気温が日本より10度近く下回るロンドン。しかし、そんな寒さも苦にならず、がむしゃらに次の目的地へ向かう二人
1月14日(日)
ウエストミンスターからウオータールー駅方面に向かう。途中トイレを探し、スターバックスコーヒーで発見!入店するとすでに客用トイレの前は行列!仕方なくこの行列に接続。しばらくしてやっと用を足した我々は、そこでランチにすればいいものの、トイレだけ借りて退店!(酷い客、いや、客じゃ無い・・・)
しばらくしてウオータールー駅に到着。構内には入らず、駅周辺のバス停でタワー・ブリッジ行きのバスを待つ。
ウオータールー駅
タワーブリッジ
すでに13時を過ぎていた。バスが来て乗り込み、またもや2階席から車窓から見える風景をたのしむ。日曜日だからかどこも人混みが目立つ。
そんなこんなで到着。下車して少し歩きタワーブリッジに辿り着く。
しかしただの橋だけど、いちいち伝統・歴史を感じさせる造り。どこ行ってもイギリスを感じるが、もちろんここもイギリスの歴史を否応なく感じてしまう場所。思わず何枚も写真を撮影してします。
まだ昼飯食ってないのに・・・・
橋を渡り切ると、そこにはロンドン塔。ここも外観だけ見て終わり。中にも入れるんだろうけど・・・
XTCの曲「タワー・オブ・ロンドン」を思い出す。(嘘、その時は全然忘れてた。)この曲は、呑気な曲調だけど、歌詞の内容は暗いんだよね。
XTC「タワー・オブ・ロンドン」EP
カーナビー・ストリート
で、ここから今度はピカデリー・サーカス方面に戻り、憧れの「カーナビー・ストリート」へ向かう。
若かりし頃、イギリスの流行をいくつも生み出してきたと思われる最先端のストリートと聞いて、是非ここには来たかった。
モッズファッションの発祥地とも聞いている。
当時好きだったTHE JAMの「カーナビー・ストリート」って曲を思い出す。(これは本当に思い出した。)
しかし、残念ながら自分の想像と乖離したストリートだった・・・
自分が想像したこのストリートは、もっと雑多で、地域性が滲み出た下町のマーケットみたいな風景を思い浮かべていたのだが、その姿はブランドショップが立ち並ぶどこにでもあるような通りだった・・・
ただ、思ったのは、時代は変わる。自分の描いた「カーナビー・ストリート」は80年代、今は2010年代。
変わって当たり前、時間は無常にも流れて風景さえも変える。
そんなもの・・・あの頃のカーナビーストリートが残っている訳がない・・・・あれから何年経ってんだよ!と自分に言い聞かせたけど、まあ残念な事は否めない。
ここで奥さんのリクエストで、近隣にある老舗百貨店「リバティー」へ行く。
とにかく外観が個性的というか、伝統的と言うか、インパクトが強い。
内装もなんとなく百貨店ぽくなく、それほど広くもない。ただ扱ってる商品はなかなか高級品が多い。デパートだから当たり前なんだが・・・
ここでまたトイレを借りて退店。行く先、行く先トイレを見つければ用を足すって感じの旅だった😅。
100クラブ
そして「リバティ」から然程歩かない距離にある、こちらも老舗(?)のライブハウス「100クラブ」を訪れる。ここ、奥さんに言われないとスルーしてたと思う。すっかり忘れてた。奥さん Good Job!
彼女は旅行前にYOUTUBEで、イギリス関連の動画をよく見てて予習してた。偉い!
大通りに面して、周りはブランドショップなどが立ち並ぶロケーションの中にひっそりと存在していた地下にあるライブハウス。若い頃、ここも「カーナビーストリート」同様来てみたかった場所。
恐る恐るこの階段を降りて地下へ。まだ営業していないようで静か。ちょっとだけ中を覗き込み、戻って看板の前で撮影。
そしてこの入り口付近にあったポスター。これが本当に懐かしい・・・
「ラモーンズ」「アンチ・ノーウエアリーグ」「G .B.H」など、自分が若かった頃活躍されてたパンクバンドの名前が記されたポスター。これは先程の「カーナビーストリート」とは逆で、時間が止まっている場所のように思えた。懐かし・・・・
ここもスルーせず、来てよかった。
気が付くとすでに15時過ぎ!ランチも摂らずぬよくもったもんだ。で、その事に気が付き奥さんの勧めで、この近くにある「PAUL」というカフェで一休み。自分は硬めのフランスパンを使ったサンドイッチとラテで空腹を満たす。
このお店、奥さんが言うには北千住にもあるらしい。知らなかった。元々はフランスのチェーン店のようだ。硬めのパンは歯に厳しいが、ラテと一緒に胃に流し込む・・・
遅過ぎた昼食を終え、辺りは少し暗くなってきた。
しかし次の目的地へ向かう二人・・・・