だったせいか、
気が合って、仲良くしていただいた。
佐々木さんの漫才の舞台は
全部見に行った。

ボクが去年7月、
NHKの『ラジオ深夜便』に出たのを
たまたま聴いた佐々木さんが
久しぶりにご連絡下さった。

ことし11月14日(土)に
いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪が
山形県川西町でコンサートが
できることになったので、
川西町ご出身の佐々木さんにも一緒に
行っていただいて、
2人の対談をコンサートの途中に
やってみようと考えた。

パラグアイ・アルパとアンデスのケーナ
という
世界にはなかったデュエット。
そこに歌を加えたトリオ♪

これは文化経済的に見て
成り立っていくのか?
学問的に分析をしていただけると
面白いかもしれない。


豊田駅からの帰り、東京駅行きの
中央線に乗った、と思った。
それ以外に行き先はないと
思って疑わなかった。
電車でメールを売っていたら、
車内アナウンスが

「次は新小平」と。

「あれ、そんな駅は中央線にないぞ。
 ボクは一体どこを走ってるんだ??
 新小平は武蔵野線の駅だよな。
 ボクは乗り換えてないぞ????
 一体何が起きたの?
 周りの乗客は平然としているなあ。
 アレ~~???と思っているのは、どうも
 ボクだけのようだ。
 タイムスリップしたのかな?
 新小平で降りて戻ろうか? 
 いや、面白いから戻らずに
 次の新秋津まで行こう。
 そこで何か出逢いが待っているかも・・・
 新秋津なら西武池袋線に乗り換えられる。
 新秋津の駅員に中央線から武蔵野線に
 入っちゃう電車があるのか? 訊いてみよう」

そんなわけで一日に4、5本、
「むさしの号」と呼ばれる電車があることを
知らなかったボクは、ドキドキの体験をして
その感覚がすご~く新鮮で、楽しかったドキドキ

ドキドキ日本は「創造的に普通でない国」をめざそう♪
http://amba.to/1KhP8nJ


ドキドキこのブログを訪ねて下さった方々に
幸運が訪れますようにクローバー


エッセイ『広い河の岸辺』も
大変好評で、販売中ですドキドキ

本の表紙
ドキドキやぎりんBOOK『広い河の岸辺』
(主婦と生活社)発売しました!!¥1000+消費税

完成した絵本表紙
ドキドキ葉祥明さんの絵本(文:八木倫明)
『ひろいかわのきしべ』(国土社)
発売しました!!


絵本『ひろいかわのきしべ』推薦文の
帯付きは初版のみです。
クミコさんと湯川れい子さんの言葉が
載っています。

ドキドキクミコさん
いま世界にあってほしいと思うものが
この絵本の中にあります。それは
暗い空をてらす、希望の光です。

ドキドキ湯川れい子さん
この歌は、これからの時代に愛され、
その時代を踏み越えて、
未来に継承されていくと信じています。


クミコジャケ写
合唱のスコアもついた
《広い河の岸辺》CD

本のご感想をお待ちしています。

やぎりんへのメールはこちら
yagirin88@gmail.com


★音魂、言魂コンサート♪
音霊チラシ
2015年11月4日(水)午後6:30
銀座 ヤマハホール
全席指定¥5000
お申込みは、やぎりんへ
yagirin88@gmail.com
080-5379-4929
出演
朗読:村上信夫
朗読:木村悠方子(まさこ)
揚琴:金 亜軍
ゲスト:八木倫明
主催:ゴールド音スタジオ
企画:NOBU企画

小金井チラシ
世界最小管絃楽団 たかこ・やぎりんバンド♪
コンサートSound For Life in 小金井

2015年11月25日(水)
午後1:30開演(3:30終演)
小金井 宮地楽器ホール
小ホール【定員150】
中央線 武蔵小金井駅南口前
(小金井市民交流センター)

