神に癒された10人 - 感謝したのはたった一人だけだった。 | 死ぬまでに必ず知っておくべきこと - JESUS

聖書に、神であるイエスが10人のハンセン病患者を癒した話があります。

 

 

 

ハンセン病は皮膚病の一つで、当時は治療法もなく、感染すると隔離され、多くの人は孤独の中生涯を終えるほど、重大な病気として捉えられていました。

 

 

 

人々は感染を恐れ、ハンセン病患者を見ると近よりもしませんでした。

 

 

 

 

そんなハンセン病を患った10人の男性がいたある村に、イエスが到着した時のことです。

 

 

 

 

彼らはイエスを出迎え、遠くに立ったまま声を上げてこうお願いします。

 

 

 

 

「イエスさま、先生、どうか、わたしたちを憐れんでください」(‭‭ルカによる福音書‬ ‭17:13‬‬)

 

 

 

 

 

これを聞いたイエスは、彼らに祭司のところへ行くように命じます。

 
 
 
 
神がユダヤ人に与えた律法で、皮膚病にかかった人は、その都度祭司に検査してもらい、軽重の判断をしてもらう必要があったからです。(レビ記 13章)
 
 
 
 

 

イエスに従い、祭司のところへ向かっていた彼らのハンセン病は、あっという間に綺麗に消え去りました。

 
 
 
 
イエスが治してくれると信じて疑わず、イエスに従順だったからです。
 
 
 
 
イエスという神の力により、当時不治の病と言われ、人々から恐れられていたハンセン病がすっかり治ったこの10人の喜びは計り知れないものだったことでしょう。
 
 
 
 
これほどまでの奇跡を起こした神であるイエスに、感謝してもしきれないほどでしょう。
 
 
 
 
しかし、お礼を言いにイエスのところへ戻ってきたのは、その10人の内たった1人でした。
 
 
 
それも、サマリア人という、当時ユダヤ人とは敵対関係にあった民族の男性だけでした。
 
 
 
 
他の9人は、イエスに感謝することもないまま、自分の人生を楽しむために去っていったのです。
 
 
 
 
喜びの余り大声で神を賛美しながら戻り、イエスの足元にひれ伏してイエスに感謝したサマリア人に、イエスはこう言います。
 
 
 
 
「清くされたのは十人ではなかったか。ほかの九人はどこにいるのか。 この外国人のほかに、神を賛美するために戻って来た者はいないのか。」(ルカの福音書 17:17-18)
 
 
 
 
そして、
 
 
 
「立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」(‭‭ルカによる福音書‬ ‭17:19‬‬)
 
 
 
 
と、この男性を送り出します。
 
 
 
 
 
 
この話を読むと、神に感謝もせずに去っていった9人のことを、「なんて浅はかなんだ」と思ってしまいがちですが、同時に私たちもこの9人と対して変わらないということに気づかされます。
 
 
 
 
 
日々の暮らしを見つめてみると、私たちは神に感謝することを忘れることがよくあります。
 
 
 
 
神の助けが必要な時、神に叶えて欲しい願いがある時は神を強く求めるのに、一旦窮地を抜け出せたり、欲しいものが手に入ると、私たちはそれに対して神に感謝することなく、「もう大丈夫です。」と、もう強い気持ちで神に祈ることも、神の喜ぶことをしようという気持ちもありません。
 
 
 
 
 
また、自分たちがどれほど恵まれ、守られているかにも気づかず、ないものばかりを欲しがっては文句を言ったり、現状に不満を抱きます。
 
 
 
 
 
今ある全てのものが、神の祝福によって与えられているにも関わらずです。
 
 
 
 
私自身、日々の生活の中で、欲しいものや、起こってほしいと願うことばかりに気を取られるあまり、神への祈りがそればかりになることがあります。
 
 
 
 
今日生かされていること、何不自由なく快適に生活できること、毎日食べるものがあるということが当たり前になり、それが全て神の恵みによるものだということを忘れてしまったりします。
 
 
 
 
 
それだけでなく、
 
 

 

 

 

 

イエスの十字架での苦しみと死によって、私の命は救われたのだということ。

神は私が救われるまで生かしてくれていたということ。

神を冒涜していた時でさえ、私を見えない危険から守り続けていてくれていたこと。

私が犯した罪全てを、快く許してくれたこと。

こんな私を、受け入れてくれ、どんな時もそばにいてくれること。

イエスなしでは地獄に行くしかなかった自分が、天国を約束されているということ。

 

 

 

 

 

という、神が溢れるほどに与えてくれる愛と憐みに対し、感謝の気持ちが全然足りないような気がします。

 
 
 
 
私たちは皆、イエスがいればほかに何も必要ありません。
必要なものは、全てイエスにあるからです。
 
 
 
 
 
 
神へ感謝しないまま去っていた9人ではなく、賛美しながら戻り、神にひれ伏して感謝したサマリア人のように、どんな時も神への感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思わされたお話でした。
 
 
 
 
 
 
アーメン✝️
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Father in heaven, thank you so much for everything that You give and do in our lives. We are so rich in You. Thank you for Your love and forgivenes, Your mercy and grace, Your sacrifice and suffering, and giving us life in heaven. I pray that You would be blessed, honored, and glorified. in Jesus name..  AMEN.