以前からずっと言い続けていること。
肛門を洗い過ぎているから、
洗うのもほどほどにして下さいね
っていうこと。
私の外来には洗い過ぎて悲惨な肛門の人がいっぱい来られています。
何もウォシュレットだけじゃない。
ウォシュレットを使っていなくても、お風呂で洗いすぎていたり、ゴシゴシこすって拭きすぎていたり、おしりふきやウェットティッシュを使って念入りに拭いていたり・・・
もう
過剰なくらい
清潔にしすぎてるんです
でもね
皮肉なことに
お尻をキレイにしている人ほど
キタナイですよ
洗いすぎた人の肛門がどんなことになっているか
いずれ公式ブログで症例写真を掲載しようと思っています。
今、掲載している記事はコチラ
何も困ったことがなければいいんです。
でも
お尻がかゆい、ムズムズする
ヒリヒリ痛い
肛門の皮膚がつっぱる
などの症状があれば
2週間だけ
洗うのをやめてみてください
きっと症状が良くなるはずですよ。
そもそも
スッキリ排泄していたら
紙に便が付かないので
洗う必要ないんですよ。
だから
洗ってる人は
便がすっきり出し切れてないケースが多いと思います。
その排泄をなおさなければ
根本的に解決しません
以前、このブログでも記事を書いています
以上の記事をまとめたものがコチラ
(大阪肛門科診療所ホームページ内の「痔と便秘のコラム」でお探し下さい)
温水便座症候群 〜おしりは洗えば洗うほど皮膚が荒れる〜
この記事、実は私のブログの中で一番読んで欲しい記事でもあります。
世の中の常識を覆す内容だから意図的に読まれないのかもしれません
でも現場の生の声を伝えたい。
せめて私のブログを読んでいる人だけにでも・・・。
嬉しいことに肛門科の先生方が、公式ブログのこの記事をコピーして、受診された患者さんに指導用のプリントにしていると
このブログを患者さんに紹介して下さる先生も多く、少しずつ業界の常識が変わり、「肛門はよく洗って清潔に」という古い指導をしている先生がアップデートされることを願います
洗うのをやめるだけで良くなる患者さんが多いと思うから。
実際にそう言われたし
一人でも多くの人に知って欲しいです。
拡散して頂けると嬉しいです
診療所のセラピードッグ「ラブ」
通院中の患者さんから
「いつもラブちゃんの写真を見て
癒されています」
と言われます
ラブはたくさんの患者さんを癒しています
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