ゲスト:歌と朗読
中村初惠【ソプラノ】
●前売料金(全自由席)
一般¥2500 学生¥1000
(当日はプラス¥500)
●お申込み
やぎりん
080-5379-4929
【E-mail】yagirin88@gmail.com


美浜チラシ
たかこ・やぎりんバンド♪
チェロ:古谷真未/歌:枝元一代
千葉・美浜コンサート
★12月3日(木)午後2:00
千葉市美浜文化ホール 音楽ホール
全席指定¥3000 学生¥1000
お申込み:yagirin88@gmail.com(やぎりん)
080-5379-4929(やぎりん)

川越チラシ
2015年12月4日(金)
午後2:00開演(4:00終演)
川越 文具のキムラヤ
八幡通りルーム【定員70】
●川越市新富町2-15-10 
 ルネス新富町スクエア2階
●西武線本川越駅徒歩6分。
JR・東武線川越駅徒歩8分。
八幡通り商店街沿い。
●前売料金(自由席)
一般¥3000 学生¥1000
一般当日¥3500/学生当日¥1500
●お申込み:やぎりんへ
【電話】080-5379-4929
【FAX】(03)6759-3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com

近江楽堂チラシ
12月9日(水)
◎昼の部
午後2:00開演(4:00終演)
★夜の部
午後6:00開演(8:00終演)
東京オペラシティ3階
近江楽堂(おうみがくどう)【定員120人】
京王新線初台駅下車すぐ。
●カトリックの礼拝堂を模した
素晴らしい音響のホール。
●前売料金(自由席)
一般¥3000 学生¥1000
一般当日¥3500/学生当日¥1500
●お申込み:やぎりん
【電話】080-5379-4929
【FAX】(03)6759-3297
【E-mail】yagirin88@gmail.com

12.11木星亀有
2015年
12月11日(金)午後1:00開演
かめあり リリオホール
亀有駅南口前イトーヨーカドー9階
前売料金(自由席)
一般¥2000(当日¥2500)
学生¥1000(当日¥1500)

1:00—2:00 アマチュア合唱団5団体
    ふれあいコンサート
2:15-2:30 村上信夫×やぎりん トーク・タイム
2:35-4:10 木星音楽団+大前恵子コンサート
お申込み
やぎりん
080-5379-4929
yagirin88@gmail.com


★台湾に広がる《広い河の岸辺》
http://amba.to/1z1p6NO


★画期的気づき。日本人だけがすること♪
http://amba.to/1BxgC2b


★《広い河の岸辺》の本質
『小さな死』からの出発。
http://amba.to/1oBdnE3


★地球人が渡るべき河のこと
http://amba.to/1t0E3O6

***********************

「なにも知らない。なにもできない。
なにもない。
なのに、なにかを求めている。
自分の微力は、よく承知している。 
とるに足りない才能についても自覚している。

でも、せっかく生まれて来たのだから
感動したい。共鳴したい。
おなじ心のひとに会いたい。

それがせめて
みじかい生命の軌跡の中で
ぼくらが望むものではないか。

ところであなたは・・・。


★『詩とメルヘン』サンリオ刊
1982年4月号 編集後記 やなせたかし  
◎やなさたかしさんの限りない優しさ
**********************

★音楽、落語、ラジオ、読書。想像力が抗認知症?
http://amba.to/1osUvYd


◎パラグアイ・アルパとボリビアのケーナの
合奏がなぜ現地にはないか?
文化人類学的考察はこちらです↓
★パラグアイ・アルパとボリビアのケーナが
現地で合奏しない理由


★佐村河内事件に思う♪
新垣隆さんは音楽界のシラノ。


★被災地演奏をつづける理由(わけ)
被災地演奏旅費支援カンパ送り先
カンパご送金の方には
『愛とヒューマンのコンサート委員会』から
被災地演奏の模様のDVD-Rをお送りします。
◎郵便振り込み口座
00180-2-612135 
八木倫明


★関係性を育むことの大切さ。
『星の王子さま』関連エッセイは
こちら。


★エーリッヒ・フロムの愛の論理と音楽