保険が効きません。
一人一人の患者さんに
結構時間をかけて診察をしているので
完全予約制となっています。
だから
受診される際には
お電話で予約を取って頂かなければなりません。
時々、スタッフが忙しくて
私が電話を取ることがあるのですが
その中で
よくある質問が
前に行った肛門科の診察が死ぬほど痛かったので、受診するのが怖いんですけど・・・

というもの。
絶叫して、そのあと気絶しそうでした

とか
診察の後、痛みのあまり歩いて帰れなかった

とか
痛みで失神してしまいました

などなど・・・
壮絶な体験をされた人もいるようです

そして
薬で眠らせて診察してもらえませんか?
とか
全身麻酔で診察して欲しいんですけど
とか
麻酔をしてから診察してもらえますか?
などという
希望や注文を付けてくる患者さんもいます。
でもね
そこまで痛い診察してませんよ。
だって
うちの患者さん
絶叫してませんもん。
診察後、普通に歩いて帰ってます。
そりゃね
切れてたり
腫れてたりしたら
ちょっとくらいは痛いと思いますよ。
でも
そこまでの痛みは・・・
正直、経験ないですね

本当に必要な場合は
局所麻酔をして
診察することもありますが
そんなこと
年に2~3回もないです。
それくらい
普通に診察できてます。
そして診察の時に皆さん
あ・・・
全然痛くない

前に受けた診察と全然違う!!

って感動してくれることも多いです。
たかが肛門に指を入れるという指診ですが
肛門を専門にしている医師と
そうでない医師とでは
全然違うと思います。
肛門を専門にしている先生だと
そんなに痛くないと思いますよ。
でも
肛門科の看板を掲げているクリニックは
星の数ほどありますが
専門にしている所は
日本全国でもごくわずか。
だって
医師免許さえあれば
誰でも肛門科の看板を掲げられますから。
その中で
なるべく専門性の高い先生を選ぶのは
本当に難しいようです。
少しでも参考になれば・・・と
以下の記事を書きました↓
「肛門科専門医の探し方」
「何が専門?」
「本業か副業か」
「女医さんはもうこりごりです(;。;)」
「ちゃんと肛門科の先生に診てもらってる?」
「専門じゃないって書いてて欲しかった!」
でも
専門医一覧には
内科・大腸外科・肛門科の3つの科が
全部一緒になっているので
どの先生が肛門科の先生なのかは
サイトを見ても分かりません。
先生に直接お尋ねになるか
自分で受診して確かめるしか
方法がありません。
また専門医資格を持ってなくても
肛門を専門にしている先生もいますから
専門医だけが絶対的な目安にもなりません。
あくまでも
一つの目安
として捉えて頂いたらいいと思います。
一度、肛門の診察で痛い思いをすると
肛門科=痛いところ
というイメージがついてしまって
もう二度と肛門科に行くもんか!

となり
二度と受診しなくなる人もいるようです。
そしてそれが
直腸癌や大腸癌の早期発見を
遅らせてしまう結果につながるのが
悲しいです

以前に受けた肛門科の診察が
あまりにもつらかったので
二度と肛門科に行くもんかと思い
長年、排便時の出血があるけど
放置していて
もう限界!

と思って
私の外来を受診された患者さんが
痔ではなく直腸癌だった・・・
という経験を何度かしています。
だから
以前に行った肛門科の診察が
死ぬほど痛くても
痛みに配慮した診察をしてくれる
肛門科の先生を探して
受診してみて下さい。
きっと
あなたの近くにもいるはずです。
肛門科の診察
そこまで痛くないですよ。
ちゃんと
専門にしている先生に
かかってくださいね。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
外出する時はラブは
お留守番です
「ハウス」と言うと
すごく悲しそうな顔をして
トボトボとハウスに入ろうとするラブ
哀愁漂ってます

外出する時はラブは
お留守番です

「ハウス」と言うと
すごく悲しそうな顔をして
トボトボとハウスに入ろうとするラブ

哀愁漂ってます