バイクと自転車と本と -51ページ目

今年のモトクロス

今日もモトクロった。水溜り&凸凹路面。

さて、今年の抱負を。
もう3月ですが、抱負を一つ。

モトクロス頑張ります。

抱負終わり。



正直、去年は真剣さという一点で良くなかった。
天気が駄目じゃない限り、ほとんど毎週走ってたから練習量はまずまずだった。
だけど、マンネリ感も少々。
ライディングのレベルが滞っている。

KXの足回りに悩んで、だいぶ長いことYZからレベルが落ちてた期間もまずかった。
なので、今年はこのままKXでいくか、機会があればYZに戻って、そこで終了。
もうほいほい乗り換えません。
ムダな労力。


今日走ってみて思った。
今の自分のレベルをもう一段階突破するには、
惰性で練習してたんじゃ10年やっても変わらない。
そういう時期に来てる。
継続は力なり、という段階は過ぎたような気がする。

俺ぐらいのレベルで停滞する社会人ライダーは結構いるような気がする。
去年は、
まぁここまで走れるようになったし、これ以上は結構危険だし、モチベ的にもんんんん、、、って感じだった。

でも、1ヶ月あいて先週と今日走って思った。

もう、飽きた。
このレベルには、飽き飽きした。
飽きてる!
4年間、モトクロスを第一に考えてきたのに、飽きてるという事実。
あんまりPCのディスプレイ右上に動画を置いておかなくなってるし。
以前は常時置いてて、いつでも理想の走り方に意識を向けてた。




特にフープス、
特に荒れた路面でのジャンプ。

ここを変えたい。


ここらで本当に真剣にやらないと、
やっぱりここで終わったか、となりそう。
もう若くない。


モトクロス頑張ると、どうしても自転車がおざなりになってしまうけど、
自転車30代からでも十分やれるような気がするので、
やっぱりこれまで通り、基礎体力作り、というスタンスで。


ロッソコルサ交換

やっとロッソコルサ装着。
天気が悪くて予約を幾度となく変更。
タイミングがよかったのは、春のセールにかぶったこと。
おかげで、
47000円+工賃が、42000円+工賃で46000円程度で交換できた。
RSタイチはオンでもオフでも重宝するショップ。

近くのKTMディーラーからは67000円と言われていたので、だいぶ安く済んだ。

それにしても、
オンロードのワインディングはホント気持ち良い。
ただ、タイヤは端まで使えません。
公道で端まで使ってる人ってどんだけのペースなんだろう。
それとも俺は乗り方がモトクロスなんだろうか。
腰はずらして乗ってるけど、走ってる時は深く倒そうという意識は全くなくて、
いかにスムーズに速く走れるかを考えてる。
でも、今回タイヤ交換するときにチェックしてみると、1cmくらい余ってて、
ええーー、結構なペースで走ってるのに1cmも余ってる…とショック。

モトクロスと一緒で、浅いバンク角でも曲がるんならそれが一番リスクないと無意識に判断してる。
モトクロスやっててタイヤを端まで使おう、なんて意識はあがらない。
だから、オンロードでタイヤ端まで使ってみようと思って家を出ても、
走ってるうちに意識から省かれていく。
フロントサスの動きとステップワークが上手く出来てるかに意識を集中してる。

端まで使おうと思ったら、
今ですらブログに書くのを躊躇う速度を出してるのに、もっと上げなきゃいけない。
スピード=バンク角、という認識は間違っていない、よね。
スピードはそのままで、バイクだけ倒す理由がない。
荷重の掛け方?
サスが動いてないせい?接地感は悪くないんだけど。

スーパーデュークの旋回性が高いのも原因なのかな。
CBR954の時は、今より遅かったけどタイヤは端まで接地痕だけは一応あった。
これは寧ろ良いことなのか?


