下町コルト

下町コルト

最近はマカロニウエスタン専門でブログ更新しています。

14時も過ぎ、いよいよ滞在時間も残すこととなったイギリス。地下鉄に揺られ到着したのはハマースミスという駅だった・・・

 

イギリスのバンド、クラッシュの曲に「ハマースミス宮殿の白人」という曲がある。

ハマースミスという所の駅近くにあったライブハウスで起きた出来事を歌にしたらしいが、今はそのライブハウスも残っていない。しかし、代わりと言ってはなんだが、当時「ハマースミス・オデオン」という元は映画館だったコンサート会場があり、そのクラッシュやクィーン、YMOなんかのコンサートが開催されてたようだ。そこを見たくてここまで来てしまった・・・・

 

 

ハマースミスアポロ

 

そんなちょっとした動機で訪れたこのコンサート会場だが、現在は「オデオン」から「アポロ」と名称が変更されている。残念ながら改装中らしく、周りに囲いがされ、そんな中でイベントも開催中のようで、警備員がウロウロしている状態だった。

 

まあ、仕方ない。そんなわけでここも残念な感じだったなぁ〜。てか、「ハマースミス宮殿」(本当はハマースミスパレスって名称だけど、曲の邦題が直訳なので)ってライブハウスが残っていたら言うことなかったのに・・・

 

しかし、今日は何のイベントがあるんだろう・・・・

 

 

 

Rutland Arms

ここで奥さんのリクエストにより、「Rutland Arms」というパブへ向かう。
14時半を過ぎ。流石にそろそろ遅いランチにしない?って事で・・・・
場所はテムズ川に沿ったところで、まず店の前にあるテーブル席で撮影。背景にハマースミス橋が映り込む絶景スポット(まあ、言い過ぎだけど・・・)
そんな撮影会の後に入店。
ここで2回目のフィッシュが&チップスとギネスをいただく。午後3時くらいだったが、地元の老人が犬の散歩の途中に来店され、ビール一杯を飲んで帰って行った。そんな姿が微笑ましく感じた。このオジサンが羨ましかった。こんな老後を送りたいなぁ。と。
こちらは日本に帰ったらまた仕事が待ってると思うと・・・・まだ引退できないよなぁ。
 
到着した一皿は、何気にヴォリュームがある感じ。本日はタルタルソースでいただく。
油物だけどひつこさを感じず、空腹も手伝って、割とスイスイ食べてしまった。
ご馳走様でした。
そしてここでもトイレを拝借。
すでに15時は過ぎていた。
ここは映画「ボヘミアン・ラブソティ」のロケ地だったと後で奥さんに聞く。フレディ達とマネージャーが出会うシーンらしい。今度確認してみよう・・・。
 

 

ハイド・パーク・コーナー

 

食事を終え、ハマースミスを後にし、地下鉄で「ハイド・パーク・コーナー」で下車。

ここはなんとなく来たって感じ。自分のお土産として「ハードロックカフェ」のワンショットグラスが欲しかったので・・・

 

どんなところなのか予習しないで来てみた。

まあ、駅名からすると公園なんだろうけど。

で、結構広い公園。いくつかの建造物が建っているが、人は疎ら。

イギリスって、街中に突然広い公園があちこち存在する。ここもその一つ。

この周りは車がビュンビュン走ってる状況。

 

向こう側の道(反対側の歩道)へ行きたいんだけど、あちこち迷ったりしながら、なんとか目的地に沿った歩道へ。

googlemapを見ると、経路は歩いて4分にある「ハードロックカフェロンドン」なんだけど、結構時間かかったなぁ。💦

で、なんとか到着。このお店は「ハードロックカフェ」1号店。ロンドンにはピカデリーサーカスにもう一店舗あり、先日チラッと寄った。

店員さんから「どこから来たの?」とか聞かれた。

 

で、ハードロックカフェと言いながら、来店したのは「ロックショップ」の方で、レストランへは行かず。😄さっき食べたばっかりだもんなぁ・・・

 

ピカデリーサーカスまで行こうという事になり、ピカデリー通りをとぼとぼ二人で歩いていると、「日本大使館」を発見したりする。

 

ここって、パスポートとか紛失した時にくる所なんでしょ。そんな事態に陥らなくてよかった。

 

で、ピカデリーサーカスをぶらぶらしたんだけど、特に目的がなく、残されたイギリス滞在時間を消化してるって感じだったと後になって思う。

 

