Free the hand.
成長するにつれて
自分を守るためにアレコレと
頼りにすべきものを教わり
それなりに掴んできたけれど
いつの間にか
それらから手を放すのが怖くなり
しがみつくものが増えて
自由に、気軽に、身軽に
新しい場所へと
移動できなくなってしまう
しがみつかず、手を放して
気楽に、自由に身を任せたいのに
己を守りたがる自分に逆らうのは
ムズカシイ
内側の転換
誰も行かない道を行くことに
恐れはなかった。
皆が行く道を行かないことを恐れた。
当たり前と言われる道を
安全と言われる道を
得だと言われる道を
正解だと言われる道を
いいねと言われる道を
頑張ってるねと言われる道を
行かないことを、酷く恐れたんだ。
皆が行く道を
皆に合わせて行くことにしたけれど
かすかにゴールが見えてきた今になって
苦しくなって、立ち止まってしまった。
でもまた歩き始めた。
同じ道を、今度は反対の向きに。
向かい合う人にゴチゴチぶつかりながら
戻ってみようあの場所に。
足元に誰も行かない道があったあの地点に。
標べのないおぼろげな光だけが見えていた
あのポイントに。
縁の様相
他の誰かとつながりを持ち(保ち)たいと
望み欲する時「支配するか、隷属するか」の
二択しか持ち合わせていない人がいる。
この人たちは
他人は肉体的、感情的な痛みによる
脅迫によって動く、動かすものだと
身を持って学んだ人
そして、その人たちはそれが通用する相手を
互いに求め合ってしまう。
生き方の感覚や道理が通用しない相手は
ただそれだけで未知という脅威なのだから。
それが通用する同類だけが、そのシステム上で
自分に存在承認を与えることができるのだと
信じてやまない
求めてやまない
そんな類の「私」が、誰かの「私」と相乗して
必死になって「私」を築き、支え、守り、絶望し
嫌悪し、責め、破壊し、ドラマを紡いでいく。
それもまた「生きる」様相。