ブジー治療でくじけそうになっている患者さんへ | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

肛門が狭い人に行っているブジー治療。

 

手術をしなくても、これで治るので最近はもっぱらブジー治療をやっております。

 

ところが・・・

 

痛いんですよねぇ・・・

つらいんですよねぇ・・・

 

これに耐えられない場合、本当に狭い人には手術をオススメするのですが、そういう人に限って手術はイヤですと汗

 

だったら頑張ろうよ

 

ということで励ましつつ、背中トントンしながらスタッフが癒しつつ、治療を進めているのですが・・・

 

それでも痛いもんは痛いわムカムカ

 

あー、また拡げに行くの

ゆううつー・・・ショボーン

 

と思って通院されている患者さんも多いです。

 

途中で挫折して来なくなっている人もおられるかもしれませんガーン

 

誰だって痛いの、イヤですもん。

 

気持ちは痛いほど、分かりますよー・・・。

 

でもね

その痛みを乗り越えた先には

本当に幸せな世界が待ってるんですキラキラ

 

だから是非とも頑張って欲しい。

 

「そんなこと言われても、先生は受けてないから分からんのや。」と言う声が聞こえてきそうなので、実際に受けられている患者さんからの励ましのメッセージを頂いたのでご紹介しますね。

 

なんと、メールのタイトルは

 

「ブジー治療とピンク色と秋晴れと」

 

まるで文学作品のようです笑い泣き

 

文章もうまいんですよね。

 

本当に文才のある方だと思います。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

〇〇です。

 

先ほどは、診察とブジー治療と楽しいお話をありがとうございました。

 

最近は治療よりも、むしろ先生や看護師さんのお話が楽しみになってきているのですが、患者の姿勢としてこれでよいのかちょっと疑問です(笑)

 

今日は、先生と看護師さんから、大阪や関西地方の方言に関する面白いお話をたくさん聞けて、超笑えました。

 

毎回毎回、楽しい話題が尽きず、いつも心がほっこり温かくなって帰路についています。

 

ブジー治療は回を増すごとにどんどん楽になっています。

 

以前は治療が終わった後も、お尻がヒリヒリして痛みも残り、数日は違和感が残ったままブルーな日もありましたが、今はダメージ感ゼロ、違和感ゼロで、治療後はピンク色です。

 

治療が終わるとお尻は完全に平常運転再開です。

 

ブジー治療をためらっている方、今ツラい思いをしている方、くじけそうになっている方にお伝えしたいのは、ちょっと辛抱すれば明るい世界が待っているということです。

 

さて、今日はとても気持ちの良い秋晴れだったので、またまた中之島公園に来てしまいました。

 

写真のように今日は本当に素晴らしい澄みきった青空が広がっています。

 

まるで、ブジー治療の苦難を乗り越えたことを祝ってくれているように思えます(笑)

 

中之島公園は、先生から薔薇園を紹介された時、初めて訪れたのですが、とても居心地が良いことが気にいってしまい、その後は診察の都度、毎回来ています。

 

コンビニで買い込んだお弁当、パン、お酒を抱え、中之島公園上を走る高速の下のベンチに座ります。

 

そして、一杯やりながら、他の家族連れやお年寄りたちのおしゃべり会合の様子を観察。

その辺の鳩にパン切れをやりながら、お昼ごはんを食べるというのが、めーっちゃいいんです!

 

楽しいんです。落ち着くんです。

 

微かな風のそよぎ、緩い時間の流れ、溶け込んでしまいそうな空気感、全てが心を穏やかにしてくれます。

 

(日頃の奥さんからの愚痴も忘れます)

 

こんな安くて楽しめる時間の過ごし方、あるでしょうか。

 

是非、他の患者さんにもおすすめしたいです(*^^*)

 

 

次回診察は、初めて2ヶ月後となりました。

 

ブジー治療の間隔が開いたことはとても嬉しいのですが、看護師さんや先生に会いに大阪に来れるのが遠くなってしまうことは、ちょっと寂しく感じました。

 

 

ではまた次回の診察、よろしくお願いいたします。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

いかがでしたか?

 

私が話すよりも説得力があるでしょう?滝汗

 

「この患者さんは自分よりも狭さがマシなんでしょう」

 

と言う声も聞こえてきそうですが、いえいえパー

 

そんなことはありません。

 

結構狭くてですね・・・

 

初めてブジー治療した時は悶絶しておられました。

 

こんな痛い治療してるのに、よく新幹線に乗って関東地方から来られるなぁと感心しましたよ笑い泣き

 

 

通院の目安ですが

 

他院の手術直後の肛門狭窄の場合、術後の通院と同じなので、週に1回のペースで大体2ヶ月くらい通って頂くことが多いです。

 

 

それ以外のケースは最初は月に1回ですが、肛門が拡がってくると2ヶ月に1回、3ヶ月に1回、4ヶ月に1回・・・とどんどん通院の間隔があいてきます。

 

 

この患者さんは月に1回のペースで通って来られていたのですが、肛門が拡がってきたので次回の通院を2ヶ月後としました。

 

毎月、大阪に来られるのを楽しみにされていたようで、寂しいと言われました滝汗

 

いたーいブジー治療なのに、通院を楽しみにして下さっていたなんて・・・有り難いですねぇ。

 

 

この患者さん、診察後、いつもメールを下さるのですよ。

 

中之島公園の写真付きでキラキラ

 

 

今までくださったメールも記事にしています下矢印

 

 

 

 

 

 

 

ブジー治療についてはコチラの記事も参考にしてください下矢印

 

 

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

ブジー治療の時に

ラブちゃんが居てくれたらいいのにえーん

と言われる患者さんも多いです

でも今は新型コロナのため

セラピー活動お休み中ですショボーン

犬は消毒できないもんねぇ・・・あせる

 

 

クリックお願いしますお願い

にほんブログ村 病気ブログ 痔(ぢ)へ
にほんブログ村

 

患者さんのリクエストで復活させた

化粧品と発酵素するりの記事は

コチラ下差し

 

便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術