血中ビタミンDと亜鉛測定のススメ | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

数年前から自分の健康管理のために趣味で勉強を始めた分子栄養学。

 

自分が摂取したいと思ったドクターズサプリを仕入れて、最初は自分だけ飲んでいました。

 

それが家族にも広がって、スタッフまで飲むようになり、あまりにもみんな体調が良くなるので、同じような悩みを抱えている患者さんにもお話したら、是非とも飲んでみたいという患者さんが一人、二人と増えていき、患者さん販売用に導入を決めて数年。

 

私と同じように足りない栄養素を補ってあげたら

 

体調が良くなった

疲れにくくなった

風邪を全くひかなくなった

肌がキレイになった

便通が良くなった

 

などなど、嬉しい報告をたくさんいただくようになりました。

 

何を補えばいいのか分からない

 

という人にオススメしていたのがこれ。

 

 

本当は分子栄養学的な検査をして、足りない栄養素を特定し、それを処方するというのが基本なのでしょうが、検査代が結構高いので躊躇していましたあせる

 

でも最近、検査希望の患者さんが増えてきたので早速検討。

 

院長が脳出血で倒れて入院したのをきっかけに、分子栄養学を本格的に学び始め、栄養学的に調べたいモノをリストアップ。

 

コストも考えメニューを作りました。

 

もしご希望の患者さんがおられたら是非、診察室でご相談下さいウインク

 

 

最近、検査を受けられた患者さんが数名おられるのですが、なんと、全員、血中ビタミンD濃度と亜鉛が著しく低かったのですゲッソリ

 

ビタミンD濃度も亜鉛も全員が欠乏症と判定されました。

 

かなりヤバイ状態ですあせる

 

なぜなら亜鉛もビタミンDも免疫に欠かせない栄養素だからです。

 

コロナ感染予防の鍵となる栄養素なので、これはしっかりと補っておきたいもの。

 

 

 

 

コロナにかかった患者さんの亜鉛が著しく低かったという話は以前ブログに書きました。

 

 

また亜鉛は皮膚症状とも密接に関係しており、難治性の肛門の皮膚炎の患者さんも亜鉛低下が見られ、亜鉛のサプリメントを内服してもらうと治ったというケースも経験しています。

 

亜鉛とビタミンDが低いと手術の傷の治りも悪く、傷のトラブルが多いことが予測されるため、術前検査の項目にも急遽、追加しました。

 

血液検査で栄養素の値が分かると、それに応じてサプリメントの摂取量を調節できるメリットもあります。

 

欠乏症の患者さんには通常の5倍量を内服してもらう必要があり、1ヶ月後にまた測定し、血中ビタミンD濃度が上がっていれば減量していきます。

 

不足をちゃんと補い、充足できたら減らせるので過剰投与の心配もありません。

 

欠乏症の患者さんだと、マルチビタミン&ミネラルだけではビタミンDと亜鉛の不足は補えません。

 

検査して良かった・・・滝汗

 

と思いました。

 

 

サプリメントを内服する前に検査しておけば、どれくらい吸収されたか、効果があるのかも判定ができます。

 

今飲んでいる人も本当に効果が出ているのか分かります。

 

 

それにしてもビタミンDと亜鉛が低い人が多すぎる・・・汗

 

全部調べるのが無理なら、ビタミンDと亜鉛だけでも調べられますので、診察の時におっしゃってくださいねウインク

 

検査だけご希望の方は窓口またはお電話でどうぞ電話

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

夏ですね晴れ

地面が熱くて散歩できない季節がやってきましたあせる

 

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患者さんのリクエストで復活させた

化粧品と発酵素するりの記事は

コチラ下差し

 

便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術

 

2020年12月25日に本を出しました!

 

是非、本屋さんで買ってくださいドキドキ