ホテルに戻る前に今日の夕食をホテル近くの「タコベル」でテイクアウト。貧乏旅行でよな。😄

なんだかんだでイギリス滞在は夕食難民に陥りやすく感じる。

午後食べたフィッシュが&チップスのお陰で、あまり食欲はないけど、トルティアとスナック、帰り際のお店で買ったビールを飲んでホテルでの夕食を終了。

最後にホテル近くにあったパブに行きたかったけど、我慢した。今になって行っとけば良かったと後悔している・・・・・😅

 

 

5日目も昼時を迎え、滞在時間のリミットが近づいてきた。後は残された目的地を辿る旅。寂しさも徐々に感じていた・・・

1月15日(月)

結局何も買わず見てるだけ状態で後にするデンマーク・ストリート(いや、最初っから買い物するつもりはなかったけど・・・)。次の目的は映画007の聖地巡り。いや、そんな大袈裟な物でもないけど。

トッテナム・コート・ロード駅から地下鉄に乗車。向かったのは「テンプル駅」

ここも映画「007 スカイフォール」で、チラッと出てきので行ってみた。

 

 

まあ、降りてみたけど、別に普通の比較的乗降客が少ないと思う駅。地下鉄内部のシーンはウォータールーかウエストミスター駅で撮影されたんだろうか?

 

まあ、いいや・・・

 

 

MI6

少し離れた場所にあるバス停からバスに乗車、「ボクソール」(と読むのだろうか・・・)停留所で下車。

テムズ川を挟んで見えてきたのがジェームズ・ボンドが勤務する(?)「MI6」

ここも映画「007 スカイフォール」の劇中で、派手に爆破されるシーンを思い出す。

まずはテムズ川を挟んで撮影会。いや、ついにここまで来ちゃったよ。

で、橋を渡りこの建物の近くまでやってきた。

まあ、普通の公共機関だよね。

でも、満足。本物を見られたんだから。007ファンの私にとっては・・・

爆破されるMI6

 

この時すでに13時近く。ここでまたもやトイレ捜索となり、まさかMI6でトイレ借りるわけにはいかず、ボクソール駅近くでカフェを探す事となる。駅近くに「プレタ・マンジェ」というイギリスのカフェチェーン店があったので、そこへ入店。このお店、確かホテルの近くにもあったよな。トイレを借りようとするが、ドアはロックされてて、会計して、レシートに表記されたパスワードを入力しないとドアが開かないシステムになっていた。何気にすごい!

で、またまたここでもラテをオーダーして、無事トイレ使用権をゲット。しかし、ここ、随分混んでたな。ビジネス街なんですかね。この付近・・・

 

 

 

 

ウエストミンスター大聖堂

ボクソール駅からバスでビクトリア駅へ。

この駅から歩いて行ける距離の「ウエストミンスター大聖堂」へ向かう。

ほんとターミナル駅と思われるビクトリア駅の近くに存在する割と大規模な教会。

 

早速中へ入る。こちらも入館無料。まあ教会だからね。(ウエストミンスター寺院は有料😅。)

中は映画でよく見る光景。宗教には関心がない自分だが、なぜか心が洗われた気がする。

静かな教会内では、随所に見られるキリスト像などに囲まれ、厳粛な気持ちにさせられる。

懺悔室なんてあって、まさに映画の光景同様だ。

「ゴットファーザー」とかね。あ、あれはイタリアの教会?だったっけ・・・

ただ、それと同様の構造だと思う。

ベンチに座ってみる。僅かではあるけど、自分の人生を何故か振り返り思い出す・・・

これって、自分なりに教会で懺悔してるんだろうか・・・😄

しかし中に教会関係者いないなぁと思ったら、出入り口にスーパー同様警備員が立っていた。ある人(たぶん観光客)は脱帽を要求さえてた。自分たちが入場した時には居なかったけどね。

 

この時点で14時近く。さっきのプレタ・マンジェではコーヒーだけ飲んで出たのでランチはまだ。

この旅行では、通してランチの時間が遅めだが、空腹も気にせずあちこち巡ってたんだなぁと振り返る。

 

 

さて、ビクトリア駅へ戻り次はハマースミスへ移動となる。

ビクトリアから地下鉄ディストラクト線でハマースミスへ向かう。17分程度かかるようだ。ロンドン市街は目的地が隣接していたのでバスか徒歩で余裕だったが、今回は比較的遠いのかな。

何しろ残された時間は少ない。無駄にはできない。そんな思いもあった・・・・

 

いよいよ実質イギリス旅行は最終日。さあ、最後の日を満喫しよう!