端まで溶かして走ってる知り合いは今までいなかった。(モタード車はいたけど)
そういう人達は、もしかしたら引いてしまうぐらいのレベルなのかも。
初めてモトクロスコース行って、青ゼッケン(IB)の走りを見た時のようなレベル違う感。
ネット見てると、端まで使えないのは下手くそ的な認識を持っちゃうけど、それってもしかして普通のこと?


とにかく、
オンロードは体に負担が少ない分、色んな事を考えられるし、バイクの動きを集中して楽しめる。
楽しい。
マージン残して楽しめて、あーだこーだ考える事が絶えず湧いてくれば、まぁそれでいいか。





ついでにもう一つ買い物した。
待っている間に観てたThe Great Outdoors TENの出来が凄く良くて、10%オフなので購入。


Great OutdoorはALIASってところに製作が変わってから、雰囲気が変わったっぽい。
映画っぽいBGMで、ドキュメンタリー仕立てな撮り方。
BGMがあくまでBGMとして使われていて、前面に出てこない。
要所要所で緊迫感のある曲で、モトクロスの過酷さやドラマチックな演出をうまーく表現してる。

大学で英語を勉強してて、今全く仕事の役には立っていないけど、
モトクロスのDVD観る時は、ある程度理解できて良かったと思える。
インタビューや会話、実況音声が充実してるDVD。

ライダーや監督、メカやそれらを支える人達のやり取りを丁寧に追ってる。
ハードロックなBGMにスローのレースシーンの繋ぎだけ、ってのは変わり映えがなくて飽きるから、
ドラマを描こうとしているこの作品は凄く好印象。
固定ローラー回してるときにも観れる。

このレベルなら、2012シーズンも発売したら即買い決定。

モトクロス系のDVDはけっこう観てるけど、
これがこれまでででマイベスト。

アウトドアはタフな分、人間臭さが出てていい。
ここ最近では最高のシーズンだった2011スーパークロスを、ここまで味気なくまとめるか、
と感じたBAR TO BAR 2011と対照的。
2011アウトドアは、レースだけの映像だと裏側が分からない分、けっこう淡々としてたけど、
このDVDで見方が変わる。
ビロポートが好きだけど、ダンジー応援したくなった。


モトクロス久しぶり

土曜は一ヶ月ぶりにモトクロスして、
今日もまだ筋肉痛。足も腕も全身激しく。

一ヶ月も間が空いてしまうと、
以前と同じような感覚で走ると3周持たなくて、
特に腕上がりが酷かった。
毎週走ってリズムが出来るとあまり腕には来ない方なんだけど。

それと
一ヶ月ぶりに掛けるエンジンは新鮮で、
音でか!!って思った。
09以前に比べ、インジェクションになってかなり静かになったKXだけど、
それでもやっぱりレーサーだから
アクセルを煽った時の振動と音にちょっとびっくりした。
まぁ、新鮮味は最初だけで数秒で以前の感覚に戻ってしまうんだけど、
純粋に走るためだけのバイクに
自分の全力を注ぎ込んでライディング出来る、ってのはホントに有難いことだなぁと思った。

今更ながら、とても特別な事に感じた。
今日は路面が悪い&水溜りで一番大きなダブルは飛ばなかったけど、
これでしか体験できない非日常感。

ああ、この一ヶ月、俺は暇だったんだなぁ、と思った。


そんな今日の一番の反省点は、
「大げさなぐらい下半身でしっかりホールドしろ。」

路面が荒れてるのに、ホールドが甘いから振られて疲れる疲れる。

仕事の質≠プライベートの質

バイクが不調、天気が悪い、路面が悪い、走り仲間と都合が付かない、
などなどで、3週連続で走れていない。

ここまで長く走っていないと、
逆に乗りたいフラストレーションが溜まらない。

きのうなんて、
ずっとゲームやって過ごした。
固定ローラーのLSD暇つぶし用に友人から貰ったPSPで、
ギレンの野望というシミュレーションゲームを延々とプレイしてた。
ローラー乗ってればまだマシだけど、
きのうは乗らずに、完全に引き篭もってた。