とは言いながら、かなり寂しさも脳裏にあって、足取りはちょっと重い

最後のホテルでの朝食。段取りは掴めたので、本日も爆食・・・でも無いけど腹いっぱい食べさせてもらいました。

食後、奥さんのリクエストでホテルの近くにあるスーパー「ウェイトローズ」というお店へ行く。開店は8時なので開店前に少し待つことに・・・

このスーパーのある場所は、ザ ブランズウィック センターと言うショッピングモール(まあ、言うほどデカく無いんだけど)の中にあり、飲食店が立ち並ぶ中に存在する。

目的は、「エコ・バッグ」!奥さんエコ・バッグを集めてる人なので、このイギリスのスーパーで販売しているそれが欲しかったらしい。

これは前日か前々日に下見をした結果らしいが、残念ながら欲しかったサイズのバッグが無く、このお店のPB商品やイギリスの食材を購入して退店。

 

 

その後、ラッセルスクエア駅周辺を散策。朝っぱらから映画かテレビ何だか知らないが、ロケ撮影が展開されてた!ちょっと気になる。

 

ラッセルスクエア朝の風景

 

大英博物館

ホテルの部屋に戻り、出掛ける準備をしている時、不意に奥さんへ「あと1週間イギリスにいたい」なんて言っていた。まだ物足りない気がした。冗談で言ったけど、本心。

と、言うわけで本日最初に向かうのは、「大英博物館」。「大英」ってあたりがいいですね。

で、奥さん朝の件(エコバック)が気に掛かっていたので、そのスーパーの支店に行くこととなる。

ホテルから博物館まで徒歩。十分行ける範囲。

google mapを頼りにいざ出発。

まずは奥さんご要望のスーパー「ウエストローズ」の小型店舗、日本で言えばイオンの運営する「まいばすけっと」みたいな感じのお店p「リトルウェイトローズ」へ向かう。

サウザンプトン・ロウと言う大通りで地下鉄ホルボーン役の近く。ありました。早速入店。

駅すぐ近くなので、コーヒーを買うお客さんが多く見られる。そしてエコバックは・・・

ありました。良かった。これで無事次のステップに進める・・・

 

 

ここから歩いて9分程度。いよいよ博物館へ。時間はまだ9時半。そして到着。

いや、ここも既に行列ができてる。💦平日の朝なのに開館前に多くの観光客で賑わっていた。

そんな中で静かに開館を待つ。そして時間になり入館。

ご立派な外観。期待は高鳴る。入館チェックを終え展示品の数々を見て回る。

 

と、その前に目に入った独創的な館内の内装。日ごろ博物館なんて足を向けない自分にとっては、こんな内装さえ新鮮に感じる。

とにかくヴォリューム感ハンパない館内。これまともに回ったら、1日かかるどろうな・・・しかもここも入館無料!驚きである・・・

そんなわけで、館内見て歩き、様々な展示品を見たけど、いちいち画像を貼り付けていたらキリがないので、自分が一番興味があった展示品が・・・・

アメリカのネイティブ・アメリカンの展示物。こんなの滅多に見られない。アメリカの博物館行けば、あるんだろうけど・・・

 

まあ、色々見ながら1時間程度で後ろ髪を引かれる思いで出てきたけど、本当に内容盛りだくさん。入館は無料だけど、美術館維持の為の募金は出入り口付近で募っていて、奥さん募金してた。えらいね・・・😅

 


デンマーク・ストリート

大英博物館から歩いて9分で到着する「デンマーク・ストリート」。そこは日本で言えば、東京の御茶ノ水みたいな楽器街。奥さんのオススメで来てみた。何軒か見て回ったが、外国の楽器屋さんって、扱ってる物は同じ何だけど、何か特別の物売ってるみたいな錯覚に落ちてしまう・・・

中には「ROLAND」のショップなんかもあったりする・・・
入店すると「どこから来たの?」とかフレンドリーな店員の問い掛けがあったり。
この通りでイギリスのミュージシャン、有名・無名は問わず買い物に来るのだろうか・・・
なんかそんなことを夢想してしまうストリート・・・
 
 

旅も4日目終盤となり、日曜日って事も重なり寂しさを不思議と感じる夕方・・・周りは暗くなって来た・・・

 

1月14日(日)

 