さすがに、単調だった。
ゲーム自体には熱中してたけど、
日曜の夜寝る前に、「あー疲れたーっ」っていう充足感はない。


モトクロスやって体がぼろぼろになった翌月曜は
辛くて仕事がしんどい、
早く家に帰りたい、
時間経つのが遅い。眠い。

かなり疲れた状態。


だけど、
こうも単調な休日を過ごしてしまうと、逆に仕事が刺激的で、なんか充実する。

「休んでもすることないから仕事する」
って、有休消化出来ない仕事人間の言葉。
これかぁって思った。
これだ。

まぁサラリーマンなんだから、批判すべきことではないんだけど、
こんなことを続けていては、歳相応以上に老化していきそうだ。




今週こそは、絶対走る。

思い出しツーリング

スーパーデュークの走行距離は7000km台。
あと2ヶ月でちょうど2年経つけど、
自分の公道バイクとしてはかなり遅いペース。
とは言え、ほんとたまにしか乗ってない感覚なのに意外と距離いってる。

タイヤは純正のピレリコルサⅢがもう寿命。
なので次タイヤを検討した。
検討しようと思ったけど、
検討するまでもなく、コルサⅢの後継であるロッソコルサに決定。


以前も書いたように、
スーパーデュークRは走りが面白い。物凄く面白い。
積載性はオフ車以下だし、カウルもないし、長距離をまったり走るのは不得意だけど、
コーナーがあるだけでその他一切の不便は許せる。
ぐあっと開けて、ぐぐっとブレーキングして、バイクを倒し込んでいき、再びぐあっと開ける。

この過程が今まで乗ったことのあるどのバイクよりも気持ち良い。
ただ何に起因しての気持ちよさなのか、分からない。

エンジンなのかギア比なのか、
ブレーキなのかサスなのかタイヤなのか、
フレームも関係あるのか、或いはそれら全てのバランスによるものなのか。

だから、
このバランスを崩したくないという理由だけで、
タイヤを他の銘柄にするなんて選択肢はあり得ない。


ネットでタイヤの評価を見てみると、
ロッソコルサってかなり評判良いみたい。

けど高いなぁ。工賃込みで48000円くらい。これでもタイチのセールを利用。
モトクロスタイヤは5,6回走ったら7000円弱のMX51に交換してるから、
まぁ2年で前後48000円ってのは高い、というわけでもないんだけど、
それでも一気にくるときつい。


早くあったかくならんかなぁ。
10℃以上あればいい。
いまだと、うっかり山の方行くと残雪の轍があるから。

今の時期、ふらっと散歩がてらバイクに乗ると、
遠くの山が澄んでて綺麗。
スタッフルームは7階で、そこから遠くの雪化粧した山を眺めてると、
なんでこう、平日は綺麗に晴れるんだろう、と仕事やる気なくなってくる。

初めてバイクに乗って、初めて県外まで走りに行った時のこととか、
夜中に家を出てだんだん山際が明るくなってくるのを見ながら夜通し走った時とか、
そんとき後ろが付いてこねぇなと思ったら峠で転倒してたときとか、
アスファルトではじめてアクセルターンやってみた時の感動とか、
CBRで一速全開にしたらマジでジェットコースターだった時のスリルとか、
バイクに乗ってたら色んなことが新鮮で、楽しくて、
ああ気づいたら10年経ってしまってた。