遅い昼食を終えて向かったのは、奥さんのリクエストでイギリスのデパートセルフリッジズ」へ行く。

しかし、女の人ってデパート好きだよね。入店しんだけど、別に買うものなくて、自分としてはなんか浮いてる存在である事を感じながら(だって高級ブランドがズラッと並んでるからね。)どこかのブランドのコラボで「ポケモン」のでっかいカイリューの像があったので一緒に撮影。

当てもなく彷徨ったあと、またもやトイレを借りて退店。

 

ナショナル・ギャラリー

映画「007 スカイフォール」で、ボンドガが初めて新任の「Q」と出会うシーン。その場所が「ナショナル・ギャラリー」

もうどっぷり暗くなって来たが、またもやバスでトラファルガー広場へ移動。この美術館にガラにもなく入館する。

そう、普段「美術館」なんて行かない人。だが、イギリスの美術館、博物館は無料な場所が多いんで、この機会に少し絵画でも見てみようかって感じで入館。もちろん「007」の影響もあるが・・・・

 

で、入り口にできた長い列に合流し入館時手荷物検査を受けるが、私の持っていた自撮り棒が係員の目に留まり、これは館内で使うなとの指示があり、なんとか入館。

 

気を取り直し、館内のベンチに座り撮影。そう、先程のシーンを真似て。でも流石に随分前の映画なので、館内のベンチも映画で映された物とは違うベンチであり、ちょっと残念。

そして色々絵画を見て回った中で、ゴッホの作品に出会う。

本当にこれがタダで見れちゃうんだから、イギリスっていいよね。

もちろん有料のエリアもあるんだけど、そちらはスルー。

写真も撮ったし、ゴッホも見たし、そろそろ出ようかとの事となり、毎度の事だけど、ここでトイレを借りて外へ出る。

もうトラファルガー広場は暗くなっていた。

 

 

シャーロック・ホームズ

4日目の夕食を・・・で、訪れたのは初日に覗いたけど、結構お客さんがいて躊躇し入店しなかった奥さんの知人からのお勧め店舗「シャーロック・ホームズ」。

ここで夕食を済ませてもよかったんだけど、折角のパブなんでビールを頂く。奥さんはコーラ。

やっぱりイギリスと言えばパブ文化。席が無い時は外で立ち飲みなんて風景も見かけた。飲んだのはギネス・ビール。黒ビールなんて滅多に飲まないけど、他のビールがどんなんだか知らないので・・・😅

どこのお店も多分ハーフか1パイント(568ml)で提供されていると思う。ここでは1パイントでオーダー。

初日の夕食時に入ったお店もパブだったが、食事なので別室での提供だった事もあり、なんとなくパブ体験としては物足りなかったが、本日はどっぷりパブでビールを楽しめた感じ。

平日の方がお客さんいる感じで、本日は日曜日なので席にも余裕があった。

で、ここでもまたまたまたトイレを借りて退店。

 

4日目の夕食

バスでユーストン駅まで来た後で、ホテル周辺のお店で夕食をって事となり「エバーズホルト・ストリート」って大通りを歩きながら、イタリア料理でもって案が出たけど、簡単に済ませたいから昨日も食べたけど、中華にするかと話がまとまり、先日から何度も見かけた中華料理の店へ入る。何しろ「ラーメン」が何故か食べたかった。

で、入店後少しして私はビールを頼み(またかよ!)その後ラーメンが到着。辛いラーメンなんだが、「何味」とか英語表記なのでよくわからず、なんかラー油が入った何とも知れない味がするラーメンだった。😅

奥さんが食べた麺もイマイチ、いやイマイチを超えたヘンテコな味で、二人とも失敗したと思い退店。他の物オーダーすれば良かったと後悔・・・

 

 

 

その後ちょうど隣にある昨日もきた酒屋バドワイザーを2缶購入(またかよ!)

ホテルへ歩いて帰る。

日曜日の寂しい通り。サザエさん症候群がイギリスまで押し寄せてきた。

実質明日1日で楽しかったイギリス旅行も終了。だんだん気持ちも下り坂。明日は思いっきりイギリスを体験しようとビールを飲みながら気がつくと寝ていた。(そしてまたしても、変な時間に目が覚めた・・・)

気温が日本より10度近く下回るロンドン。しかし、そんな寒さも苦にならず、がむしゃらに次の目的地へ向かう二人

 

1月14日(日)

ウエストミンスターからウオータールー駅方面に向かう。途中トイレを探し、スターバックスコーヒーで発見!入店するとすでに客用トイレの前は行列!仕方なくこの行列に接続。しばらくしてやっと用を足した我々は、そこでランチにすればいいものの、トイレだけ借りて退店!(酷い客、いや、客じゃ無い・・・)