19歳から今を振り返ると、バイクなしで思い出すのは難しい。

実験しながらぼーっと昔走った時のことを思い出しながら頭の中で走ってると、
また、ああいう風にバイクに乗りたいなぁと思う。

でも、
この歳になると、
学生時代の走り仲間は就職でバラバラor降りてるし、
モトクロス以外では、いつだって一人。

まだまだ自分の知らない道があるはずなのに、
なんか停滞しちゃってる。
同じ県に10年も住んでるからかな。


デュークを誉めといて何だけど、
次に買うバイクは高速で一気に距離を出せるSSタイプがいいかも。

遠くに行きたい。




週末前のモチベ

今週末も寒波くる。
天気、空気読めよって言いたくなる。
なんか週末に天気悪い率が高くて萎えます。

今年に入ってからあまり走れていない。
寒波が関係ない地域に住みたい。
雨も少ない方がいい。
カリフォルニアとか。
カリフォルニアに技術系の部署ない。
どこの会社も、技術系の最近の行き先は中国と東南アジア。

日本でいいです。



あー、
でもローラーやりたくねー。
モトクロスできません、外出れません、だからローラー、休日に。
っていうのは精神的にきつい。
物凄く面白い映画を見ながら、とかならいいけど、
先週見たミッションインポッシブル3はマジでつまらなかったなぁ。

モトクロス動画は1時間未満だと一番使える。
ストーリーを楽しむわけではないので、繰り返し性もある。繰り返し性。
ただし平日限定。
週末を想像しながら、というのが大前提だから。


運動系の趣味が充実してないと、
本を読む気力も湧いてこない。
積み本はあるんだけど。
天冥の標Ⅳ(小川一水)、街の灯(北村薫)、半島を出よ・下(村上龍)が途中。



こういうとき、
独り身っていうのは、孤独だなぁと思う。
人生長く感じる。

自分の会社、30代適齢期で独身者がまぁまぁいて、
そういう人達は何やって過ごしてるんだろう。
40歳以上にもなると、
いくら楽しい趣味があっても、
自分のためだけに生きていくのが辛くなったりしないのかな。

自分のためだけ、ってのが最近虚しいかもなぁと思い始めた。
入社してモトクロス熱中してた頃はこんなこと考えもしなかったけど。


歳取るってこういうことかなぁ。



あれ、しかもまだ金曜残ってる、、、

モトクロスなんてバイクに座ってるだけでしょ

ダーヌポの記事から。
たぶん、
普通の人はバイクレースが疲れる、なんて言われても、
野球やサッカーに比べたら全然でしょ。走るのはバイクだもん。
と考えるだろう。
なぜ疲れる道理があるのか、まるで想像できない。しょうがないこと。




For people who say "Motocross is easy"
(動画見ても身体への負担はあまり伝わらないだろうけど、見てると息が上がりそうなオンボード)

自分もやっと憧れのモトクロスを始めた時は、
俺モトクロスやってます(ふむんっ)って感じだった。

勝手に一人で誇らしかった。

でも最近は初めて会う人に趣味の話を振られたときなど、
正直にモトクロスって言おうかどうか迷うことがある。美容師とかね。
なんかリアクションがだいたい想定できるし、
そこからどんな会話になるのかも読める。何度も繰り返してきた。もう面倒くさい。

最近は自転車って言うか、本って答えるか。

普通の人はモトクロスなんて知らない。
そして、絶対に”想像”も出来ない。ここが重要。
例えば、
ラクロスとかハンドボールとか、モトクロスと同じくああいうマイナーな競技でも、
説明すれば、まぁ何%かは分かってくれる。想像してくれると思う。

でも、
モトクロスがどんなスポーツかなんてことは、普通のバイク乗りにすら説明し難い。
ましてやバイクすら知らない人になんて。

いや、やってることは飛んだり跳ねたりのアレねぇ、
と説明は出来るんだけど(それでもトライアルと間違われたりするけど)、
”スポーツ”としてのモトクロスは理解してもらうことは難しい。

いかに過酷か、ってこと。

自分が今までやってみたスポーツで一番しんどかったのは?と聞かれたら、
1位:ボート(漕艇)
2位:モトクロス
3位:自転車、水泳
となる。

スポーツによってしんどさの種類が違うんだけど、
心肺、筋力、精神力、判断力、お金、時間、いろいろ総合して考えると、そういう順位。

ボートは、心肺と筋力の負担が半端じゃなくて、もう二度とやりたくない。
高校時代が懐古的に思い出せる今の年齢になっても揺るがない。
辛かった事が、良い思い出化しない。
辛かったから。
あれのしんどさは別格。


例えば自転車だったら、ほとんど心肺、少し筋力、
そこだけの苦しさに耐えていればいい。というシンプルさがある。
突き詰めていくと違うんだろうけど、やっぱり痛くなる要素はシンプル。


モトクロスがどうして過酷かと思うかというと、
もう駄目だ、筋力も心肺も限界、って状態で、
物凄い危険な速度や高さに生身を晒していることにある。

そんな大げさなもんじゃないと、モトクロスに浸かりまくってしまった人は言うかもしれないけど、
社会人としての一般的感覚を持ってる自分からすると、
モトクロスは真っ当な社会人のやる趣味ではない。と思う。

身体がしんどくて、その状態で且つ危険。っていうところが他のスポーツと根本的に違う。
モータースポーツ特有。

ロードの人になら、
峠で下りの最中にめちゃくちゃ筋力も心肺もハードな状況が2,30分続く、と言えばイメージして貰えそう。
ヒルクライムがいかに辛くても、危険ではない。
ペダルを回す、というすべき事がはっきりしている。
辛さに耐える心構え、みたいなものが明確だ。だから対処できる。


ジャンプ飛べなかった時期は、
明日練習したいけど練習したくない、怖い。って何度も寝る前思った。





というように色々書いたけど
まぁ実際は、
モトクロスがスポーツとして周りの人に認知されるかどうかは、
まずは自分自身の基礎的な身体能力がどうなのか、ってことだと思う。

国際A級の多くは脱げばがっしりしてるかボクサー体型が多いし、
AMAのトップに至ってはマッチョ。

お腹出てるのに、
「モトクロスはスポーツの中でも最も過酷な競技だ!」と力説されても誰も信じない。
走ってる現場は見せられないわけだし。身体がそれを現していないと。


社会人レベルでモトクロスやエンデューロを趣味にしてる人で、
ちゃんと基礎トレしてる人ってどれだけいるのか。
”スポーツ”だったら、普通はやることを。

コースには、
とても40歳以上に思えないような若い人がいたりする。
ああいう人の周囲では、モトクロス=スポーツと間違いなく認知されてるだろう。
体を見りゃあ分かると。

来年乗るバイクは

最近あまり書いていなかったので、連続で。

基本的にモトクロス、トレーニングにロードをやってると、
スーパーデュークに乗る時間はあんまりないんだけど、
それでもちょいちょい乗ってる。

例えばクルマで行けばいいのにスーパーにわざわざデュークで行って、
寄り道と称してぐるーーっとお気に入りのコースを走ってきたり、
ラーメン屋とか図書館に行くのに、寄り道と称してぐるーーっと以下略。


学生の頃と違うのは、
ツーリングという目的以外で、
ただ走るというだけのためにふらっとバイクに乗る頻度がめっきり減った。
何か理由を付けないと、カバーを外してブーツを履いて、といった儀式が面倒で。

理由がないと走れなくなってる。

ただバイクに乗りたいから走る。というだけでは、冬は寒いし夏は暑いし、、、なかなか。

もうすぐ30歳だけど、
気持ちは学生の頃とあまり変わってないと思ってた。
けどやっぱり変わるもんだ。

理由もなく走り回ってたあの頃とは違うんだなぁ。
当時はバイクが全てだったし、事実、移動手段はこれだけだったから、生活の一部でもあった。

バイクとの付き合い方が変わってきてる。
飽きたとか、そういうことではなくて。




と言いつつ、
乗ってみたいバイクは沢山ある。
来年あたり乗り換えようかなと考えることもあって、
そのときの候補の一台はまずBMWのS1000RR。上のPVもかっこいい。
直4は飽きてくるのは分かってるんだけど、
それでもあのどこまでも伸びていくエンジンがたまに恋しくなる。