 

しばらくしてウオータールー駅に到着。構内には入らず、駅周辺のバス停でタワー・ブリッジ行きのバスを待つ。

ウオータールー駅

タワーブリッジ

すでに13時を過ぎていた。バスが来て乗り込み、またもや2階席から車窓から見える風景をたのしむ。日曜日だからかどこも人混みが目立つ。

そんなこんなで到着。下車して少し歩きタワーブリッジに辿り着く。

 

しかしただの橋だけど、いちいち伝統・歴史を感じさせる造り。どこ行ってもイギリスを感じるが、もちろんここもイギリスの歴史を否応なく感じてしまう場所。思わず何枚も写真を撮影してします。

まだ昼飯食ってないのに・・・・

橋を渡り切ると、そこにはロンドン塔。ここも外観だけ見て終わり。中にも入れるんだろうけど・・・

XTCの曲「タワー・オブ・ロンドン」を思い出す。(嘘、その時は全然忘れてた。)この曲は、呑気な曲調だけど、歌詞の内容は暗いんだよね。

XTC「タワー・オブ・ロンドン」EP

 

 

 

カーナビー・ストリート

で、ここから今度はピカデリー・サーカス方面に戻り、憧れの「カーナビー・ストリート」へ向かう。

若かりし頃、イギリスの流行をいくつも生み出してきたと思われる最先端のストリートと聞いて、是非ここには来たかった。

モッズファッションの発祥地とも聞いている。

当時好きだったTHE JAMの「カーナビー・ストリート」って曲を思い出す。(これは本当に思い出した。)

しかし、残念ながら自分の想像と乖離したストリートだった・・・

自分が想像したこのストリートは、もっと雑多で、地域性が滲み出た下町のマーケットみたいな風景を思い浮かべていたのだが、その姿はブランドショップが立ち並ぶどこにでもあるような通りだった・・・

 

 

ただ、思ったのは、時代は変わる。自分の描いた「カーナビー・ストリート」は80年代、今は2010年代。

変わって当たり前、時間は無常にも流れて風景さえも変える。

そんなもの・・・あの頃のカーナビーストリートが残っている訳がない・・・・あれから何年経ってんだよ!と自分に言い聞かせたけど、まあ残念な事は否めない。

 

ここで奥さんのリクエストで、近隣にある老舗百貨店「リバティー」へ行く。

とにかく外観が個性的というか、伝統的と言うか、インパクトが強い。

 

内装もなんとなく百貨店ぽくなく、それほど広くもない。ただ扱ってる商品はなかなか高級品が多い。デパートだから当たり前なんだが・・・

ここでまたトイレを借りて退店。行く先、行く先トイレを見つければ用を足すって感じの旅だった😅。

 

 

100クラブ

そして「リバティ」から然程歩かない距離にある、こちらも老舗(?)のライブハウス「100クラブ」を訪れる。ここ、奥さんに言われないとスルーしてたと思う。すっかり忘れてた。奥さん Good Job!

彼女は旅行前にYOUTUBEで、イギリス関連の動画をよく見てて予習してた。偉い!

大通りに面して、周りはブランドショップなどが立ち並ぶロケーションの中にひっそりと存在していた地下にあるライブハウス。若い頃、ここも「カーナビーストリート」同様来てみたかった場所。

恐る恐るこの階段を降りて地下へ。まだ営業していないようで静か。ちょっとだけ中を覗き込み、戻って看板の前で撮影。

そしてこの入り口付近にあったポスター。これが本当に懐かしい・・・

「ラモーンズ」「アンチ・ノーウエアリーグ」「G .B.H」など、自分が若かった頃活躍されてたパンクバンドの名前が記されたポスター。これは先程の「カーナビーストリート」とは逆で、時間が止まっている場所のように思えた。懐かし・・・・

ここもスルーせず、来てよかった。

 

 

気が付くとすでに15時過ぎ!ランチも摂らずぬよくもったもんだ。で、その事に気が付き奥さんの勧めで、この近くにある「PAUL」というカフェで一休み。自分は硬めのフランスパンを使ったサンドイッチとラテで空腹を満たす。

このお店、奥さんが言うには北千住にもあるらしい。知らなかった。元々はフランスのチェーン店のようだ。硬めのパンは歯に厳しいが、ラテと一緒に胃に流し込む・・・

 

 

遅過ぎた昼食を終え、辺りは少し暗くなってきた。

しかし次の目的地へ向かう二人・・・・