直4でいうと、
アグスタのF4も興味がある。
$バイクと自転車と本と
なんつーか上品だけど色気もあるような。イタリア製品っぽいプレミアムオーラ。
無骨なKTMと対極なイメージ。


スーパーデュークを選んだのは、
高速でむちゃくちゃやらないように、敢えてネイキッドの中で元気なタイプから、という理由。
実際、日本のワインディングにベストマッチのギア比は、
今まで乗ったことのあるどのバイクよりも楽しい。

ただ、カウル付きにまた乗りたいなぁ、という気持ちもある。
そして、
一度ツインの面白さを知ってしまうと、
迷った末に結局直4は選ばないような気もする。直4はサーキットのためのエンジン形式かなぁという気がする。
その点ツインは公道でも面白い。走ってる!って感じがする。

そして、KTMの製品を初めて所有したけど、
機械としては思った以上にしっかりしてるけど、
よく言えば個性がある、悪く言えば荒削りなところは国産にはない魅力がある。
KTMというメーカーは好きになった。

だから、
モデルチェンジが噂されてるけど、またスーパーデュークを選んでもいい。
排気量が1200になるのは可能性が高そうだけど、
ネットを見ていたら、
2013のスーパーデュークはRC8のネイキッド版?みたいな予想も。
$バイクと自転車と本と
これはありそう。というかコストダウンの観点からもそうなりそう。

まぁ、
ネイキッドは150km/h以下で楽しさの90%以上を表現できないなら価値がないと思うので、
1200cc化はあまり嬉しくはない。
そこまでパワー出すなら、もうカウルは要るだろって思う。
ということで、2013でフルモデルチェンジするならRC8の方が興味あり。




$バイクと自転車と本と

興味のあるバイクは多いけど、
このスーパーデュークRはホントに良いバイク。
毎週モトクロッサーでガンガン自分の限界を試すように走ってるけど、
レーサーであるモッサーより、スーパーデュークRはよっぽど過激だ。

まず、ウイリーが怖くて出来ない。
CBR954ならまぁまぁ出来た。それほど恐怖感もない。
けどデュークは駄目。
なんかもうレスポンスが鋭すぎる上に、アクセルが軽過ぎで、
極めつけにサスが硬いから、
中途半端につないでも、あまり上がらずに前へ進む力に変わるか空転してしまう。

直4だと、中回転以下ぐらいで上げてそっから一次関数的にパワーが出るから安心感が強い。
予想外なパワーが急に出てくることがない。

デュークは、
モッサーのフィーリングを超強力にしたようなイメージで、
上げすぎてリアフェンダーずりずり、っていうオフ車でやっちゃうアレがかなり現実味のある恐怖になる。
アクセルがもうちょっと重くてもよかった。

デュークR乗りの人は絶対経験あると思うけど、
疲れて片手運転してるときに、
路面の凹凸でちょこっとアクセル開度が変わった瞬間に加速して思わず振り落とされそうになることがある。
こんなん国産SSではまずない。
日常的回転速度でのレスポンスがほんと鋭い。

これを制御出来るようになりたい。




冬のロード

サスOHが間に合わず、週末モトクロスできないと分かった木曜あたりの仕事はやる気が出なかったなぁ。
そんなんで士気落とすなよ社会人、って思うんだけど、
先週もろくに走れなかったので、いろいろと溜まってる。

まぁでも良い機会なのでロードをちゃんとやろうと思ってたんだけど、
気温低い、雪ちらつく、強風だわであまり時間掛けて走れなかった。

ロードは、
ヒルクライムだろうとエンデューロだろうと、
やっぱり基本的に心臓をおっきくしてベースを作るべきかなぁと思う。
だから、
しっかりLSDで長時間走るのが冬やるべきことなんだろうけど、
とてもじゃないけどローラーで3時間とか絶対ムリだ。

ローラーで2時間以上コンスタントにやってる人はほんとに凄いと思う。
1時間でも長く感じる。
せいぜい1時間半が精一杯だ。


たぶん自分は性格が短距離型なので、
長い時間運動するのが苦手。

3,4時間じっくり走るより、
1時間本気で走る方が気持ち良い。


きのうはLSDのつもりで外に出たけど、あまりに強風で寒いので、
心拍数160以上で90分メニューに変更。
このぐらいの時間なら、
最後の20分ぐらいは下ハンで全力で回せるから気持ち良かった。
出し切ったぁ、という感じで終われる。

そして今日はきのうよりも寒い。
なので、
近くの山にヒルクライム。
といっても、
斜度が10%~15%とえげつない角度で、時間にして10分くらいの距離しかない神社へ至る小さな山。
こんな斜度だとケイデンスがどうとか意識できない。
一番下のギアで、ひたすら踏む。全然ケイデンスなんて上がらない。
心拍数は常時180以上。
時間も短いし、気持ちをインターバルをやってるものと意識し直して、
10分ちょっと掛けて登っては降りて、3セット繰り返した。

たぶん
ヒルクライムの練習にはなっていない。
ただ、
最大心拍で、足に負荷掛けて重いギアをガシガシ踏む練習はモトクロスの練習としては意味がある。



それと、
今日初めてRFX8で立ちごけした。
信号で止まるときに、ビンディングを外し忘れて。
外し損ねて、ではなく、外す事そのものを忘れてた。
こんなことは初めてだ。
ローラー感覚が抜けないのか、、、気をつけよう。

走るためだけの道具を持つこと

週末は荒れた路面のモトクロスを走ってきた。

足回りを変えてから荒れた路面は初。
印象としては、
もう自分のライディングが足りないからと考えていいと思った。

バイクがどうこうというより、ライディング。

やっと、こういう風に思えるようなった。
問題が自分の技術なら、反復や試行錯誤が練習になる。

$バイクと自転車と本と
この日は水溜りがたくさんでバイクがドロドロ。
それを洗車して、夕日が当たっているところ。
この角度からのモトクロッサーが一番好き。

KXがどうこう、ではなくて、
モトクロッサーはすべてのバイクの中で一番ムダがなくて、綺麗だと感じる。
走るためだけの機能しかない、純粋なバイク。
走ることしか、能がないバイク。


学生の頃を思うと、
レーサーを所有してる、ってだけで社会人やってる価値があるなと思う。
トレールでは絶対に出せない性能。

数十mも飛んだり、着地したり、凸凹を駆け抜けたり。
普通の一般のサラリーマンがこんな遊びをしてもいいんだ、ってぐらい贅沢に感じる。

毎週、バイクをクルマにしまって家へ帰ってるときに思う。
なんだかよく分からないけど、
俺は今の仕事をして、
別に直接商売をして金を稼いでいるわけでもなく、
最終顧客に会ったことなど一度もないまま、
こうやって走るだけしか存在意義のないバイクなのに
わざわざクルマに積んで移動するという一般の人には理解できないムダさ加減。を満喫できる喜び。
なんでこんなことしていいのか、何に誰に許されてるのか不思議。



まぁ、
今日は各社で第3四半期の発表があった。

ほんっとに、日本企業は今苦しいね。
うちの会社も下方修正した。
円が1円で何十億も営業利益が飛ぶのに、最近は76円台。
トヨタは1円で300億以上って半端じゃない。
クルマに電機系、輸出企業にとって痛い状況が終わらない。

貿易赤字に増税に、
モトクロスを毎週出来ているだけで、ほんとにありがたいと思います。

KXも乗れるようになったし、
今年は新車はひかえようかと考え中。